〜オルクス大迷宮オスカーの隠れ家〜
ハジメ「…お…おお…」
遠藤「…やつれてんなぁ…大丈夫か?」
ハジメ「大丈夫に見えるか…?」
遠藤「だよな…」
黑霧「おはよ〜あー眠…」
遠藤「…お前も致したのか?」
黑霧「いんや?ただオブザーバーと天城達が色々言い合っててな…寝れんかった…」
ハジメ「あー元々敵同士だったからな…」
遠藤「いや本当にそれだけか…?」
遠藤は薄々わかっているらしい…現在、黑霧達はオスカー・オルクスの隠れ家にて黑霧以外の肉体強化や古龍の力を使いこなすための訓練、生成魔法を使った新たな武器の製造なども行っていた。尚オブザーバーが得た力は…
オブザーバー 浮岳龍ヤマツカミ
…である
黑霧「まぁオブザーバーに追いつかれまいと天城達も頑張ってるし、向上心がある事はいい事だ」
遠藤「…おいまさか昨日飯食ってたら急に大爆発したのって…」
黑霧「さーてそろそろ外に出る準備するか〜!!」
ハジメ「話逸らしたな…」
そして女子メンが起きてきたり、オブザーバーと赤城が言い争ったり、遠藤が爆発に関して追求して加賀に物理で黙らされたりしたが外に出る準備が整った…
黑霧「さーて…お前ら準備はいいか?」
全員が頷く。因みに天城達は流石に耳と尻尾を隠すために黑霧から教わった呪術を使って人族に化けていた。オブザーバーもあの格好では流石に露出魔としか思われないので黑霧が作った紫色のワンピースを着ていた
黑霧「俺達は元々聖教会に喧嘩売ったわけだ。まぁ間違いなく狙われる…」
ハジメ「なぎ倒せば同じだろ」
香織「ハジメくんとの生活を邪魔するなら人類だろうと滅ぼしちゃうかな?かな?」
雫「香織?冗談よね?」
黑霧「シャガルマガラの力使えば実際人類滅ぼせるだろうがな…」
雫「えっ…ま、まぁ私も今更よ。聖教会の人間は信用ならないし、貴女について行くと決めたのは私自身。私は貴方のそばに居るわ」
恵里「私の帰る場所はお兄ちゃんの隣だもん。もう覚悟は済ませてる」
鈴「鈴も頑張るよ!えりりんにもカオリンにもしずしずにも負けないもん!」
遠藤「そうだな…お前達と行動すると自分で決めたんだ。今更意見を変えるなんてかっこ悪いこといわないさ」
アレーティア「ん、私の国はもう無い。私の帰る場所はハジメ達のそば」
ノイント「私はいつまでもマスターと共にあります」
北方棲姫「ホポ!パパと一緒!」
レ級「戦艦の力を持って、敵の全てを粉砕するだけだ。私は仲間のために敵に砲を向ける」
黑霧「サンキューノイント、レ級。あと北方棲姫?パパはやめてって言ったんだが…」
北方棲姫「ホポ…ダメ?」
黑霧「ぬ…し、仕方ないか…」
北方棲姫「やったー!」
天城「私達KAN-SENは指揮官の命令に従います」
赤城「私達は指揮官と共に…」
加賀「面倒を見ると言ったのは指揮官だしな。言ったからには責任を取ってくれよ?」
黑霧「わかってる。今更撤回なんてせんよ」
オブザーバー「私は貴方の事が好きだからセイレーンを抜けてきたの、あなたの事はだいぶ前から見ていたし…フフッ…逃がさないわよ?」
黑霧「おうおう物好きだな?こんなバケモン好きになるなんて…まぁ元々聞く必要も無かったな!さて…」
そうして拳を前に出し、宣言する
黑霧「全員で帰るぞ!!」
全員『おー!!!』
そして魔法陣が輝き黑霧達はオルクス大迷宮から脱出した…
〜ライセン大峡谷〜
?side
?「はぁはぁはぁ…!」
大峡谷にて1人の少女が走っていた、背後には巨大な魔物の影、だが彼女の眼に絶望は無かった
?「急がないと…“あの未来“にたどり着くために…!」
そう言い走る少女の頭には白い兎の耳が揺れていた…
黑霧side
黑霧「外だぁぁぁぁぁぁ!!!」
ハジメ「久々に外に出たな…」
香織「空気が美味しい…」
アレーティア「ん、風が気持ちいい!」
雫「太陽の光が眩しいわ…」
天城「どの世界でも空は変わらないのね…」
赤城「そうですわね…とても美しい…」
加賀「…念の為…」
レ級「周辺警戒しとくか…」
ノイント「ですね…」
