ある日目覚めて   作:おは

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シャルロットの性格があっているかが心配


出会い

あれがガリアの首都リュティスかぁ、町の姿を遠目から見るだけでもスーザネスが田舎のように見えるわ

 

とジレーヌが思っていると

 

「姫様アイナ様、あちらを見てくださいガリアの近衛騎士団が私達の護衛につくようですよ」

 

とブリッタに言われてジレーヌとアイナがブリッタに言われたほうに目を向けるときらびやかな衣装を身にまとった一団が、馬に乗ってジレーヌたちのいる馬車の行列にやってきた。

 

「見て、あそこにいる子、ほかの人たちと違ってまだ子供よ。どうして私達の護衛についているか聞いてみなさいよ」

 

とアイナがそうジレーヌに呼びかけると

 

「ねぇ、そこのあなた。ちょっとこちらに来なさい」

 

とジレーヌが黒い駿馬に乗った金髪の美少年に向かって呼びかけると金髪の美少年は馬を馬車に寄せると

 

「私に何か用ですか?ジレーヌ殿下」

 

と少年はそう言うと一礼した

 

「あ、あの。どうしてあなたのような小さい方が私達の護衛についているか疑問に思いまして」

 

とジレーヌしどろもどろになりながら美少年に言うと美少年は

 

「殿下、団長がぼくに将来正式に騎士団の一員になるとき。他国の王族の方々を護衛する任務は数多くあるだろうから。早めに慣れろと言うことで見習いながら参加させてもらうことになりました」

 

と美少年は答えた

 

ガリアの3つの花騎士団はハルケギニアの騎士団で華麗さを競い合っていると聞いていたけど一番若いこの子でもこんなに礼儀正してくて凛々しいだから。話は本当のよね。それに比べて私の護衛の冬の戦士団は行く先々でお酒で酔っ払って騒動を引き起こして。私とアイナをげんなりさせているわ

 

とジレーヌが思っていると

 

「殿下、何か僕が何かあなた様の沖に触ることでもしました?」

 

と美少年が不安そうに尋ねてきた。

 

「あなたのせいじゃないから安心して。ところであなたの名前とどの騎士団に入っているか教えてくれるとうれしいけれど」

 

とジレーヌが少年を安心させるために微笑みながら尋ねると

 

「東薔薇騎士団のバッソ・カステルモールです。姫殿下。では僕は護衛の仕事にもどります」

 

と言うとカステルモールは護衛の仕事に戻っていった。

 

 

 

馬車の一団が壮麗さとハルケギニアの文化発信地としての影響から花の都と呼ばれているリュティス市内に入っていった頃

 

「姫様、なにかいいたそうですね」

 

とブリッタが馬車の窓からカステルモールと自分の国の鎖帷子を身にまとい頭に熊の毛皮を被っている護衛たちを

交互に見ているジレーヌに話しかけた。

 

「私の国の護衛はどうしようもないなって思っていただけよ」

 

ジレーヌがため息混じりにつぶやくと

 

「私もそう思っていたところよジレーヌ。アンタの国のゴロツキ共じゃなくて私の国の海神衛士隊ならガリアの花騎士団より華麗に護衛していたわ」

 

アイナが身を乗り出して言った

 

「姫様、北部人の冬の戦士団に華麗さを求めるのは無理な話です南部人の南風騎士団ならまた違っていたとおもいますが。あとアイナ様いつゴロツキ共と言う言葉を覚えたんですか?」

 

とブリッタはジレーヌとアイナに言った。

 

「それはそうなんだけどブリッタ。あの人たちリュティスでも騒動を必ず巻き起こすわよ」

 

ジレーヌはリュティス市街地を眺めながら冬の戦士団のことをあきらめながら言った。

 

「前にアンタらの国の兵士が暴れているときに町の中の人の話を聞いたのよ。覚えたの私のせいじゃなくて冬の戦士団が暴れているのが悪いの」

 

とアイナは自分言い聞かせるように頷きながら。ブリッタに答えた。

 

馬車が大貴族の屋敷と学園が置かれているあたりを通っていると突然アイナ歓喜の声を上げると

 

「見てみて、サンロジェ城よ。あれがブリッタあなたが話したガンニバル卿と公女セイラが住んでいた場所でしょう」

 

と大はしゃぎしていた。

 

えっ、なにそれ?私そんな話聞いていないんだけど

 

「ぶ、ブリッタ。ガンニバル卿と公女セイラって何。私聞いていないんだけど」

 

