死にたい主人公が目覚めたのは死ねない能力でした。 作:ユノ・アスタライズ
カオスな状況っていいよね。
4話
………………終わった………………
「あ、やべっ」
やべっ。じゃないですよ。なぜ言うのだ…………これなら出してくれたほうがマシだったなぁー
「ね、ねえ、自殺ってどういうこと!?」
そういったのは長女のフィナンシェ・グレイロードだ。たまに話しかけてきて変な事言うから少し対応に困る人。
「えっと……………その……………」
「ほ、ホントなの?」
「いや…………その………マルク君。なんというか…………」
ホントになんて言えば………
「あちゃーこりゃミスったなぁ。」
ホントだよ!!!!!!
「もしかして…………………グレイロード家の汚点っていじめられてたのが原因じゃ…………」
次女のシャラン・グレイロードがズバリ正解言い当てた。
「そう…………なのか?」
「フリッツ兄さん…………いや……………それは………」
「図星だね〜。」
そうですよ!図星ですよ!言っとくけど結構キツイからな。あんたらでもきっと耐えられんぞ!
「すまなかった‼‼」
「「「「「「えぇ…………(困惑)」」」」」」
いきなり謝られても………何に対して?
「私が…私が、君の母親と関係なんて持たなければ、こんなことにはッ…………」
「え?とりあえず聞きますけど……………アルの母さんと父さんの馴れ初め(仮定)って……………」
今そこ聞く!?フリッツ兄!?
「そうだな…………あれは…………18年前───────────」
「ちょいちょいちょいちょい待ち、長くなりそうだからその話やめて?言うとしたらもっと手っ取り早く言って?」
めんどくさいのはゴメンだ。
「手っ取り早く言うと、私が彼女会って、そん時しばらくは平気だったんだけど酒飲んだとき、妻と間違えて襲っちゃいまして………………。」
「「「「「「…………………。」」」」」」
え?そんな理由?思ったよりくだらなかった。それより、皆同じ事思ってんだろうな〜僕も同じだよ。
「……………………。」←アッ、ヤベッって感じの顔
せ〜のッ‼
「「「「「「何やってんだ!!!!このクソ親父ぃぃ!!!!!!!!!」」」」」」
その日、僕、いや、僕たちは初めて、父さんを一発ずつぶん殴った………………
────────────次の日────────────
朝、父さんとは一度も会話せず、マルク君と一緒にギルトに行った。
「にしても、意外だったなぁー、アル君も異能者だったとは………」
結局あの後能力のことを説明して死ねないことを言った。皆微妙ーな顔してた。
「ねえ、僕もってことは、マルク君も持ってるの?」
「ま、まぁ。一応。」
「どんなの?」
それが一番気になる
「それより、アル君って、もうギルトでパーティー組んだ?」
あ、露骨に話題そらした。
「いや、まだだけど…………マルク君は?」
「僕はもう組んだかな………」
僕よりコミュ力ないのに凄いな、この人。
「そうなんだ。ちなみに、その人たちは?」
僕と一緒に行かなくてもいいと思う。パーティーの人いるんなら。
「いや、まぁ。それがね、ウチのパーティーの人って、皆基本自由だからさ、集合かければ集まってくれるけど、そうじゃないときは基本バラバラなんだ……で、まぁ僕一人で暇してまして、それで、アル君の初仕事くらいは手伝おうかなぁーって。」
なるほど、ありがたい。ここはお言葉に甘えよう。
「ありがとう。よろしく頼むよ。」
「あ、そこ道違うよ。」
え?マジで?