北方棲姫「ホポ!あおーい!」
オブザーバー「あらあら…気持ちは分かるけど…」
そんな感じで騒いで居ると…
ラプトル擬きの群れ「「ぐるるるるるるるる…」」
大量のラプトル擬きが現れた…
黑霧「はぁ…無粋だな…」
ハジメ「そうだな…」
黑・ハ『つーわけで死ね』
そして開始5秒でミンチになるラプトル擬きの群れ…
黑霧「まぁ騒ぎ過ぎたのも事実だがな…ハジメ、アシを出してくれ」
ハジメ「あいよ」
そう言って宝物庫から取り出されたのはお馴染みブリーゼと新しく作られた魔導駆動二輪、シュタイフであった
黑霧「じゃあ俺はシュタイフに乗るが…誰か後ろに乗るか?」
そう黑霧が言った途端雫を始めとした黑霧Loveなメンバーが目を光らせる…
天城「…あら赤城?そこは姉である私に譲るべきじゃない?私は身体が弱いのよ?」
赤城「身体が弱いのでしたら車に乗るべきでは?それに天城姉様の病弱な身体は指揮官の手で治療済みでしょう?それこそ妹である私に譲るべきでは?」
雫「あら?なんで私が忘れられてるのかしら?喧嘩するなら私が…」
オブザーバー「譲ってあげるわけないでしょう?私が後ろよ」
ノイント「寝言は寝て言って下さい?私が後ろです」
加賀「…北方棲姫」
北方棲姫「ホポ?どうしたの?加賀姉ちゃん」
加賀「お前が指揮官の後ろに乗りなさい…このままだと埒が明かない…」
北方棲姫「ホポ?やったー!」
という訳で北方棲姫が後ろに乗り、残りはブリーゼに乗った。尚、天城達は加賀にブリーゼの中で説教された…そして移動する事数分後…
黑霧「ん?なんか地鳴りが…魔物の反応と…これは人か?」
北方棲姫「ホポ?」
更に進むと…
?「ひぃ〜!死ぬ!死んじゃいます〜!」
双頭ティラノ「GURUAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
うさ耳を生やした銀髪の少女が双頭のティラノから必死に逃げていた…
黑霧「なんじゃありゃ…」
北方棲姫「ホポ!兎さん!」
黑霧「ハジメ。兎人族ってライセン大峡谷に住んでたっけ?」
ハジメ「いや…確か亜人族は海人族を除いてハルツィナ樹海のフェアベルゲンに住んでるはずだが…」
アレーティア「…ライセン大峡谷は処刑場だったし…悪ウサギ?」
香織「どうでもいいよ。で、助ける?」
黑霧「そうだな…助けるか…」
レ級「その心は?」
黑霧「ハルツィナ樹海は亜人族以外の生物の方向感覚を狂わせる霧が発生してる。なら、人間に悪感情を持っていることが多い亜人族をわざわざ説得するよりあの兎人族を助けてその借りを使って案内させた方がいい」
レ級「なるほどな…」
黑霧「つーわけでさっさと…」
?「あ!た、助けてください!」
黑霧「わかったから伏せろ」
?「ひゃい!」
そして少女が伏せると双頭ティラノの頭が2つとも宙を舞った…
?「だ、ダイヘドアを一撃…!凄い…」
黑霧「ま、こんなもんだな」
北方棲姫「パパすごーい!!」
黑霧「んで?お前さんは大丈夫か?」
?→シア「あ、はい。助けていただいてありがとうございます!私はシア・ハウリアと言います!」
黑霧「シアね…んで?なんでこんなとこにいるんだ?亜人族はハルツィナ樹海に住んでるはずだろ?」
シア「はっ!そ、そうでした!私達の家族も助けてください!」
黑霧「?どういう事だ?」
そうして聞いた話だと、シアの一族はフェアベルゲンから追放されたらしい。理由はシアが本来亜人族が持たない魔力と固有魔法を持って産まれた。普通なら忌み子として処刑されるのだが、シアが産まれたのは一族全体を家族とするハウリア族。家族が処刑されるなど認められる訳もなく、シアの存在を隠し、16年間育てた。だがフェアベルゲンの者に見つかってしまいハウリア族はフェアベルゲンから罪人として追われることになってしまい。樹海から逃げ出したということらしい…
黑霧「なるほどな…わかった」
シア「あ、ありがとうございます!」
黑霧「さて…飛ばすか!」
そして最高速度で向かう黑霧達…
黑霧「っち!既に襲われてやがる!」
