ダンジョンにグルシャンを求めるのは絶対に間違っている。 作:ガラクタ山のヌシ
短くってごめんね!!
さて、グルメシャンプー、即ちグルシャンとは何も一つの種類だけを指す言葉では無い。
と言うのも、オラリオに於ける神々のグルシャンブームにあやかろうと、他ファミリアの連中が連日ソーマファミリアに売り込みに来るのだ。
そんな中でもひときわ異彩を放ち、また大成功を収めたのがお馴染みツバキホワイト。
かのヘファイストスファミリアの第一級冒険者にして一級品の腕前を持つ鍛治師、椿・コルブランドが小遣い稼ぎにと気まぐれに考案した逸品。
コレが神々を筆頭に売れに売れた。
クセになるねばつきに、薬草臭さの薄さからストレートで飲むこともでき、また初心者でもチャレンジできるグルシャン入門編としても注目を浴びているという。
因みにもう一方にルージュがあるが、そちらもそれなり以上に人気である。が、生憎と言うべきかやはりと言うべきか、ホワイトには一歩譲る形となっている。
ただ、このバカ売れ故に、当の椿・コルブランド自身は鍛治仕事を続けるべきか、それともグルシャン作りに乗り換えて専念し、より優れたグルシャンを作るべきか、職人気質故の悩みが出て来たとかなんとか。
次に人気なのはウラックススーパーリッチライト。なんとあの神ウラノスが祈祷の片手間に手がけたと言うグルシャンである。
その味わいは華やかな香りとぴりぴりとした刺激が特徴的で、正にツンデレの如しと形容される。
神ウラノスはそう言う子が好みなのだろうかと言う噂が囁かれたり囁かれなかったりする今日この頃。
そして、三番目に人気なのはミアハンテーンのコンディショナー。発案者は名前にもなっている神ミアハである。
その味わいはさながら白ワインのごとしと謳われ、豊かな香りとほのかな苦味が楽しめると言う。
因みに彼はソーマがフレイヤに無理難題をふっかけられた際に頼った識者の一柱でもある。
以上三点がオラリアにおける三強と称されるグルシャンであり、ソーマファミリアの
と言うか、
◇
「と、まぁ種類をあげればまだまだキリがないほどにありますが、コレらがオラリオでのグルシャン最先端であると認識して頂ければ大丈夫ですよベル様♪」メガネクイッ!
「へ、へー。そうなんだー。都会ってスゴイなぁ〜……」ぼーぜん……。
「さ、ベル様も興味を持たれたところで、レッツトライ☆ですよ!!ベル様♪」
「い、いやさっき無理罪はしないって…」
「ええ、わたくしどもは『お買い上げ』を無理強いはいたしませんよ☆」
「えっ、ちょっ、まっ……」
意外と見てくださってる方が多くて驚いております。