仮面ライダービルド dungeon world 異世界帰りの白兎 作:山吹色ノ大妖精
今僕はオラリオの門にいる。少し前、これ以上近づくとバイクは目立ってしまうので、ビルドフォンに戻して徒歩でここにいる。
「よし、次だよ!わぁ、可愛いね、君!」
「は、はぁ・・・」
僕の番になって青い髪の女の人が僕に気付くと開口一番に可愛いと言ってきた。ほっとけよ、お義母さんやミソラさん達に良く言われても未だ慣れないんだよなぁ・・・ふと女の人が後ろの男性に話しかけられる。
「おい、アーディ、真面目に取り組め」
「あ!ごめんごめん!君、オラリオにきた目的は?」
「英雄になりに来ました」
彼女の質問に即答するとめのまえの二人は固まる。二人の反応に少し戸惑うと女の人は笑った。
「ふふっ、いい目をしているなって、私はアーディ。君は?」
「え?ベル・クラネルです」
「英雄になるんだったら先ずは自分のファミリアを見つけてギルドに冒険者登録をするんだよ。わかった?」
「は、はい!ありがとうございました!」
「よし!通っていいよ!」
「オイ待てよ」
「「え?」」
アーディさんに何をするべきかを教えてもらっていざオラリオに入ろうとすると後ろからさっきの男性が僕の肩を掴んだ。その顔には呆れが見えるが、僕に対してではなくアーディさんに対してのようだ。
「ステイタス・シーフ・・・」
「あっ・・・」
「?」
男の人が何を言ってるかわからないがアーディはハッとしたようだ・・・ステイタス・シーフ?
「背中に使えばそいつのステイタスがわかるってやつでな、何をしたいかっていうと恩恵があるか無いかを確認するだけだ」
「は、ハァ・・・」
「取り敢えず背中を見せてくれ・・・あぁ、脱がなくていいからな?」
「は、はい」
そう言いながら背中を向ける。しばらくすれば良しと言う声が聞こえたので向き直る。。
「頑張れよ坊主、困ったことがあったら、【ガネーシャ・ファミリア】に来い」
「あ、ありがとうございます!」
「またねー!」
二人の声援を背に僕はオラリオへ入って一週間、あの時のアーディさんの言った通りにファミリアを探そうとしたが、中々受け入れてもらえず、大変な思いをするばかりだったが、路地裏でヘスティアと言う
「お義母さん?聞こえる?」
『あぁ、聞こえるぞ、ベル』
「うわー凄いなベル君!こんなに凄いものを作ったのか君は!?」
『む・・・ベルの主神か?』
「うん、そうだよ、ボクはヘスティア。君は・・・」
『アルフィア、その子の母だ』
「うん!よろしくね、アルフィア!」
二人が自己紹介を終わらせた後、僕はオラリオに入ってからの一週間を話した。他には神様に僕がゼウスの孫であることを伝えてあるので、神様とお義母さんの会話ではおじいちゃんについての苦労話に花を咲かせていた。そしてふと気になったことを話す。
「お義母さん、叔父さんとおじいちゃんは?」
『それについては何だが、今は一人でな、ヘラの所に向かっている途中だ』
・・・なんか凄いことを言っている。ヘラといえば、おじいちゃんの妻であるので僕のおばあちゃんになるが、どうして?
『私もいずれオラリオへ向かうのでな、【ヘラ・ファミリア】としては無理だが、違うファミリアなら入れる。また会える訳だ』
「本当かい!?それじゃあボクのファミリアに入っておくれよ!」
『もとよりそのつもりだ』
正直驚いた・・・そろそろ時間が遅いから話を切り上げる所だが、これだけは言わないと。
「お義母さん」
『何だ?』
「体には気をつけてね?」
『ふふ、わかっている』
「それじゃあおやすみ、お義母さん」
『あぁ、おやすみ、ベル』
お義母さんがそう言ってテレビ電話を切る。僕もアプリを終了して寝る準備をしていると神様が話しかけた。
「君のお義母さん、とても綺麗だったね」
「はい、そうですよね」
お義母さんが綺麗って褒められて息子である自分は鼻が高い。そう思いながら神様の言葉に耳を貸す。
「それにしてもベル君は凄いね、このマジック・アイテム、世界で一つ・・・いや、二つしかないものを君は作ったんだから」
「アスフィさんが手伝ってくれたお陰ですし、元々は戦兎先生の物をコピーしたに過ぎないんですけどね」
そう言いながら前の世界を思い出す。僕に科学と言うものを教えてくれた戦兎先生、戦い方を教えてくれた龍我師匠、兄の様に慕った一海兄さん、そしてクソダサファッションのヒゲおじさん。他にも美空さんに紗羽さん。色んな人たちが僕に優しくしてくれた。僕は異世界の皆んなを想っている内にいつの間にか寝ていた。
呼び方でヒゲおじさんがもし不評だったら修正すると思います。そして次回、変身します!
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