感想、意見下さった方、ありがとうございます(^ω^)
なんか自分より皆さんの方が色々考えてくれていて、とても嬉しかったです(^ω^)
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「エドワード、今日は買い物に行くぞ」
資料室の本も読み終わり、暇を持て余していた俺に声を掛けたのは、俺がこの世界に来てから初めて知り合った織斑千冬だった
…いや、まだ知り合い千冬と山田先生だけだけど…
「え?買い物?俺外出ていいのか?」
「なんだ、駄目だと思っていたのか?別にIS学園はそこまで厳しくないぞ第一、まだお前は正式に生徒ではないしな」
「いや、だって、世界で二人目の男性IS操縦者なんでしょ?俺」
「あぁ、そういうことか。安心しろ、お前の存在はまだ正式には発表していないから、お前が二人目だと気づく奴なんていないさ」
そうだったのか…じゃあ入学式の時大変じゃね?俺
「早く準備しろ。準備が出来次第出かけるのでな」
「りょーかい」
「うし、行くか!!」
準備が整った俺は、千冬の元へ行き、IS学園の外へと出ようとしていた
…よくよく考えたら、俺は今日初めてこの世界の街に行くんだよな…
テンションが少しずつ上がっていく
「な、なぁ、こっちの世界には、向こうにはなかった物が沢山あるんだよな?」
「ん?まぁな。だからと言って、なんでもかんでも買わんぞ。あと、あまり商品に夢中になり過ぎて迷子になったりするなよ?」
「しねーよ!千冬は俺の母さんか!!」
「ふふ、冗談だ。では、行こう。あぁ、分かっていると思うが、絶対に外では錬金術は使うなよ」
「わかってるよ…」
どうやら、IS学園から街まで行くのにはモノレールに乗らなくてはいけないらしい
モノレールに10分は乗っただろうか、どうやら降りるらしい
「まずは洋服からだな」
そう言われ、俺は千冬に連れ込まれた洋服専門店に来ていた
しかし、中は殆ど女性物ばかりで、男性物のは肩身狭しと置いてあった
「…新聞とかで見たけど、まさかここまで女尊男卑が酷いとは…」
「これでもまだマシな方を選んだつもりだったんだが…すまない、違う店にするか?」
「いや、ここでいいよ。悪い」
言い忘れていたが、俺には金は無い
なので、ここでの支払いは、全て千冬持ちになる
「何を今更。気にするな」
その後、俺は千冬に服を選んで貰い、5着程購入した
服を選んだ後も、電気屋、家具屋、武器屋(何故連れて来られたのかわからない…)等、色々なところをまわった
「さて、次は…」
「な、なぁ、昼飯にしないか?俺、腹減っちゃってさ…」
このままだと終わりそうにないので、とりあえず一時的な回避方法として昼食を提案する
ちょうどいい時間帯だしな
「あぁ、もう12時をまわっていたか。よし、では、適当なところに入ろう」
そう言って俺と千冬が入ったのは、ちょっとお洒落なレストランだった
そこでメニューを注文したところで、事件は起きた
「動くんじゃねえ!!全員、その場から動くな!!」
レストランの入り口付近から、男の声が聞こえてくる
「動いたら…」
バァン!
うるさく響いたのは、発砲音
「これを当てるぜ」
ガチャン!と、次の弾が装填される音が響く
立て篭もりかよ…よりにもよってついてない
まさか出かけた日にこんな事が起きるとは…
「千冬、行けるか?」
俺は立て篭もり犯達を迎撃するという意味で、千冬に聞いた
「あぁ、任せろ。お前は左から頼む。私は右から行こう」
千冬もどうやら意味を理解してくれたらしい
「了解。じゃあ、行くぞ。3、2、1!」
バッ!と2人で同時に飛び出す
それに男達が気付いて、此方に銃口を向ける
俺は近くにあった鉄製のトレイを片手に、水入りのコップを片手に持ち、トレイを相手の銃口の向いてる頭に置く
キィン!と変な音が響く
「危なっ!?」
そのまま相手の方向に突っ込んで行き、コップを投げる
相手に見事に当たり、顔面が濡れる
「おりゃ!」
その隙に相手の懐に入り、相手の顎を吹き飛ばす
拳銃だけ抜き取り、もう一人の方へ向かう
「くっ!このチビが…ッ!」
…うん、こいつ殺そう
フルボッコにしてやる
「誰が豆粒どちびかぁぁぁ!!!」
「そこまで言ってないブヘッ!!」
片手に持っていたトレイを投げつけ、相手の顔面にヒット
すかさずライダーキックをかます
そのまま相手の顔面に着地。気を失った模様。
バァン!!
「うおっ!?」
弾が頬を掠める
どうやら最後の一人っぽい
「ほれ」
俺は相手から奪った拳銃を上に挙げる
すると、相手の視線は見事にそちらに釣られ、俺から逸れた
その間に相手に近づき、キン○キをくれてやる
「うごぅ!!」
…敵ながら可哀想に思えてきた
やりすぎたか?
千冬の方は終わってるかと後ろを見てみると、予想通り終わっていた
しかし、まだ気を失っていなかった男が、千冬に銃口を向ける
「千冬!!あぶねぇ!!」
くそっ!!この距離じゃ止められねぇ!!
仕方無い…千冬に駄目だと言われてたけど…これしかないッ!!
俺は両の手を合わせ地面に叩きつける
パァン!!
「千冬!!あぶねぇ!!」
エドワードの声で振り向いた私は、現状を理解する
しまった…!一人まだ気絶してなかったか!!
撃たれると覚悟を決め、顔の前で腕をクロスさせて防御の体制をとっていたが、いつまで経っても弾が来ない
なんだと思って目を引く開けると、私と犯人との間に、壁が出来ていた
…これは…エドワードの仕業か…全く、使うなと言っておいたのに…
「あっぶねぇ危機一発!」
「馬鹿者、お前、これは言い逃れ出来んぞ?」
「…ですよね〜」
…まぁ、私を庇ってくれたんだし、お礼くらい言った方がいいのか
「その、まぁ、なんだ…その…ありがとう…」
…何故だか分からないが、お礼を言うだけなのに、とても心臓の動きが早かったのは墓場まで持って行く秘密だ
どうだったでしょうか?^_^
次回から原作突入です(^ω^)
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では、また次回