ウルトラマンジード外伝Story ofベリアル『闇の巨人と10の輝き』feat.機界戦隊ゼンカイジャー 作:世界一孤独なチンパン
祝!アニガサキ完結!!
そして祝!ウルトラマンデッカー&スーパースター2期放送開始!!我も首を長くして待っておりましたよ。
2期生の推しメンはぱっと見メイちゃんときなこちゃんですね。
前置きはこれくらいにして。それでは第2話その1ドウゾ。
後々ゼンカイジャーについての説明回も入れなくては…
【ゼンカイのあらすじ!(担当:ペガ)】
『情報処理学科1年にして我らが主人公『五色田リアル』は、優木せつ菜がスクールアイドルをやめたことを知る。その真意を聞くためにせつ菜に会うリアルだったんだけど···』
「これ以上私に関わらないでください」
『だけどリアルは夢を見つけた歩夢を目の当たりにし、立ち直る。それはそうと、なんでリアルの中にベリアル因子が···』
◇◇◇
世界で1番のワンダーランド!···そんな場所に、行けると思ってたのに···。
「かすみさん!!もっと振りを大きく!熱量が感じられません!!」
青空に響くとある少女の叱責。声質からして言うまでもない。優木せつ菜である。叱責の対象となったのは、現在進行形で膝に手を当て呼吸を整える金髪の少女。
「せつ菜ちゃん少し休もう?」
「詰め込みすぎは良くないよ···」
あまりにもハードかつ厳しい練習に、先輩である2人からストップがかかる。しかし、1度付いた火はそう簡単に消せないように
「そんな時間はありません!!スクールアイドルがすきなんでしょう?やりたいんでしょう!?」
彼女の火もまた、そう簡単に消えない所まで来ていた。
「こんなパフォーマンスでは、ファンの皆に大好きな気持ちは届きませんよ!?」
ここで1つ問うとしよう。火を消すには何が必要が。答えを言えと言われても、正解はひとつでは無い。水、消化器、自分の息。様々なものがある。中でも一般的に消化に使われるのは水。火と水は相対し合う存在するである。
故に、その燃えたぎる心の火がある一定の線を超えた場合、人はその心の火を消そうと消化剤を求める。
「でもッ!こんなの全然可愛くないです!!」
金髪の少女が放ったこの一言は、水よりも冷たく。それでいて火よりも熱い、ちょうどいい消化剤だった。
それから数日後、スクールアイドル同好会は活動休止。優木せつ菜は、学園からその姿を消した。
◇◇◇惑星ジェラルド◇◇◇
『ショゥラッ!!』
『ツェリャッ!!』
とある惑星で大地がうなる。砂埃が舞い、爆炎と煙があたりを包む。その発生源である2人の巨人は、大地を蹴り、目の前にいる怪獣に向かっていく。
『ギンガセイバー!!』
一人は四肢と胸、そして頭部に青いクリスタルを持つ戦士。今はそのクリスタルは白色に染まっており、右腕からは光の剣が出現している。
《ウルトランス!ハイパーゼットン·シザース!》
『ツォリャ!!』
もう1人は、黒と銀をメインとした体のあちこちにVを模した物を持つ戦士。今彼の右腕はとある怪獣の腕へと置き変わっている。そこから放たれる1兆度の火球が相手に向かって飛んでいく。
『クソッ!よりによってこいつにデビルスプリンターって···』
『ベリアルとやらも厄介なものを残してくれたものだな···』
今2人の前に立ち塞がる···いや、置かれていると言った方がいいのか?何せそいつは怪獣と呼ぶにはあまりにも変哲すぎる。一言で言うとなれば、ただの玉のようなもの。
そんな玉のようなものも、『四次元怪獣ブルトン』と呼ばれる立派な怪獣である。しかし、ただでさえ厄介な分類であるブルトンは、デビルスプリンターによってさらに凶暴化している。
ブルトンは名前の通り四次元関係の力を操る怪獣であり、時間を操る、周囲の物体を浮かす、定位置にテレポートするといった非科学的な能力を活かして戦う怪獣だ。現に今放たれた火球はテレポートによって避けられた。
「デビルスプリンターにはギンガコンフォートも効かない···あぁもう!こうなったら」
