転生したのは宇宙海賊の力を持つ者だった。   作:北方守護

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第2話 英国

最初の授業が終わり休憩時間に入ると武昭の席に一夏と箒が来た。

 

「よっ、武昭。今朝は来るのが遅かったな」

 

「当たり前だ、本当なら間に合う筈だったのに()()()()であぁなったんだよ」

 

「その……なんだ……代わりに私が謝らせてもらう」

 

「いや、箒に謝られる筋合いは無いよ、それよりも兎さんに【仕事しないと嫌いになります】とでも連絡しておいてくれ」

 

「確かに、あの人にはそっちの方が効くな「ちょっとよろしいかしら?」ん?」

3人が話してると金髪にロールが掛かった女生徒が話しかけてきた。

 

「まぁ!なんですの、その態度は!?わたくしに話しかけられるだけでも光栄なのですから、それ相応の態度という物があるのでは?」

 

「そうだ、言い忘れてたが俺はアンタみたいな女尊男卑に染まった奴は苦手なんだ」

 

「なんですの!?その態度は!!」キーンコーンカーンコーン

 

「ほら、チャイムが鳴ったから席に戻った方が良いぞ一、一夏達もな」

 

「あぁ、そうだな」

 

「くっ!後でまた来ますから覚悟しておきなさい!!」

武昭が言うと一夏達は自分の席に戻った。

 

その後、授業が始まり副担任の山田麻耶が進めていたが、ふと何かを思い出した様に教室の後ろにいた千冬が教壇に立った。

 

「あぁクラス代表を決めるのを忘れていたな」

 

「先生、クラス代表とは何ですか?」

 

「その名前が表す通りにクラスの代表だ。クラス対抗戦などに参加したり、委員会や会議などに出席をしてもらう……

言わば普通の学校で言う所の学級委員長の様な物だ、だが一度決めたら1年間は変更出来ないから、ちゃんと考えてもらう。

自薦他薦は問わないから意見がある者は挙手しろ」

 

「はーい!私は織斑君を推薦します!!」

 

「私は海城君が良いと思います!!」

 

「なっ!?俺はそんなのやらないぞ!?」

 

「織斑、推薦されたからは拒否出来ないぞ」

 

「織斑先生、俺はクラス代表になると仕事が遅れるから受けたく無いんですけど……」

 

「そうか……では副代表も任命しよう、もし海城がなった時には代わりにという事で」

 

「それなら構いませんけど「お待ちください!何故、この私が推薦されないのですか!?」はぁ、何か面倒臭そうだな

2人が話してると先程声を掛けた金髪女生徒が立ち上がった。

 

「その様な選出は認めらませんわ!実力からしてこのセシリア・オルコットが選ばれるのが当然です!

大体、物珍しいというだけで極東の猿にされては困ります!!

わたくしがこの様な島国まで来たのはISの技術を習う為であってサーカスを行う為ではありませんわ!

それにクラス代表といえば実力トップの者が行う者で、それはイギリス代表候補生のわたくしです!

大体、文化としても後進的な国で暮らす事でさえ、このわたくしには耐え難い屈辱で……」

 

「そこまで言うなら日本に来なきゃいいだろう……」 

 

「おぉ一夏、俺もその意見に賛成だ」

セシリアが自身の演説に酔ってる中、一夏と武昭が口を開いた。

 

 「何ですって?……今、何とおっしゃってるか分からなかったのですが……」 

セシリアは怒りから顔を赤くして体を震わせていた。

 

「もう一度言ってやるよ、そこまで日本に来るなよ」

 

「あぁ、別にこっちとしては日本に来て欲しいって頼んだ訳じゃないからな」

 

「なっ!?何故、わたくしがそこまで言われなくてはならないのですか!!」

 

「だって、この国で暮らす事が屈辱なんだろ?」

 

「それに日本は文化的に後進的な国だから無理して住む事も無いし、それにアンタに聞きたいがISを作ったのはどこの国の誰か知ってるよな?」

 

「そんなのは当然ですわ、篠ノ之束博士に決まってじゃありませんか日本に住われている……ッ!

 

「分かったみたいだな……それにISの世界大会とも言えるモンドグロッソの初代優勝者はそこにいる織斑先生だよな?」

武昭が千冬を指さすとセシリアの顔が段々青くなっていった。

 

「それに、周りを見回して見ろよ、アンタがどう見られてるか」

セシリアが言われた通りに他の生徒を見ると睨まれているのが分かった。

 

「あとは、アンタはイギリス代表候補生だって言ったよな?それはイギリス全体の意見って事で良いんだな?」

 

「なっ!?何故、その様になるのですか!!」

 

「当たり前だろ、それともイギリスじゃ日本をバカにすると代表候補生になれるのか?」

 

「おい、そこまでにしておけ、これでは決まりそうに無いからお前達3人で模擬戦をしてクラス代表を決めてもらう、それで良いな?」

 

「はい、俺は構いませんよ」

 

「あぁ、俺も武昭と同じだ」

 

「分かりましたわ、完膚無きまでに貴方達を叩き潰してあげますわ!」

 

「よし、ならば授業を再開する。山田先生、お願いします」

千冬に言われて授業を再開した。

 

 

 

 

 

 

 

 

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