「ゴメン……………」
この後、なんやかんやで、到着予定ちょっと遅れた……………
────────────────────
「そういえば、アル君のステータスってどのくらい?」
「ほい。」
そう言って、僕は昨日もらったステータス書いてある紙を渡した。
「僕のもみていいよ。はい」
マルク・グレイロード
体力B 筋力E- 魔力B 防御S 素早さSS
『剣神の加護』…………剣を扱うとき、すぐに使いこなせ、自分に最もあった型で常に動ける。
────────────────────
マジで?強くね?筋力めっちゃ低いけど。
「強いんだね。割とマジで、」
「よく言われるよ、でも、まぁ非力過ぎて木刀しか満足に使えないけど。」
「すぐ折れそうだね………木刀。」
それに思ったよりキツイ弱点背負ってんなぁー
「心配御無用。常に強化かけて折れにくいようにしてるし、予備何本かあるし。」
なるほど、よくよく考えりゃそうしなきゃとてもじゃないけど恐くて扱えねぇな。
「あ、着いたよ。ここ」
そこにあったのは、割と年季入った店だった。
「ん?ここギルトじゃないけど………」
ギルトもう少し先だけど………
「ここ、武器屋だよ。ここで、アル君にあった武器探すんだよ。」
確かに武器持ってなかったな。
「なるほど………」
「早速入ろ?」
「あ、はい。」
ガラガラ
「失礼します。」
「ハイハ〜イ」
店番やったのはゴツいオカマだった。
……………ッハ!一瞬脳がショートしてた。あぶね。
「何を探してるのかしら〜」
「この人に武器買いたいんですけど………」
「そう。ならステータス見せて?」
「ど、どうぞ………」
「なるほどねぇーならこれね。」
渡されたのは小型の槌だった。
「なんですか?これ」
「それね、自在にサイズ変えられるの。使いこなせたら便利なんだけど、大きくすると結構重くて、誰も扱いきれないのよ。」
「なるほど………」
だから馬鹿力の僕に、か……………
「あ、あとこれね。」
次はでかいバズーカ渡された………
「これは?」
「それ、買い取ったものなんだけど、射程長いし、威力高いし、範囲も広いんだけどね、なんか威力だけを求めたらしくて、重いし、反動でかいらしくて、面白い武器なんだけど、使える人がいないのよ〜でも、ちょうど良かったわ、あなたのような不死であれば、反動で死なないでしょ、バズーカはサービスであげるわ。」
「あ、ありがとうございます………」
「良いのよ〜邪魔だったし。」
「それで?いくらなんですか?小槌は。」
「あ、いいよ、自分で払うよ。」
「あ、そう………」
「10万よ。」
「割と安いですね。」
「欠陥品だからね。」
その欠陥が僕にとっては全然そうでもないんだけどな………
「どうぞ………」
「はい、ちょうどね。」
「「失礼しました。」」
「また来てね〜待ってるわ〜」
バタン
「なんかいい人だったね。」
「そうでしょ。まぁ、ちょっと対応に困るけど………」
「うん…………」
そうこうしてるうちに、ギルトに着いた。てか、すぐ隣だった。
ガチャ
「おはよ〜ございまっす!」
「おはようございます………」
やっぱり、まだ担当の人のノリについていくのは難しい気がする……………
「あの人、アル君の担当?」
「まあ、そうだね。」
「そっか、ならさっさと依頼受けよう。」
「すみません。依頼受けたいんですけど………」
「おや?あなたも一緒に受けるんですか?」
「まあ、はい」
「わかりました、初めてなら、迷子の捜索とかどうです?」
「いや、彼重度の方向音痴なんで、迷子捜してる途中で一緒に迷子になりそうで怖いです。」
そんなに!?そんなにひどいの僕の方向音痴!?
「なるほど……………なら、これなんかどうです?」
「えっと、洞窟の調査ですか?」
「ええ、最近、何も無いはずの洞窟から物音を感じるって噂です。火のないところに煙はたたないってことで、念の為調査しろってことらしいですよ?」
「調査ってことは、魔物が住み着いていた場合はその性質を調査と………」
「他には、生活感はあったかとかも調べますね。」
…………………あれ?これ僕が受ける依頼だよね?なんでマルク君が受けるみたいになってんの?
「なら、それにします。アル君もそれでいいよね?」
「あ、はい……………。」
どうしよ、スゲー不安………………………………。
武器屋の人……あらゆる武器作れる凄腕職人。普通に良い人。何故オカマなのか?面白いから。あとその場のノリ。武器買い取るときの基準は面白さ。能力は、調子いいときに作ったものがランダムで能力を得る能力。(ちなみにその時作りたくなった武器じゃないと無理。)能力名は不明。
バズーカの反動は仮面ライダーオーズのバースバスターの2倍くらい。バースバスターがわからない人にわかりやすく言うと、普通の人が打ったら吹き飛んで下手すりゃミンチになるくらい。ちなみにバズーカの弾は魔力によるエネルギー弾。なので、威力は調整可能。(なお、威力が1〜10まであるとしたら8〜10くらいしか選べないので実際はあってないようなもの。)範囲は半径10m。最大射程距離100m(こちらの場合は近すぎると反動+爆風でほぼ確実に死ぬ。)これらの点から総合的に評価すると失敗作。
あと槌が欠陥品なのは重すぎるから
ちなみにアルが自分で払うって言ったときマルクが粘らなかったのはマルクが押しに弱いから。
ちなみに槌は普通にわかると思うけど鉄製。めっちゃ頑丈。