クリスタルを持つ戦士が腕から伸びる光剣を消し、クリスタルの発行が止まる。その後クリスタルの戦士は自信が出せる最大限のスピードでブルトンに向かっていった。
『ショウ!後は任せたぞ!!』
『何をするつもりだヒカル!?』
テレポートをされる前にブルトンにしがみつき、そのまま空中へと飛び立つ。
『はァァァッ!!』
次の瞬間ブルトンの体が発光したかと思えば、ブルトンとしがみついたクリスタルの戦士『ウルトラマンギンガ』を取り囲むようにしてる青色の穴が現れ、彼らを飲み込んだ。
『なッ···ヒカル!!』
彼の相棒『ウルトラマンビクトリー』が空に向かって叫ぶもそこには既に誰もおらず、虚しく虚無に響き渡るのだった。
◇◇◇◇◇◇
【OP:虹色Passions(CV:虹ヶ咲スクールアイドル同好会)】
◇◇◇生徒会室にて◇◇◇
「きゃー。猫よー」
突如として生徒会室前の廊下に棒読み感満載の悲鳴が響き渡った。
「猫?」
「なんでここまで侵入を許しちゃうのかね···」
リアルの言葉の最中に扉へと近づいていき、いつものようにドアを開ける。すると
「わぷッ!!」
菜々の視界が白へと染まった。その元凶は、先程の言葉どおり白猫。猫は菜々の顔から離れると、Uターンをしてさながらここの生徒であるかのように生徒会室を後にした。
「ミャウm(_ _)m」
ご丁寧にお辞儀をして。
「なんとまあ律儀な猫だこと」
「そんなこと言っている場合ですか!野生動物の校内での放し飼いは校則で禁止されてると言うのに···」
「どうするの?」
「私が捕まえてくるので、五色田さんは職務の続きをお願いします。後、朝香さんが変なことをしないように見張りも…」
「聞き捨てならないこと言うわね…」
菜々はその言葉を最後に、白猫を追うために生徒会室を去っていった。
この生徒会室にはリアルと菜々のほかにもう一人いた。その少女の名前は朝香果林。高校生らしからぬ色気と持ち前のボディでを持ち味に読者モデルをやっており、その収入は果林を含めた4人分の回らない寿司を奢れるくらいだとか…。
それはさておき、そんな学園中の誰もが認めるスーパースターが何故か生徒会室にお邪魔していた。果林は菜々が生徒会室を離れるのを見届けると、リアルに声をかける。
「ねえ、五色田君」
「なんですか?朝香先輩」
果林は近くにあった棚へ行き、そこにあった生徒名簿を手に取る。
「これ、暫く借りていいかしら?」
「ええ。いいですよ」
リアルの返事を聞いた果林は思っていた反応とは違ったようで、少し目を丸くする。
「あら。意外ね。貴方の事だから生徒会長に怒られるとか言って許してくれないのに…」
「俺も気になるんですよ。『優木せつ菜』の正体」
果林がここに来た理由を簡潔に言うと、せつ菜の正体を探るためである。果林の話を聞いた際(アニガサキ2話参照)、果林と同じ事を思っていたのだ。
『優木せつ菜』の正体は、一体誰なのだろうと。そんなわけで承諾した現在に至る。
「そう。貴方、優木せつ菜の協力者だったものね」
尚、果林にはリアルとせつ菜の関係性について果林の親友でもあるエマ・ヴェルデから聞かされている。
「頼みましたよ。朝香先輩」
「任せて頂戴。失礼したわね」
その言葉を最後にして、果林は生徒会室を去って行った。果林がその場からいなくなったことにより沈黙で包まれた生徒会室…
「何してんの?」
「ひぎゃあッ!?」
ではなかった。リアルは目の前で何かを探している金髪の少女を視界にとらえる。
「リ…リアル先輩…」
「だから先輩やめろって…。俺ら同い年だろ?」
「そ、そうですけど…」
目の前にいる少女の名前は中須かすみ。自らの
「…右側の一番上の引き出し」
「へ?」
急なリアルの発言に間抜けな声を出すかすみ。
「へ?ってスクールアイドル同好会のプレートだろ?」
「な、なんでそのことを!?」
かすみは驚いたように後ずさる。
「菜々先輩が同好会のプレート持って帰ってくるのを見て、かすみならこれ取り返しに来るのかなーって」
