仮面ライダービルド dungeon world 異世界帰りの白兎 作:山吹色ノ大妖精
「ハアァ!」
『ギャア!?』
僕は今、エイナさんに内緒でダンジョンの4階層でゴブリンを狩っている。これでも龍我師匠に体力などを鍛えられている他、恩恵で強くなっているので、1階層では物足りないのだ。今僕が使っている武器は【ドリルクラッシャー】だ。ビルドの初期武装でもあるこれのお陰で、ゴブリン退治がかなり楽だ。っと思っているとダンジョンの奥から大きな足音が聞こえる。嫌な予感がするので【ドリルクラッシャー】を構えているとソイツが現れた。
『ブモオオォォオオ!』
「ミノタウロス!?」
ミノタウロス、本来なら中層に現れるモンスターではあるが、何かしらの
『ラビット!』『タンク!』『ベストマッチ!』
ベルトマッチと言う言葉と共に流れる軽快な音楽が流れると同時に僕はドライバーのハンドルを回す。すると僕の周りにスナップライドビルダーが形成する。そして・・・
『Are you ready?』
「変身!」
『鋼のムーンサルト!ラビット!タンク!イエーイ!』
赤と青の鎧を纏い仮面ライダービルドに変身完了!さて、決め台詞は・・・先生のを使おう
「勝利の法則は決まった!ふぅ・・・ハッ!」
『ブモォ!?』
ラビットの力で急接近して【ドリルクラッシャー】でミノタウロスを斬りつける。材料をアダマンタイトにしたお陰か楽にダメージが与えられる。
『ブアァ!』
「おっと、効かないよ!」
『ブモォ!?』
ミノタウロスが反撃とばかりに殴りつけてくるが、ビルドの装甲のお陰でノーダメージだ。それと遊んでいる訳じゃないので、手早く終わらせよう。僕はドライバーのハンドルを回して必殺技に入る。
『ready go!』「ちょっと待ってね?」
『ブモォ?』
僕はミノタウロスに背を向けて走る。側から見たら逃げてるようにしか見えないが、これでいい!僕は地面に穴を開けて潜り、一気に上がる。そして白いラインがミノタウロスを拘束して僕は白いラインに沿ってキックを繰り出す。
『ボルテックスフィニッシュ!』
「ハァアアアア!」
『ブアァアア!?』
キックがミノタウロスに直撃した瞬間、爆発して木っ端微塵になった。それを確認した僕は変身を解除する。仮面ライダーとしての初戦闘で胸の高鳴りがめちゃくちゃ高い・・・そしてかっこよく倒せたことに僕は嬉しさに声を挙げた。
「決まっっったあぁあああ!」
「あの・・・」
その声が入った瞬間、心臓が止まりかけたが。僕は声がした方向にギギギと向けてみると、金髪の女の子がいた。それもめっちゃ可愛い。良く考えてみれば、ミノタウロスは自分より強いものから逃げてたんじゃないかと推測すると、きっとこの人からミノタウロスは逃げたのだろう・・・いや、現実逃避している場合じゃない、聞くことは聞かないと・・・
「もしかして〜見ていましたか?」
「え?うん」
「ど、どこから!?」
「す、姿が変わって戦った所から?」
「さ」
「さ?」
「最悪だあああああああああああああ!!」
「あっ・・・待って・・・」
僕はラビットフルボトルを振って中身を活性化して脚を強化してその場から脱兎の如く逃げた。後ろからなんか笑い声が聞こえたが、無視だ!無視!
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