 

「姫様は宮廷恋愛物はお好きではなさそうないのではないかと思いまして」

 

とブリッタは平然としたようすで答えた。

 

「森の中の声とか湖の人影南下の怖い話を聞かせるよりそっちのほうが聞きたいわよ」

 

とジレーヌが言うと

 

「本当ですか?姫様、私が話をした翌日に嬉々とした様子でアイナ様に聞かせに言っているじゃないですか」

 

とブリッタはアイナに聞こえるような声で言った。

 

それを聞いたアイナはブリッタの顔を睨みながら

 

「ば、バカメイド。それじゃあジレーヌが私が寝ようとするときに、怖い話をして去っていくのアンタのせいなのね!私がどれだけ怖くて泣いたと思っているのよ!」

 

とアイナは言わなくてもいいこと言っていると。ブリッタは突然泣き崩れると

 

「私だって泣きたいですよ。まさかおやさしいと思っていた姫様が怖がりなアンナ様に怖い話をするなて・・・」

 

としくしく泣きはじめた。それを見たアイナはブリッタからジレーヌに顔を向けると

 

「私は怖がりじゃないわ。そんな私が泣いたのはどんなに強い人でも怖い話を聞かせた。ジレーヌあんたが全部悪いわ!」

 

 

なんで私が全部悪いようになってんのよ。あんた達だって悪いことやっているのに私だけ悪いなんておかしいじゃないの

 

「なんでよ!私は悪くないわよ。怖い話を聞かせたのはブリッタが悪いんじゃないの。それにそもそもアンタが私に自慢ばっかりするのが悪いんじゃないの!」

 

「本当のことはなして何がいけないの!私が悪いって言ったらアンタが悪いのよだか・・」

 

とアイナがそういったとき。

 

「私が悪いですから。お二人とも落ち着いてください」

 

とブリッタが馬車の床に足を着いてジレーヌとアイナに謝った。

 

「一体どうしたの?いつものあなたなら私達を殴り合いになるまで煽るはずよ。こんなところで止めるなんて何か変なものでも食べた」

 

「うんうん、ジレーヌ言うとおりなんで謝っているの?いつものあんたならこういう展開大好きでしょう」

 

とジレーヌとアイナに詰め寄られてブリッタはため息をつきながら

 

 

「お二人の私の評価が低すぎて悲しくなります。それにさっきまで殴りあいそうになりそうだったのに。仲良く私に聞いているんですか?」

 

とブリッタが聞くと

 

「おかしいからよ」

 

ジレーヌとアイナが二人そろって答えた

 

「お二人にだまされたような気がしてならないんですが。これで良しとしましょう」

 

と言うとブリッタはジレーヌの隣に腰掛けた。

 

馬車がリュティス市内を抜けた頃、ブリッタが

 

 

「アイナ様。ヴェルサルテイルに着く前に一つ話があります。あなたが人魚の姫君であることを知っている人物はガリア王。フェルディナン殿下しか知りません。ですからガリアにいる間本来の身分を隠して私と同じ侍女として生活していただくことになります。」

 

 

それじゃあ。今度はアイナがメイドになるのね。でもアイナにそんなことできるはずがないわ。絶対怒るはずよ

 

とジレーヌが思っていると予想通り

 

「な、なんで私がジレーヌのメイドなんかにならなくちゃいけないのよ!」

 

とアイナは顔を真っ赤にさせて言った。

 

 

「アイナ様、お気持ちは分かるのですが、ハルケギニアの人々は人魚のことを恐れています。あなた様が人魚だと知られたら。彼らはあなた様のことを忌み嫌うことになるでしょう」

 

とブリッタは大事なときを話す表情で静かに話した。

 

「そっ、それでもいやよ。メイドなんて!」

 

とアイナが首を横に振りながら拒否した

 

そこまで嫌がる必要はないじゃないの。わたしはあなたと違って侍女だからっていじめたりしないわよ。でも半年も侍女として、過ごすのは私でも無理だわ。どうすればいいかしら?と思いながら

 

「それならこうすればいいんじゃないの。アイナを私の遠縁親戚にすれば。どうブリッタ?」

 

ジレーヌは思いついたことをブリッタにたずねた。

 

「それがいちばんいい答えでしょうね。ただ問題は仮の家名を・・・いいでしょうアイナ様がガリアにいる間。わたしの家名ライネンをお使いなさいませ。」

 

とブリッタがそういうとアイナは大きくため息をした後に

 