「…」
「それに…」
リアルはそこで言葉を止め、少し俯く
「同好会が廃部になったのは、俺の責任でもあるから…。それに理由も未だに知らないし」
リアルはそう言い、自虐的に笑って見せた。
「あ、リアル先輩…その…」
「かすみ」
かすみの言葉を遮ったリアルは彼女に向かってなにかを投げる。
「へ?わっ!とと…」
お手玉をしながらなんとか掴んだそれは、白い長方形のプレート。そこには『スクールアイドル同好会』の文字が。
「ほら。早く行かねえと生徒会長が鬼の形相しながら追いかけるぞ~」
「うわぁぁ!それは困ります!!」
「だったら早く行った!」
「はい!失礼しましたぁぁ!!」
かすみはそう言って全速力で生徒会長を出て行った。今度こそ生徒会室は静寂に包まれ、リアルは菜々に任された職務をこなすために生徒会長用の机に置いてある書類を手に取る。
「菜々先輩もいないし、少し座らせてもらお」
リアルは普段菜々が座っている椅子に座り、少しだけ生徒会長としての気分に浸りながら作業をすることにした。
◇◇◇???◇◇◇
所在不明の金色の空間。その中を、彼が歩く。
「奴はここにいたのか…」
巨人の前に現れた半透明のディスプレイ。そこに移されていたのは、一人の青年。
「間もなく頃合いだ。1つ試してみるとするか…」
金色の巨人『アブソリュートタルタロス』。彼はすぐ後ろにいた漆黒の巨人を見据える。
「お前の出番だ。『ダークルギエル』…」
「わたしは…全ての
ダークルギエルは呟き、タルタロスが作り出した金色の空間へと入っていった。
◇◇◇放課後・虹ヶ咲学園敷地内◇◇◇
「よし!これで終わりっと!」
リアルは先生から図書準備室にある段ボールの配達を頼まれていた。
『よいしょっと…。こっちも終わったよ』
「ありがとう。ペガ」
偶然にも準備室には誰もいなかったので、ペガにも手伝って貰っている所存だ。
『それにしても、この段ボールって何が入ってるの?』
第三者から見ればどこにあるのか分からない額を拭いながら、ペガは尋ねる。
「ああ。もう新学期入っただろ?菜々先輩によれば、毎年この時期になると新しい本が大量に入ってくるんだと」
『へ~…。ん?』
この学園の図書館には、様々な種類の本が送られてくる。小説や漫画本そして絵本。バリエーション豊富な段ボール箱の中にある新聞の偶然見つけたとある記事がペガの目を止めた。
『何これ?『マンション倒壊』…?』
「あぁ…それ?」
リアルは苦虫を嚙み潰したような顔を浮かべ、一息ついてから話し出した。
「10年前に原因不明でマンション1棟が倒壊。死傷者多数。ここまではその新聞に書いてあるだろ?」
『うん』
「その中に、俺と侑、そして歩夢。そして…俺たちの父ちゃんと母ちゃんもいた」
突然のカミングアウトに困惑するペガ。
『それで…どうなったの?』
「歩夢と侑の父ちゃんは間もなく死んだ。そして母ちゃんは、病院のベッドの上。そして俺は、どっちも失った」
淡々と話されていく幼馴染トリオの過去。その両親の現状を聞いたわけだが、長年地球に滞在していたペガはたとえ宇宙人だとしても気が付かざるをえなかっただろう。
『待って。この事故から10年も経つんでしょ?なんで今もベッドの上に?』
「さあな。ま、そういうことだ」
いつの間にか座っていたのか、立ち上がり出口の方へと歩き出す。
「あ、気になったからって持ってくなよ?在庫があるとはいえ、一つでも減ったら菜々先輩気づくから」
最後に一言、そう釘を刺して。
『…』
ペガ以外誰もいなくなった図書準備室。ペガは暫く新聞を見つめた後
『1ページだけだったら、バレないよね?』
1ページだけない方が不自然である。
◇◇◇虹ヶ咲学園・中庭◇◇◇
「ふぅ…久々に嫌な思い出話しちまった」
責務を全うしたことにより晴れて自由の身になったリアル。幼馴染コンビを探して右往左往していると
「でも、スクールアイドルってどうやってなるんだろう」
