死にたい主人公が目覚めたのは死ねない能力でした。 作:ユノ・アスタライズ
9話
駄目だ、視線が痛すぎて胃が、胃がァァァァァァァ!!!胃がとてつもなくイテェェェェェェ!!!何だこの胃の痛さは!半端ねぇぞ!もう半端ねぇぞ!…………まさかロリコンと誤解される事が、こんなにも胃に効くものなんて……。
「?……どうしたんですか?アル様。」
どうしたのじゃないよ………君のせいでこうなってんだよ、クラレさん。いつか殺せと言ったけど…………誰も社会的に殺せとは言ってない、頼み方間違えたのかなぁ…………(´;ω;`)
「えっと、その………何してるのかなぁ、君達。」
………そこには、こないだ会った神嫌いの聖職者────もとい、リベン・ソロモンが居た。
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「それは災難だったねぇ…………。」
もう受付さんがわざわざ事情を説明するのが面倒だからとリベンさんが報告を一緒に聞く事になった。ホイホイ情報もらしちゃって大丈夫なんでしょうか………それだけが心配です。
「とりあえず、アル君。僕は先に家に帰るね。元々パーティー違うし………じゃあ、頑張って。」
ダッ!
「じゃあね………って速っ!」
「「いやぁ〜速い(です)ねぇ〜」」
割と仲いいなこの人たち!ホントに初対面か!?
「「いや、さっき会ったばかり(ですよ?)だよ?」」
怖ッ!揃いも揃ってエスパーかよこの人たち!
「あ、それよりさ、ここで会ったのも何かの縁だし、どうせならパーティー作らない?アルフォト君とクラレちゃんだっけ?今何処にも入ってないよね。」
「いや、僕は入ってないですけど……」
「私は……そもそもギルドに登録してないなぁ、って……」
「大丈夫です!そう言うと思って、登録しておきましたーッ!!!」
「流石だねぇ、でも、ステータス確認はいいの?」
「それも大丈夫です!」
「その根拠は?」
「そんなもん後回ししても良いからです!!」
えぇ………。
「なるほど………。」
いや、なるほどじゃねぇよ!?納得したらダメですよそこは!?
「よし、早速パーティー作ろ…………」
「いやダメでしょ!?」
「だよねぇ……どうせ嘘でしょ?後回しで良いって。」
「当然ですよ。当たり前じゃないですか。」
そう思えないところがこの二人の怖いとこなんだよなぁ……
「クラレちゃん、この紙触れてみて?」
「これで良い?」
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クラレ・ブリューレン
Lv30
体力C 筋力A 魔力C 防御D 素早さS
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Lv30………だと!?いや、それも気になるがもっと気になるのが………
「何で数値が消えてるんですか?」
「いやぁ、実は…もう評価だけあれば良くない?って意見が出たんで、とりあえずアンケート前からアンケート取ってたんですよ。そうしたら、昨日結果見たら評価だけあれば良いって意見が多かったんで……変えたんです。」
なるほど………………。
「で、登録だけは終わったでしょ?」
「ハイ。説明はまだですけど。」
「なら、パーティー作ろう。」
どんだけパーティー作りてぇんだこの人。
(面白そうだからだよ。)
コイツ、直接脳内に!?
「では、早速パーティー作りま………」
「ちょっと待ったぁ!」
デカイ声が響いた。僕は直感した。この人も
「えっと、アナタは?」
「私はスピカ・シャックス!そこそこの有名人だァァァァ!!!」
「ホントなんですか?」
なんとなく一番情報網広そうなリベンさんに聞いた。
「うん。物理でゴリ押す魔法使いで有名だよ。めちゃくちゃ浮きまくって何個ものパーティー追い出されたとか。」
じゃあもう武闘家になれよ。何でわざわざ魔法使いやってんの?意味わからんわぁ〜。
「それで………そんな有名人がなんの用ですか?」
「うん!君達の話を少し聞かせてもらった!面白そうだから君達のパーティーに入れてくれ!!」
やっぱり予想通りだぁ。面倒くさい感じがするぅ〜
「うん!良いよ!面白そうだし!」
だよなぁ、そう来るよなぁ!
「うん!クラレも面白いと思う!」
クラレさん、君もそっち側なのか……
「いやぁ〜一気に賑やかになりましたねぇ〜。」
当然アンタもそっち側だな。
「「「「………。」」」」ジー
え?何これ、ジッと見つめられても………
「ハア、…………別に良いんじゃないんでしょうか。」
「よろしくなッ!」
「こちらこそよろしくお願いします……………。」
何故か、出た言葉には力が全然こもらなかった。
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「そういえば、スピカさんのすてーたす?ってどんなの?」
受付の人がクラレさんに説明が終わったあと、パーティーを作った。だが、名前が思いつかないので明日まで待ってくれということで、あくまでパーティー(仮)である。何故帰り道が同じかと言うと、それは単純に僕の家でパーティー名を考えるからである。
「ああ、こんな感じよ!」
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スピカ・シャックス
Lv51
体力S 防御SS 筋力A 魔力C 素早さA
『不運の呪い』…遥か昔に一族にかけられた呪い。50代後の最初に産まれた者にかかるタイプの呪い。これを受けたものは無茶苦茶不運になる。
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なんか、こんな呪い抱えてたらズバ抜けた防御力がなければ生き残れなかったんでしょうね。現にさっき不運のオンパレードでしたし。
「そういえば、リベンさんのも見てませんでしたよね?」
「ああ、そういえば………ハイ、どうぞ。」
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リベン・ソロモン
Lv60
体力A 筋力B 防御B 魔力B 素早さB
『
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なんかサラッととんでもない能力隠し持ってません?この人。
「あ、着きましたよ。」
そんなこんなで、我が家に着いた。
「ただいま帰りましたー。」
「帰りましたー!!」
「「お邪魔しまーす!」」
「おかえりなさい!よく来たね、君達!いやぁ〜嬉しいよ、アルフォトが友達連れてくるなんて……」
そこには、空気読めそうで読めない次男もとい……シュゼット・グレイロードが居た。
「シュゼット兄さん、皆は?」
「マルクは、昨日の疲れがまだ残ってたみたいで寝ちゃった。父さんは他の貴族との付き合い、フリッツ兄さんは嫁の家、フィナンシェは男探しのパーティー、シャランはフィナンシェの巻き添えね。従兄弟達や叔父さんも来てないよ。屋敷に残ってんのは、僕の嫁2人と、後はアリスくらいかな。」
「アリス?誰でしたっけ?」
うーん。どっかで聞いたことがあるような……………
「ホラ、君の1人目のメイド。クラレが来るまで殆ど一緒にいたじゃない。」
あ~、あのメイドさんかぁ〜アリスって名前なんだ。とりあえず覚えとこ。
「いや、それより僕達がアポ無しで来たのにまるで分かっていたかのように玄関にいたことは指摘しないんだね…………。」
「…………いつもの事なんで、慣れました。」
この人は何考えてるのか分かんないからな。それに、未来予知と言ってもおかしくないくらいの事はいつもやってる。何故か嫌がらせとか受けた時は玄関で待ってんのの大体シュゼット兄さんなんだよなぁ〜。
「それより、僕の部屋行きましょう。そこでパーティー名を考えるんでしょ?」
「それもそうね!行きましょう!」
こうして僕達は、僕の部屋に向かった………。
スピカ・シャックス…19歳の女性、単純でチョロいそんでもってバカでアホ。防御力がバカみたいに高く、これまで呪いによるどんな不運も跳ね除けてきた。戦闘スタイルは『