武昭はセシリアとの戦いを終えると一夏がいるピットに戻ってきた。
「よっ、そっちの準備は終わったのか?」
「あぁ、武昭が戦ってる時にな、けどお前たちの映像は不公平だからって言って見れなかったけどな」
「そうか、なら織斑先生、俺もどこかにいた方が良いですか?」
武昭が近くに居た千冬に尋ねると少し考えて…。
「そうだな、山田先生、私は海城を待機場所に連れて行くので次の試合を任せても良いですか?」
「はい、分かりました」
千冬は麻耶に許可を取ると武昭と共にどこかに向かった。
到着した場所はアリーナの近くにある空き教室の一つで、そこにはひと組の机と椅子が置いてあった。
「それで織斑先生、俺はここで待ってれば良いんですか?」
「あぁ、試合が終わり次第私か誰かを迎えに来させよう」
千冬は武昭に言うと教室を出てアリーナに戻った。
「さてと、どれだけ掛かるか分からないから少しばかり寝てるか」
武昭は椅子に座ると、そのまま眠りについた。
一方、アリーナでは一夏とセシリアが開始の合図を待っていた。
「悪かったな、待たせて」
「いえ、私も先程先生に事情をお聞きしましたわ……ですが、それとこれとは関係はありません!」
「あぁ!アンタの言う通りだ!セシリア・オルコット!!」
2人が叫ぶと同時に開始の合図が鳴り響いた。
「お行きなさい!ブルーティアーズ!!」
「おっと!それ位の攻撃なら!問題は無い!!」
一夏は飛び回るビットを剣を振りながら避けていた。
「そうですか……では!これならどうですか!?」
「うおっ!?これからも攻撃が来るのか!けど……そうじゃないと面白くない!」
一夏は攻撃を避けながら以前に教わった事を思い出していた。
スペースラビットにある訓練所の一つで一夏は
「ホラホラホラ!敵に攻め込まれてるだけじゃ、勝てないぜ!!」
「くっ!そんな事、言われなくても!分かってますよ!!」
「そうやって攻めるのも良いけど!ハッ!」
一夏は木刀を飛ばされると同時に勢いでそのまま尻餅をつくと木刀の先を鼻先につけられた。
「さぁ、どうする?一夏君」
「俺の負けです、
一夏が負けを認めるとコウと呼ばれた男性は手を差し出して一夏を立たせた。
一夏と特訓をしていた男性はコウと呼ばれていて赤いジャケットを着ていた。
「大分、強くなってきたね……けど、どんな時でも油断したらダメだよ」
「はい、分かりましたコウさん」
「さてとお腹も空いたから何かご飯でも食べに行こうか?俺が奢るよ」
「ありがとうございます!コウさん!!」
「そうだ、一つ言っておくけど一夏君は相手を見た目で判断する事が多いけど相手がどんな事をするかは常に頭の中に考えてた方が良いよ」
コウは一夏に助言すると共に訓練所を出て行った。
「コウさんが教えてくれたのは基本的な事だった……けど、そんな基本的な事だからこそ!」
「まさか!?こんな短時間の間にブルーティアーズの攻撃に対応して来たと言うのですか!?」
「あぁ!そして、お前の攻撃を受けていて
一夏はブルーティアーズに囲まれていたが何かに気づいて、そのまま移動した。
「(やっぱり……コイツにはある欠点がある!……それは!!)」
「くっ!?ブルーティアーズを!!ですがまだ1つだけですわ!!」
「さっきも言ったろ?俺はある事に気づいたって!!」
一夏はブルーティアーズを破壊する為に
「この武装は俺から距離を取ればそれだけ反応が遅くなるんだ!そして!!」
「ブルーティアーズを全て破壊したですって!?(ニヤ……)」
一夏はブルーティアーズを破壊するとセシリアに接近し、それを見たセシリアは驚いたが怪しげな笑みを浮かべた。
「これで終わりだ!!」
「掛かりましたわね!ブルーティアーズはまだありましてよ!!」
「なっ!?そんな武装が!!けど!最後まで諦めねぇ!!」
一夏はセシリアに接近戦に仕掛けたが腰部から発射されたミサイルを見て驚きながらも攻撃を喰らいながらセシリアに向かった。
「なっ!?あの攻撃の中を!?」
「これで!終わりだ!!」
〔
一夏がセシリアに攻撃を加えようとした時に放送が流れた。
その放送を聞いた一夏とセシリアは同じタイミングで何が起きたか分からなかった。
出演したレジェンド&作品。
コウ
騎士竜戦隊リュウソウジャー。リュウソウレッド。
スペースラビットでは戦闘教官を行なっている。
前回はセシリアが負けを認めて千冬達もそれを受けたので放送がありませんでした。