偶然にも目の前にいた。
「おーい、侑~!歩夢~!」
「あ。リアル!」
「ペガちゃんは?」
「図書準備室」
「えぇ!?だ、大丈夫なの?ひとりきりで…」
「たぶん大丈夫だろ」
「な、なんて無責任な…」
苦笑いのツインテール。
「で?何してたの?」
「スクールアイドルってどうやってなるんだろうって思って」
「あぁ。それは…」
リアルが言いかけたその時、少女2人の肩を誰かが掴んだ。
「せぇんぱぁい。スクールアイドルにご興味あるんですかぁ~?」
いかにもあざとそうな声と共に現れた少女に、2人の少女は可愛らしく目をぱちくりとさせてフリーズした。
◇◇◇◇◇◇
「スクールアイドル同好会!2代目部長のかすみんこと、中須かすみでぇっすぅ~」
「私、高咲侑です」
「上原歩夢です」
場所を変えて、改めて自己紹介。ちなみにリアルのことは移動中に全部バラされた。
「それはそうと、リアルが同好会に入ってたなんて」
「なんでもっと早くに教えてくれなかったの?」
「い、いやぁ~その~」
とても『あなたがメンヘラ気質があるからです』とは言えなかった。そのため言葉を必死に探しているその傍らで
「というか、スクールアイドル同好会は廃部になったんじゃなかったの?」
「諦めなければ同好会は不滅です!」
と会話を続ける侑とかすみ。彼女らの話に乗ろうと口を開く
「なあ。何で同好会は廃部になったんだ?」
「そういえばリアル先輩知らなかったんですよね?」
「同好会なのに?」
「季節外れのインフルエンザかかった。その間に廃部になってた。それだけ」
「メッセージとか来てないの?」
「…あ」
「先輩…」
「リアル…」
「それはちょっと…」
美少女3人からジト目で見つめられるというM体質の男性にはご褒美ともいえるべき状況だが、今は廃部の理由を聞くのがさきだ。
「と、とにかく!理由を教えてくれ」
「仕方ないですねえ…」
かすみはそこまで言うと、表情を曇らせた。
「もとはと言えば、せつ菜先輩が悪いんです」
「せつ菜ちゃんが?」
「そうですよ!大体先輩が…「ねえ、あれなに?」」
かすみの話を遮るようにして、突如近くを通り過ぎた女子生徒が空を見て言った。
「「「え?」」」
同じように4人が空を見上げると、そこには金色の空間が渦巻いていた。
「あれって…」
その空間から現れるは顔の左右と額、計5つのオレンジ色に光る目にごつごつとした体表。背中から突き出るトゲはまるでコイルを連想させる。
『ギャィィィン!!』
その名は『スフィア合成獣サンダーダランビア』。サンダーダランビアは町に降りるや否や、背中のコイルに力を溜め、電気を放電させた。
「か、怪獣!?」
「侑!歩夢!お前たちは生徒の避難を!!」
「分かった!」
リアルの指示を聞いた侑と歩夢はかすみを連れて逃げる。その最中リアルはどうするのかという声が聞こえたが、それは聞いてないふりをしておこう。
「リアル君!」
シードライザーをカバンから取り出したリアルに駆け寄る男性。言わずもがな朝倉リクである。
「リクさん!」
「行くよ!」
「はい!!」
2人がジードライザーを構えトリガーを引く。
「リアルを…見せてやる!!」
「ジーっとしててもドーにもならねえ!」
◇◇◇◇◇◇
「ウルトラマンベリアル」
《フハハハハハ…》
カプセルを起動させ、背後にベリアルの幻影が現れる。装填ナックルにカプセルをセットし、スキャナーのトリガーを引きながらスキャナーでカプセルを読み込む。
「ハァァ…ハッ!!」
いつものポーズを決めスキャナーを掲げ、戦士の名を叫んだ。
「ベリアルゥゥ!!」
ベリアルの幻影がリアルと重なり、巨大化していく。
《ウルトラマンベリアル!》
「ヘアァァ!!」
◇◇◇◇◇◇
「ユーゴ―!」
《シェアッ!》
「アイゴー!」
《ヘアァァ!》
「ヒアウィーゴ!」
ウルトラマン、ウルトラマンベリアルのカプセルを立て続けに起動して装填。スキャナーを起動し、読み込ませる。
「決めるぜ!覚悟!!」
