翌日。兎にも角にも朝食を食べた後、ドキドキしながら待つこと、しばらくしてなんでも10時ぐらいになった頃、再び私たちは昨日の場所に呼び出しを受けました。
「勇者様のご来場。」
そう言われて扉が開くと、昨日の場所に新たに様々な冒険者の格好をした人たちが集まっていました。
あそこにいるのが、私たちの仲間になる人たちですか・・・・・・・・・
ん?18人?7人で分けられなくないですか?
まぁ、私達なんか急に来ちゃったみたいですし、そちら側も急に集められないですよね・・・・・・・・・・
「伝説の勇者たちとともに波に立ち向かおうと言うものを募らせていただきました。」
「それでは、誠に勝手かもしれませんが・・・・・・」
女王が何か言おうとしていますが、王様が
「さあ、未来の英雄達よ。仕えたい勇者と共に旅立つのだ!」
え、しかも向こうが選ぶのですか?
まぁ、それでいいですけど・・・・・・・・・・
「なぁ、どう思うんだ、これって?」
「異世界のよく分からない方に選ばせるよりも自国民の方に重きを置くことは間違ってはいないんじゃないかしら。」
「まっ、それもそだな。」
で、その結果、
天木錬 5人
北村元康 4人
川澄樹 4人
岩谷尚文 1人
積田麻衣 2人
基樹由美 0人
竜宮院美咲 2人
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
なんなんですか?!この圧倒的な差は?!
ほら、尚文さんも舌打ちしてますよ!よくないですけど!
「ちょっと王様!」
「え、えぇ・・・・・・・・・・」
「うぬ。さすがにワシもこのような事態が起こるとは思いもせんかった」
「志願者0とは、人望がありませんな。」
「いやいや、昨日来たばかりの人たちに人望だのなんだのあるわけないじゃないですか。」
大臣の発言にとりあえずすかさずツッコんでおきましょうか。
「やはり、書の勇者だの拳の勇者は信用ならぬということなのかの・・・・・・・・・・」
「いやいやいや、なんていうこと言うのですか?!」
この王様、とんでもないこと言いますね、はい。
そんな中、王様のそばに来たある人が王様にこっそり耳打ちする。
「そんな噂が広まっておるのか・・・・・・・」
「何かあったのですか?」
「実は・・・・・・勇者殿の中で盾と拳の勇者はこの世界の理に疎いという噂が城内で囁かれているのだそうだ。」
「はぁ!?」
「伝承で、勇者とはこの世界の理を理解していると記されている。その条件を満たしていないのではないかとな。」
「昨日の雑談、盗み聞きされていたんじゃないか?」
「マジで?!」
「いったい誰なのかしら・・・・・・・・」
「え、え、で、でも伝説の四聖勇者なんですよね?あ、私たちは違うか・・・・・・・」
伝説に全くない勇者ですもんね。
「ふむ・・・・・・・その上、杖の聖武器というのは聞いたことがあるが、その杖は杖の聖武器とは似ても似つかぬ。それに加え、書もとい本や拳の聖武器というのは聞いたことがない。ともなると生娘どもが勇者というのも怪しい話になってくるの・・・・・・・・・・」
「はぁ?!んだごらぁ!!呼び出したんはそっちじゃね~か!!なんか文句あんのかゴラァ!!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・まったく野蛮ですわね。とはいえ、杖が存在する?似ても似つかぬ?どういうことかしら・・・・・・」
「どうかの、ミレリア。こやつらは信用するに値するかどうか。」
「怪しい。確かにその通りなのかもしれません。ですが、彼女たちも召喚された方々、それだけで信憑性は大いにあるかと。それに今は誰が偽物かとかそのことについて言い争っている時ではないでしょう。」
「じゃ、じゃが伝承に全くない・・・・・・・」
「私は伝承が全てとは思いません。後世に書き残す際にどうしても消失してしまわれることが必ずしもないとは断言できません。それにしても・・・・・・・オクトグレイ、もしかすれば私たち、いえ、ここにいる全ての者はこの瞬間、新たなる勇者様方の旅立ちの日に携わることになる云々かんぬん・・・・・・(ミレリア女王の熱弁を文章にすることを作者が諦めたためこのような形にさせていただきます。)」
・・・・・・・・えーっと、なんか勝手にあちら側がテンション上げまくってますが、これはどうこちら側は反応すればいいのでしょうか?
「ごほん、ごほん。」
「ごほん。それでは改めまして、伝承にあらぬ新たなる聖武器の勇者方。これからよろしくお願いしいたます。」
美咲さんの咳払いによってようやく落ち着かれたみたいです。