黑霧の視界にはプテラノドン擬きに襲われそうになっている兎人族の女性であった
黑霧「ハジメ!」
ハジメ「OK!」
プテラノドン擬き「グギュッ!?」
ハジメがドンナーでプテラノドン擬きの頭を撃ち抜く
黑霧「天城!赤城!加賀!」
天・赤・加『了解!』
空母三姉妹が艦載機で上空を飛ぶプテラノドン擬きの群れを殲滅する
黑霧「さて…これで全員か?」
シア「…実は帝国兵に連れ去られた人達が…」
黑霧「ふむ…」
そして黑霧が発動するのは神之眼(アルゴス)の権能の1つ千里眼を発動する
黑霧「…見つけた移送中みたいだついでに潰しとくか…」
神之眼の権能を更に発動。絶命之魔眼により帝国兵を皆殺しにする…そして
黑霧「時空門発動…」
そして黑霧の前の空間が引き裂かれ連れ去られた人達を連れてくる
シア「皆!大丈夫ですか!?」
兎人族1「え、ええ…」
シア「良かった…えっと…」
黑霧「んお?そういや自己紹介がまだだったな。俺は黑霧、灰崎黑霧だ」
北方棲姫「ホポ!北方棲姫だよ!」
ハジメ「南雲ハジメだ」
香織「白崎香織、ハジメくんの未来の奥さんです」
雫「八重樫雫よ」
遠藤「遠藤浩介だ」
レ級「戦艦レ級だ。北方棲姫の面倒見役みたいな者だな」
ノイント「ノイントと申します」
天城「天城と申します」
赤城「天城姉様の妹の赤城と申します」
加賀「加賀だ。天城姉様と赤城姉様の妹だ」
オブザーバー「オブザーバーよ。宜しくね…?フフっ…」
アレーティア「アレーティア…ハジメのおん「アレーティアサン?」仲間です!」
シア「あ、丁寧にありがとうございます。改めてシア・ハウリアです!皆さん助けて頂きありがとうございます!」
カム「あ、ご丁寧にどうも。私は族長でシアの父親のカム・ハウリアと申します」
黑霧「あ、シアって族長の娘だったのか…」
シア「はい!そうです!」
カム「ところで…かなり失礼な事を聞きますが…皆様は何故私達を助けて下さったのですか?」
黑霧「ああ…それに関してなんだが…ハルツィナ樹海でなんか目立つ物ってないか?」
カム「目立つ物…ですか?でしたら大樹ウーア・アルトがありますが…」
黑霧「なら、そこまで案内して欲しい。その大樹に用がある」
カム「そんな事で良いのですか?」
黑霧「アンタらにとってはそんな事でも俺達にとっては重要なんだ。頼んでいいか?」
カム「…助けてもらったんです。その案内人の役割、受けさせていただきます!」
黑霧「そうか、頼むぞ」
カム「はい!」
そして黑霧達は樹海に向かう…その先でフェアベルゲンが地獄と化すなど、誰も予想出来ていなかった…次回に続く…
後書き!はい!シアさん登場!そしてシアさんが誰に着くかは…まぁ予想つきますよね?さて、次回はフェアベルゲン!最後の不穏な文字の意味は…?それでは次回もゆっくりしていってね!
セイレーンから誰を追加したい?③
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テスター
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ピュリファイアー
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オミッター
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コンパイラー
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エディター
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アビータEmpressIII
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オブザーバー・零
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コードG