トリガーを引き、腕を胸の前で交差させ自らを解放するように叫ぶ。
「ジィィィィィド!!」
《ウルトラマン!ウルトラマンベリアル!フュージョンライズ!ウルトラマンジード・プリミティブ!》
右手を上げたウルトラマンとベリアルが融合し、一人の戦士を作りだす。
『ショアッ!!』
◇◇◇◇◇◇
『ハッ!』
『フンッ!』
地上に降り立った2人の巨人は、今なおも背を向けて破壊活動を続けているサンダーダランビアに向かって駆け出した。
『ハァッ!』
初撃はジードお得意の飛び膝蹴り。サンダーダランビアの巨大な体に確かなダメージが与えられる。
『ギャィィィィン!』
『セアァァッ!!』
休ませる隙を与えない。すぐさま右手でストレートを放つ。
『ギャィィィィン!!』
このままで倒されてはなるまいと体制を立て直すサンダーダランビアだが、
〈バシュン!〉
真横から飛んできた無数の光弾が体を直撃その発射元は
「ヒット全開!!」
『『介人さん!?』』
すぐ近くのビルの屋上にいたゼンカイザーだった。
『リアル君!行くよ!!』
『はい!』
2人はそのまま猛攻を仕掛ける。見事なる連携の上に、サンダーダランビアもなすすべもない。その時だった。
『ギャィィィィン!!』
突如サンダーダランビアが苦しみだし、その勢いのままベリアルとジードを投げ飛ばす。かと思えば、背中のコイルに電気を溜め、周囲に開放したではないか。
「ぐッ…うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
その放電した電気の一部がゼンカイザーのいたビルに当たり、屋上にいたゼンカイザーは地面へと落ちていく。
「これで…」
《40バーン!ジュウオウジャー!》
前回の戦闘同様ジュウオウジャーのギアの力で翼を生やし、間一髪で地面との衝突を回避する。
『うわぁぁぁッ!』
『がッ…あぁぁッ!』
被害はゼンカイザーがいたビルだけにとどまらず、ジードとベリアルがいたすぐ後ろのビルにも及んでいた。攻撃が止まり、膝をつくウルトラマン組。立ち上がったジードの肩にゼンカイザーが降り立つ。
「あ、あれ見て!!」
ジュウオウジャーの能力が解除されるや否や、ゼンカイザーがサンダーダランビアを指さしウルトラマン達に呼びかけた。
『あれって…』
目の前のサンダーダランビアの目は赤く光っていた。
『デビルスプリンター!?』
『デビルスプリンター』。それはかつてベリアルが宇宙に混乱を巻き起こした際、ウルトラマンの攻撃を受けて飛び散った細胞。それを体内に宿した怪獣や超獣は、自我を失い凶暴化する。その症状の最も大きな特徴として、目が赤く光っている事。
『気を付けて!今のアイツは攻撃力が格段に上がってる!!』
『ギャィィィィン!!』
サンダーダランビアが雄叫びを上げ、ベリアル達に襲い掛かる。
『ショアッ!!』
『ハァァッ!!』
先ほどまでの戦闘力は嘘のように、サンダーダランビアは隙を見ては殴り、蹴り、タックルをかます。
『グアァァッ!』
ジードがタックルを受けビルを下敷きにして倒れる。
『リクさん!!グアァァッ!!』
気を取られていたベリアルに電気の雨が襲い掛かる。そして気付ば、命の源であるカラータイマーが赤く点滅していた。
「こうなったら俺が!」
状況を危惧したゼンカイザーが再びジュウオウジャーギアを使い空を飛んでけん制するが、
『ギャィィィィン!!』
「ぐッ!うわぁぁぁ!!」
凶暴化によって威力が増した電気がゼンカイザーを直撃。地面を転がり変身が解除された。
『ギャィィィィン!!』
サンダーダランビアはとどめをささんと今までよりもさらにコイルに電気を溜める。その間に起き上がろうとするが、蓄積された疲労感とダメージはそう簡単に立て直してくれそうもなかった。
そして電気が溜まり巨大な電気の球が発射された。
『ぐッ!』
『うぅッ!』
「二人とも!!」
電気の球が2人に直撃する寸前。
『ショゥラッ!』
何者かがそれを一刀両断した。
