代表決定戦が終わった後、武昭はある生徒の寮の部屋の前に来ていた。
「すみませんが海城ですけど、今、大丈夫ですか?」
「(少々、お待ちください)お待たせしました私に何か用ですか?」
武昭がドアをノックすると出てきたのはセシリアだった。
「あぁ、少しオルコットさんに
「提案したい事……ですか?」
「そうだ、決定戦は俺がオルコットさんと「セシリアでよろしいですわ」そう?じゃあセシリアって呼ばせてもらうけど……
結果としては俺が2勝したんだ」
「!……えぇ、先程織斑先生から聞かされました、それで私に何を提案するんですの?」
「いやー 俺が2勝したのは良いんだけど……このままならクラス代表になりそうだから、セシリアさんに代表を譲ろうと思ったんだ」
武昭の言葉を聞いたセシリアは軽く怒っていた。
「私にその様な事を提案して馬鹿にするつもりですか?」
「違うよ馬鹿にするんじゃなくて、俺は単純にやりたく無いんだよ」
武昭は頭を掻きながら機嫌が悪くなっていた。
「大体、俺は今は所属する企業でそれなりに忙しいんで代表をやってる暇が無いんだよ!」
「そう言えば、初日に海城さんは遅刻をしてましたね」
「あぁ、上司の仕事を押し付けられて遅刻したんだよ、だから代わりにセシリアに頼みたいんだ」
「その様な事情がおありでしたか……ですが海城さんは「俺も武昭で良いよ一夏達からも、そう呼ばれてるからな」分かりましたわ
でも私は武昭さんに一度負けておりますから、そんな私がクラス代表をする訳には……」
「だったら……
武昭はセシリアに悪戯っ子の様な笑顔を見せた。
「残った1人とは……そうですね……私は異論はありませんわ」
「そうか、なら、一緒に織斑先生にそう言いに行くぞ……そうだセシリア、明日にでもクラスメイト達に謝罪しとけよ、日本をバカにした事を」
「えぇ、分かりましたわ、ありがとうございます武昭さん」
セシリアは武昭にお礼を言いながら共に職員室に向かった。
セシリアと武昭は職員室の千冬の所に来た。
「織斑先生、今、大丈夫ですか?」
「あぁ、大丈夫だが、どうしたんだ?」
「実はクラス代表の件なんですけど、俺とセシリアは辞退して一夏に任せたいんですけど」
「ふむ……海城は良いとしてオルコットはそれで良いのか?」
「はい、私は武昭さんに負けましたので勝者の言葉に従います」
「そうか……ならクラス代表は織斑に副代表としてオルコットに任せる事にする」
「はい、分かりましたわ」
「では、もう戻って構わないぞ」
2人は千冬に頭を下げると職員室を出てそれぞれの部屋に戻った。
今回はちょっと短めです。