世界最強の闇は異世界を蹂躙する   作:リア・ユグドラシル

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投稿!ミレディ、頭を抱える!


14話 ライセン大迷宮

黑霧が元の世界に現状を報告した次の日、ライセン大迷宮の入口に来ていた

 

遠藤「…なぁ」

 

ハジメ「言うな遠藤…分かってるから…」

 

2人が視線を向ける先には…

 

『おいでませ!ミレディ・ライセンのドキワク大迷宮へ♪』

 

遠藤・ハジメ「「なんでこんなチャラいんだよ…」」

 

ノイント「…確かオスカー氏の手記に記されていたミレディ・ライセンの人物像とも一致する書き方ですね…」

 

黑霧「確か神代魔法には魂に干渉する魂魄魔法ってのがあったはずだ。多分それを使って魂をゴーレムかなんかに移したんだろ、とりあえず埒が明かないから行くぞー」

 

そう言って黑霧が回転扉を開けると目の前から弓矢が飛んでくる…が

 

カンカンッ…

 

黑霧「まぁ弓矢程度ならダメージにならないしな」

 

こんなんで最凶(黑霧)を倒せるなら苦労してない。そして全員が入ったところでいざ迷宮攻略…だが

 

ハジメ「あ?なんだただのノコギリか」ニギリツブシ

 

雫「鉄球?斬鉄位できて当然」マップタツ

 

鈴「サソリの海かぁ…うん!聖絶・炎獄!」ムカチャッカファイアー

 

シア「天井落下?なら天井をぶっ壊しますぅ!」バクサイッ

 

そんな感じでそもそも攻撃が効かない為意味をなさない。更に…

 

遠藤「あ、ノイントさん。足元にトラップです」

 

ノイント「あ、ありがとうございます」

 

遠藤「このトラップは避けれないな…灰崎!」

 

黑霧「あいよ〜」ハサイッ

 

遠藤が斥候として優秀過ぎてトラップ群が避けられるか解除ないし破壊されていった…

 

〜ミレディside〜

 

ミレディ「なんじゃありゃァァァ!!!!!!!!」

 

迷宮最深部にて小さいゴーレム…ミレディ・ライセン絶叫していた…

 

ミレディ「いやいやいや!なんでトラップの位置が分かってるの!?ていうかなにあのデタラメな強さ!?しかも正解ルートしっかり通ってるし!魔法普通に使ってるし!もうどうなってんのさァァァ!!!」

 

そう、ライセン大迷宮は正解のルートを通らないと最初に戻される仕様になっている。だが黑霧達には意味が無かった。これは黑霧のステータスプレートに表記出来なかった技能、神羅万象支配の権能を使ってあっさりその事を看破したのだ。完全に迷宮泣かせの権能である。更に古龍の力は魔力を介した物ではなく自らが生成する古龍エネルギーを使う物なのでライセンの特性が意味をなさないのである

 

ミレディ「このままだとあっさり来ちゃう…!でもトラップ群は妨害にもならないし…あ、これ詰んだ?」

 

その通りである

 

〜ライセン大迷宮最深部前部屋〜

 

黑霧「うーんオルクスと比べると骨がねぇな」

 

ハジメ「正直欠伸しながらでもよけれるぞ」

 

北方棲姫「ホポ…烈風出番無かった…」

 

黑霧「まぁここはモンスターが居ないからな…次の大迷宮なら出番あるだろうし、そんなしょげなくても大丈夫だぞ?」(。´・ω・)ノ゙ナデナデ

 

北方棲姫「ホポ〜」

 

レ級「んで…この部屋は…」

 

零「まぁお約束だよね…」

 

アレーティア「大丈夫…お約束は守られる」

 

雫「それ襲われるってことよね?大丈夫じゃないでしょ…」

 

天城「まぁ壊せば皆同じよ」

 

赤城「…最近天城姉様の思考が脳筋になってる…」

 

オブザーバー「…早くいかない?」

 

黑霧「よーし突撃〜!」

 

そしてお約束の如く襲いかかる鎧の群れ…

 

雫「あ、思いついた事があるから試してもいい?」

 

黑霧「おん?まぁいいぞ」

 

そして雫がナルハタタヒメの能力を発動する…

 

北方棲姫「おー」

 

黑霧「なるほどな。ナルハタタヒメの能力で鎧同士をくっ付けたか」

 

鎧が磁力でくっつき球体になっていた

 

黑霧「そこまでナルハタタヒメの能力を使いこなせるなら…次の段階にいけるかな?」

 

雫「次の段階…?あ!もしかして?」

 

黑霧「おう、百龍の淵源への進化だ!」

 

そして雫にイブシマキヒコの力を与える事によりナルハタタヒメの能力が強化されて百龍の淵源ナルハタタヒメに能力が進化した!