『なんだ?』
やがて砂埃が消え去り、その正体があらわになる。
『あ、あなたは…』
青く光るカラータイマー。
「おぉ…輝き全開!!」
赤と銀の肉体に、所々にある青色のクリスタル。
『久しぶりだな!ジード!』
ニュージェネレーションヒーローズの筆頭『ウルトラマンギンガ』。
『ブルトンの空間から抜け出せたと思ったら、目の前にあった地球にいたのがよりにもよってコイツなんか…』
七色に輝く銀河の覇者が、リアル達の地球に降り立った。
『お前と戦うのも9年ぶりか…。気合い入れていくか!!』
【次カイ予告】
「俺は礼堂ヒカル。ウルトラマンギンガだ」
「まずは部員をゲットです!」
「い、いきなりじゃ恥ずかしいよぉ…///」
同行会再始動…?
『2度あることは3度あるってか』
『今日こそ決着をつけるぞ。ギンガ!!』
激突…ダークルギエルVSギンガ
「凄さ全開!!」
誕生!ウルトラマンギア!?
次回#2銀河一のcutest girlその2【激突!激動!!再始動!!!】
かすみん要素が薄い気もするが…。まあいいや。
というわけで登場していただきましたのは自称小悪魔系スクールアイドルのかすかすこと、かすみんこと『中須かすみ』と、作者の推しでもあるウルトラマンギンガ。そして『スフィア合成獣サンダーダランビア』です。無印編第1話で登場した彼は約12年ぶりの出現です。
よく考えればゼロ&ゼットのボイスドラマは覗いて12年もウルトラマン本編に現れなかったって悲しいなぁ…。俺結構好きなのに…。
そしてリアルの過去も少し明かさせていただきました。アニガサキ及びスクスタでは歩夢、そして侑の両親について一切触れられいなかったので、事故にあって病院のベッドで寝ているという設定を母上だけに使用させていただきました。生きてたらゴメン。
というわけで次回はサンダーダランビア討伐&ダークルギエル出現までやらさせてもらいます。
ギンガの相棒は彼がいるうちに出そうと思っているので、いつもの並びを見たい方はご安心ください。
モチベーションが上がるので、感想を書いて頂ければ幸いです。ヒロインアンケートも行っておりますので、是非投票お願い致します。
今後も亀更新になると思いますが、引き続き応援の程よろしくお願いします。
それではまた次回。ヾ(•ω•`)o
本作のヒロインは誰だ!?(改)
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上原 歩夢(うえはら あゆむ)
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高咲 侑(たかさき ゆう)
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中須 かすみ(なかす かすみ)
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桜坂 しずく(おうさか しずく)
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天王寺 璃奈(てんのうじ りな)
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宮下 愛(みやした あい)
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近江 彼方(このえ かなた)
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エマ・ヴェルデ(えま・ゔぇるで)
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朝香 果林(あさか かりん)
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優木 せつ菜(ゆうき せつな)