錬金術師のIS学園生活   作:アシモフ

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えー、久々の投稿です

…本当、待たせてしまって申し訳ないです…(T ^ T)

感想、評価、メッセージ下さった方、お気に入りにしてくださった方、ありがとうございます(^ω^)

5話目です

どうぞ!


5話

「(あいつが…エドワード・エルリック…)」

 

俺、織斑一夏は、エドワード・エルリックが来たのを見て、心の中でそう呟いた

 

世間では、エドワード・エルリックは、ヒーローみたいな存在だった

ブリュンヒルデとして名を世界中に名を轟かせた俺の姉、織斑千冬と共に立てこもり犯を退治し、錬金術という凄い力を持っているらしい

しかも、男には乗れない筈のISに乗れる2人目の男性操縦者だ

 

最初エドワードの存在を知った時は、ただ単純に嬉しかった

何せISが使える男仲間が出来たんだから

でも、エドワードが立てこもり犯を倒してる時の映像を見て、俺もあいつを俺の中のヒーロー像と重ねていた

 

だから、俺はあいつの事が少し気になっていた

…いや、そういう意味じゃないぞ?うんホントに

 

どういう奴なのか知りたかったんだ

なので、今から話掛けようと思う

 

「よう、TV見たぞ。凄いな!立てこもり犯を退治なんて!あ、俺は織斑一夏。一夏でいいぜ」

 

いきなり話掛けた俺に少し戸惑った様子のエドワードだったが、すぐに落ち着いて、俺に顔を向けて喋った

 

「ああ、TVは大袈裟なんだよ…。俺はエドワード・エルリック。俺の事もエドでいいよ」

 

「おう、よろしくなエド!同じ男同士仲良くやってこうぜ!」

 

そう言って握手を求める俺

周りの女子達が何か喋っているけど、気にしない、気にしたら負けだ

 

 

「あぁ、よろしく」

 

そう言って握手した右手は、少し弱々しかったけれど、しっかりと俺の手を握っていた

すると、俺の横から声が掛かる

 

「すまない…ちょっといいか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…一夏…お前がポニーテールの子に連れて行かれてから他の奴からの視線が痛いぜ…

出来る限り視線を合わせないように机に突っ伏しているけど

 

 

「ねぇ、あれがTVに出てた人でしょ?」

 

「そうそう!錬金術っていうの使えるらしいよ!」

 

「でも、それにしては…」

 

話声が聞こえるけど、無視だ無視。

あーあー聞こえなーい!

 

「ちょっと、よろしくて?」

 

あー聞こえなーい聞こえなーい!!

 

「ちょっと、聞こえてますの!?」

 

聞こえなーい聞こえなーい聞こえなーい!!

 

「机に突っ伏している貴方ですわよ!!」

 

やっぱり俺かよ…

これ以上やると、本気で怒りそうなので、顔を向ける

 

「ハイハイ…なんですか?」

 

とてつもなくダルそうに聞く

 

「全く、コレだから男は……このイギリス代表候補生の私が話掛けてさしあげてますのに、何ですのその返事は!?」

 

確かこいつは…セシリアオルコットだっけ?

イギリス代表候補生の

ヒステリックだな

 

「いやぁ〜はっは申し訳ない。で、何の様?」

 

俺がそう聞くと、眉をピクピクさせるイギリス代表候補生さん

 

「貴方…私の事馬鹿にしているでしょう…?」

 

「いや、別に」

 

「このッ…!『キーンコーンカーンコーン』くっ、また後で来ますわ!覚えてなさい!」

 

悪役がやられた時の様な台詞を吐いて何処かへ行ったイギリス代表候補生

 

…また後で来るのかよ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「授業を始める前に、クラス代表を決めるぞ。自薦、他薦あるものは手を挙げろ」

 

千冬の声が教室に響く

 

「ハイ!織斑君がいいと思います!」

 

クラスの女子から推薦の声が挙がる

それをキッカケに、他の女子達も「さんせー!」「やっぱり男子がいるんだし!」と、どんどん推薦の声が挙がっていった

 

「俺?!」

 

「ハイハイ!私はエドワード君を推薦します!」

 

今まで俺は関係ねーやとボ〜としていたエドワードを推薦する声も挙がる

 

「俺もエドがいいと思います!」

 

それに便乗して一夏がエドワードに押し付けようとする

 

「なっ!?おい、てめ、一夏!!」

 

エドワードは、自分が推薦されるとは微塵も思ってなかったので、一夏やクラスの皆の発言に異議を唱えようとするが、それよりも先に、自分を陥れようとした一夏に仕返しをしてやろうと考える

 

「なら、俺は一夏を推薦します!」

 

「おい!」

 

一夏も一夏で、自分のやった事をそのまま返されるとは思っていなかったので、エドワードに異議を唱えようとする

が、その時、バンッ!と、机を叩く音が教室に響く

 

「納得がいきませんわ!!!!」

 

音の元凶は、セシリアだった

 

「男がクラスの代表なんて、いい恥さらしですわ!!このセシリアオルコットにそのような恥辱を一年間も味わえというのですか?!大体、文化としても後進的なこの極東の地で暮らさなければいけない事自体屈辱だというのに…!!」

 

これに怒ったのは一夏と、意外にもエドワードだった

 

「イギリスだって大したお国自慢ないだろ。世界一飯が不味い国で何年覇者だよ」

 

「なっ!?貴方、私の祖国を馬鹿にしますの!?」

 

「ここが嫌なら帰れよ。お嬢様。俺はこの場所住みやすくて好きだけどな。あと、ISの生みの親篠ノ之束博士は日本で生まれてる。ISの専門学校も日本のIS学園だけだ。で、お前は後進的な国が作ったISに乗り、ISを習うためにわざわざ後進的な国に来たんだな?自分の国でやれよ。お前の国の文化は進んでんだろ?」

 

エドワードに正論を言われ、押し黙るセシリア

 

「くっ…!!決闘ですわ!!」

 

「おう、いいぜ。四の五の言うより分かりやすい」

 

「嫌だ」

 

セシリアの言葉にかえってきたのは賛成と拒否

 

「よし、なら一週間後にオルコット、織斑、エドワードの3人で試合をする」

 

「え?俺嫌って言ったんですが?」

 

「知らん。やれ」

 

千冬の横暴な態度に項垂れるエドワード

 

「叩き潰してやりますわ…ッ!!」

 

セシリアとの対戦は、一週間後となった




エドワードの喋らせ方わかんね〜(T ^ T)
最後の方無理やり終わらせた感が…(T ^ T)

すみません、違和感感じてもスルーしてください…(T ^ T)

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