 

黑霧「雫やノイントなんかは進化する可能性があるから鍛錬は怠らないようにな〜」

 

パーティメンバー『はーい!』

 

ミレディ「いいからはよ来いやァァァァァァ!!!」

 

ミレディさんまさかの最深部から飛び出してくる

 

黑霧「黙らっしゃい!」ラリアットォ!

 

ミレディ「ふぎゃぁぁぁぁぁ!?」

 

黑霧、まさかの岩盤ラリアットをかます(ミレディさんは巨大ゴーレムの方で来てます)

 

ミレディ「こ、この巨体を殴り飛ばすってどうなってるの!?」

 

零「あ、私の貰った能力試してもいい?」

 

シア「あ、私も試したいですぅ!」

FAL「あら。それなら私たちに出番は無いわね」

 

この2人も勿論古龍の力を与えられている。能力は…

 

オブザーバー・零 皇海龍ナバルデウス亜種

 

シア・ハウリア 滅尽龍ネルギガンテ

 

となっている

 

ミレディ「ふ、ふふ…このミレディ様はそんな簡単にやられな…」

 

シア「しゃおらぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」ドッカーン

 

ミレディ「ぐはぁぁぁぁぁ!?あ、アザンチウム製の装甲にヒビが!?」

 

零「水圧カッターでバラしちゃいましょ〜」バシュッ

 

ミレディ「ちょ!?反撃させて〜!?」

 

あっさりバラバラにされるミレディゴーレム…この場合はシアのパワーと零の水圧カッターの威力が高すぎるだけである。普通はこうはならない

 

ミレディ「ぐうう…というかそこで優雅にお茶を飲んでるんじゃない!そんな事してるなら攻略者として認めな…」

 

黑霧達『よーしフルボッコタイムだ!』

 

ミレディ「…あ、これやっちゃった?…えーと…手加減して?」

 

黑霧「Are you ready?」

 

その他メンバー『yeah!』

 

黑霧「恐怖と殺戮と絶望は〜?」

 

その他メンバー『そこにある!』

 

黑霧「Lets…」

 

黑霧達『珍道中!』

 

ミレディ「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

30分後…

 

黑霧「あんま調子に乗るとこうなるぞ?」

 

ミレディ「誠に申し訳ございませんでした…」(´;ω;`)

 

黑霧「つーかお前らの目的の神殺しは既に成してある」

 

ミレディ「え!?」

 

そして黑霧は説明する…その過程でノイントも紹介したがかなり驚かれた…

 

ミレディ「…そっか…もうこの世界は救われたんだね…」

 

そう呟いたミレディはとても感慨深そうな…儚い雰囲気を放っていた…

 

黑霧「偽神は殺したが奴の干渉が無くなっただけだ。まだ人族と魔人族は殺しあってるし、ノイント以外の真の神の使徒も生きている。あんたもそろそろ外に出ていいんじゃないか?」

 

ミレディ「…そうだね…でも私の肉体は無くなってるし…」

 

黑霧「そんくらいなら直ぐに戻せる。ちょっと失礼するぞ…」

 

そう言って黑霧はミレディの額に指先を当て記憶からミレディの肉体を復元する

 

ミレディ「これって…!」

 

黑霧「次は魂の移植だ」

 

そしてミレディは復元された肉体に魂が宿り、人間として生き返った

 

ミレディ「…ありがとうね」

 

黑霧「おいおい?これで終わりだと思ったか?」

 

ミレディ「え?」

 

これ以上何をするのか?とミレディが思う…そんなミレディの前で黑霧はミレディにとってとても懐かしい者達の肉体を復元する

 

ミレディ「!これは…オーちゃん達!?」

 

黑霧「さぁ…始めるぞ」

 

この世界で死んでしまうと魂は霧散してしまう。つまりミレディ以外の解放者の魂は既に消滅している…だが黑霧には時空支配による時空跳躍がある。それによって過去にオスカー達が死んだ直後の時間、場所に向かい魂を確保したのだ。そして…

 

オスカー「う…こ、ここは…?」

 

ナイズ「ん…?俺は死んだはずじゃ…」

 

メイル「あら?知らない場所ね…」

 

リューティリス「あ、あれ?ここは…?」

 

ラウス「むお?ここは何処だ…?」

 

ヴァンドゥル「なんだ…?ここは…?」

 

