仮面ライダービルド dungeon world 異世界帰りの白兎 作:山吹色ノ大妖精
ダンジョンの5階層でミノタウロスを倒した後、運悪く変身解除した後に素顔を見られてしまった僕は取り敢えずギルドに向かって歩いていた。ギルドが見えてくると玄関前で掃除している担当アドバイザーのエイナさんが見えて来たので大きな声で声をかける。
「エイナさーん!」
「ん?あっ、ベル君じゃない。どうしたの?」
「お話したいことがあって、個室で話しても良いですか?」
「うん、いいよ」
そして僕はエイナさんに案内された個室でダンジョンの5階層でミノタウロスが現れたのと、それを金髪の女の子が討伐したと言う嘘を込めて話した。エイナさんは僕が5階層に行ったことにはやっぱり怒った。けど、ミノタウロスが5階層に現れたと言う
「多分、君を助けたのは、【ロキ・ファミリア】のアイズ・ヴァレンシュタイン氏だね」
「あぁ〜、【ロキ・ファミリア】かぁ・・・」
「ん?どうしたの?」
「いや、何もありませんよ?ただ、神様があそこの主神様と仲が悪いとしか聞いてなくて・・・」
「あぁ、君は【ヘスティア・ファミリア】だもんね」
都市最大派閥にもしかしたら目をつけられたんじゃないかと思うと目眩がする。エイナさんに一瞬怪しまれたが、自分の所属の話をすれば納得してくれた。こうして解放された僕は魔石を換金した後、自分のホームへ向かう。【ヘスティア・ファミリア】のホームに帰ってきた僕、我が家は一見廃教会に見えるが、此処には地下室がある。【ヘスティア・ファミリア】に加入して以来、ホームの地下室を改造したのだ。内装は前の世界の地下秘密基地ふうにしてある。
「神様、ただいま帰りました!」
「おぉ、お帰り!ベル君!」
神様は僕に気づくと笑顔で迎えてくれた。僕は今日の出来事などを話しながら神様に恩恵を更新してもらう。
「そうか〜、君の素顔を見られちゃったのか〜・・・ロキに」
「うぐっ、す、すみません。神様」
「まぁ、何かあったら君のお義母さんに連絡しよう」
「は、はい」
「よし!更新終わったよ!はいこれ」
神様はステイタスシートを僕に渡す。上昇値は何故か高い。お義母さんから聞いた基準より大きく上回っている。恐らくだが、僕に何かしらのスキルがあるのだろう。けど、神様がこれを伝えないと言うことは余程のものじゃないかと推測している。
「神様、僕はこれから晩御飯を作るから、何かリクエストでもありますか?」
「え?君が作るものなら何でも良いぜ!」
「そう言う返答が一番困ります」
そう結論づけた僕は今日の晩御飯を作りに台所へ向かう。神様は何か僕に隠しごとをしているのは間違い無いが、それは僕の為でもあると信じている。
「・・・ハァ」
ベル君が台所に向かって一人になった後、ボクはもう一枚のステータスシートを取り出す。そのステータスシートのスキルの一覧には一つの項目があった。
【
・早熟する
・愛と平和を想う限り効果持続
・愛と平和を想う丈により効果向上
【仮面ライダー】、それはベル君が向こうの世界で出会った英雄。聞いた限りでは向こうの世界には神々は降りておらず、さらにモンスターすら居ないらしい。一瞬平和で良い世界だと思ったが、その世界では人間同士で争っていたらしい。そんな世界で戦った
「神様ー!出来ましたよー!」
「今行くよ!」
台所からベル君の声が聞こえたのでそれに応えながらステータスシートを隠して食事処に行った。
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