「うーん、なんだかしっくりこないけど。半年間忌み嫌われるよりましね」

 

そう言うとヴェルサルテイルの壁越しから庭園を眺めた。

 

 

 

馬車が壮麗な門をくぐるとハルケギニアで一番壮麗と言われているヴェルサルテイルのグラン・トロワの青レンガと大理石の豪奢な青い宮殿が姿を現した。

 

すごい。ここから見ると宮殿と回りにあるものすべてがよく組み合わさって宝石箱みたいと。ジレーヌが思っているとアイナも同じ事を感じたのか、うぁー、すごい。と歓声をあげていた。

 

あれ、あそこで遊んでいる青髪の二人組みってじゃない・・・あっ、どうやら向こうも私達に気づいたようね。

 

と思うとジレーヌはアイナに

 

「アイナ、分かっていると思うけど、イザベラ公女とシャルロット公女に失礼なこといわないでよ」

 

と耳元で言うとアイナは

 

「私がいつ失礼な言ったのよ!」

 

とジレーヌ飲み身元で言った

 

「言ったじゃないの。私の誕生日の日に。後私の耳元で大きな声出さないで頭がくらくらするわ」

 

とジレーヌが言ったとき

 

「アンタがジレーヌかい?」

 

と肩までかかった青髪を揺らしながら、細い目と宝石の世に赤い唇が印象的な美少女がジレーヌに尋ねてきた。

 

「うん、そうだけど。あなたはだれ?」

 

とジレーヌが尋ねると

 

「あたしはイザベラ・マルテル。少し待ってな、私の『妹』呼んでくるから」

 

と言うと着の後ろに隠れていた青髪を腰まで伸ばした小柄な少女がひょこひょこやっていくとイザベラは少女の頭を撫でながら

 

「別に大異端国だからって怪物じゃなかったろ」

 

と少女に話すと少女はジレーヌの目を見つめながら

 

「私はシャルロット・エレーヌ・オルレアン。あなたがジレーヌ王女?もう一人子は誰?」

 

とシャルロットが聞くとアイナが腰に手を当てて

 

「私はアイナ。アイナ・ハイ・・・ライネンよ」

 

とアイナはどうにか答えると

 

「アンタはジレーヌのメイドかい?やけに態度がでかいんだけど。ジレーヌちゃんとこのメイドの教育したのかい?」

 

イザベラがアイナを冷たい目で見つめながら言うと

 

「なっ、なんですって。わ、私がジレーヌなんかのメイドなわけないじゃないの!」

 

とアイナが耳まで赤くしながら言うと

 

「なら、アンタ貴族なのかい?自分の主君を罵る貴族なんて平民に落としたほうがいいねぇ」

 

とイザベラが冷たい声で言うと

 

「ふざけんな。バカ!」

 

そう言うとアイナはイザベラに近づくと頬をおもっきり引っ叩いた。

 

あぁー。やっちゃった。どうしよう、早く止めておけばよかったー

 

と思いながらジレーヌはアイナの脇に手を入れて

 

「あ、アイナ。なんで引っ叩いちゃったのよ!」

 

と言いながらアイナの事を押さえ込んでいると

 

「イザベラ姉さま。お、落ち着いてください」

 

とシャルロットもイザベラの前に立っていっていた。

 

 

しばらくして、息を切らしている。ジレーヌにシャルロットが

 

「大丈夫?大変な目にあわせちゃったけど」

 

と心配そうに聞いてきた。

 

「だ、大丈夫よ。これぐらいアイナとすごしていればこれぐらいなんともないわ」

 

とジレーヌが答えると

 

「私が謝るからイザベラ姉さまをおこらないで、本当はイザベラ姉さまはやさしい人なのすこし言葉が悪いけど」

 

とシャルロットは頭を下げるとそういった。

 

「あっ、謝らなくていいわよ。あなたが悪いんじゃないんだから。むしろお礼を言いたいくらいよ。あなたが手伝ってくれたおかげで、アイナのことを抑えるのが楽になったから。私のアイナもね、やさしいところはあるのよ。ただ勝気なところがすごくいっぱいあるけどね」

 

とジレーヌがいうと沈んでいた表情のシャルロットが少し笑った。

 

最悪の出会いだったけど。少しだけ打つ解けることができたのかな。そうだったら嬉しいなと思いながら

ジレーヌはシャルロットとお互いに顔を背けあっているアイナとイザベラと一緒に歩き始めた。

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