ミレディ「オー君…なっちゃん…メル姉…皆…」

 

オスカー「ん?ミレディ?ここは一体…」

 

ミレディ「よがっだよおおおおおおお!!皆あ“あ“あ“あ“!!!」

 

解放者組『うわわっ!?』

 

オスカー「ちょ、待ってくれミレディ!ここはなんなんだ!?そしてなんで泣く!?」

 

黑霧「あーその辺の説明すっから聞いてくれ〜」

 

そう言って黑霧はここは未来である事、偽神エヒトとその眷属神アルヴは既に殺されたこと、黑霧が過去に飛びオスカー達の魂を回収、復元した肉体に移すことで蘇生したことを説明した

 

オスカー「そうだったのか…」

 

ナイズ「…俺達が1度死んで、それからかなりの時間がたったんだな…」

 

メイル「…ところで私たちを生き返らせた理由は?」

 

黑霧「ミレディだけ生き返らせても寂しいだけだろ?それに、偽神の殺害は本来俺達本物の神がやるべき仕事だったんだ。それを長いこと放置してしまったせいで悲惨な被害が出た。罪滅ぼしって訳じゃねぇが…少なくともあんたらは生き返らせるべきだ、と考えただけだ」

 

オスカー「そうか…改めて感謝します。異世界の神よ。憎き偽神を討伐して下さったこと。そして生き返らせて頂いたこと…」

 

黑霧「さっきも言ったが本来俺達の仕事を押し付けちまったんだ。寧ろ正当な対価だろうよ。それに…」

 

オスカー「それに?」

 

黑霧「お前さん達を面白そうだ、と思ったのが大きい。お前さんらが旅に着いてきてくれたら中々に楽しい旅になるだろうしな?」

 

オスカー「…なるほど…それではついて行かせてもらいましょう」

 

ナイズ「だな!」

 

メイル「ふふ…未来の世界を冒険かぁ…楽しみね」

 

リューティリス「はい!」

 

ラウス「ふむ…今の教会はどうなっているのかも気がかりだ。ついて行かせてもらおう」

 

ヴァンドゥル「魔人族と竜人族はどうなってるのかな?調べる意味でもついて行かせてもらうよ」

 

ミレディ「ふふ…さぁ楽しい旅の始まりだねっ!」

 

黑霧「だな。よし!これからよろしく頼むぞ!」

 

『おーーー!!!』

 

〜勇者(笑)side〜

 

光輝「ぐっ…まだまだ!」

 

一方勇者(笑)一行は未だにオルクス大迷宮を攻略していた…ただし戦力は今までと比にならないくらい少ない。大半の者が先のトラップ事件で戦意を失ってしまったのだ。ただし勇者(笑)は何時か黑霧を倒すと息巻いており、それを見て「放っておくと絶対面倒なことになる」と判断した龍太郎と永山パーティがついていた。

 

光輝「もっと…!もっと強くなって…灰崎を倒す!そして香織達を解放するんだ!」

 

光輝の中では完全に黑霧達は悪役で女子メンバーは囚われのお姫様である

 

龍太郎「…なぁ永山」

 

永山「ああ…あれは危ういぞ…」

 

龍太郎「だな…メルド団長、そろそろ帰還するべきだと思うんだが…」

 

メルド「だな…よし!帰還するぞ!」

 

光輝「待ってください!まだ行けます!」

 

メルド「お前がよくても他の者達が限界だ!周りもちゃんと見ろ!」

 

光輝「…わかりました…」

 

〜ホルアドの街上空〜

 

ホルアドの街の上空でフードを被った人物が呟く…

 

?「…見つけた…でもあんなのが勇者とは…かつて私が戦った勇者とは比べるのもおこがましい位差がありますね…強さもそうですが、それ以上に心が…まぁだからこそ…我が主たる始祖の神様は魔神王の影(黑霧)の噛ませ犬としてあの愚物を選んだのでしょう…さて」

 

そしてフードがとれ、露わになった素顔は…

 

?「精々踊りなさい愚物よ…我が主のお気に入りたる黑霧の…ひいては彼の仲間の成長の糧となりなさい…フフ…あっはははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは!!!!

 

髪も肌も雪のように純白、眼は不気味な紅の少女が悪鬼の如き笑みを浮かべ狂笑を上げていた…次回に続く…




後書き!まさかの解放者全員復活!そして勇者(笑)に近付く純白の少女!さぁさぁ今後どうなるのかお楽しみに!それでは次回も…ゆっくりしていってね!

セイレーンで誰を追加したい?④

  • テスター
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