イシュタル「初めまして。使徒様。私は聖教教会教皇イシュタルでございます。まずは事情を説明させて頂きたいのでどうぞこちらに…」
雫「…ねぇ…信用できるのかしら…?」
黑霧「出来るわけねぇだろ」
ハジメ「だよね…」
香織「寧ろ信用できる要素ある?」
恵里「無いよね」
黑霧「まぁ今は大人しく従おう」
そしてイシュタルの案内で神山の麓にある国、ハインリヒ王国にて説明を受けることに…
イシュタル「現在私達人族は魔人族の侵略にあっております…」
話の内容を簡潔に言うと魔人族に侵略されて人族ヤバいからエヒト様に頼んで他の世界から神の使徒として呼んだので戦え、ということであった…
黑霧(馬鹿だろ…)
雫(馬鹿なのかしら?)
恵里(馬鹿だね…)
香織(お馬鹿さんなのかな?)
鈴(馬鹿なんだね…)
ハジメ(ば、馬鹿だ…)
愛子「ふざけないで下さい!えぇ!貴方達のやってる事は誘拐ですよ!今すぐに元の世界に返してください!」
よく言ってくれた!流石は愛ちゃん先生!と思った黑霧達だが…
イシュタル「申し訳ございませんが元の世界に返すことはできません」
愛子「なっ…」
どういう事だとざわめくクラスメイト
黑霧(帰ろうと思えば帰れるんだよなぁ…時空支配使えば…)
イシュタル「皆様はエヒト様の手で召喚されました。私達に世界を超えて人を呼び出す力はありません」
クラスメイトが絶望する中、イシュタル達は侮蔑の眼で見ていた
黑霧(何故エヒト様に選ばれたのに喜ばないのか…とでも考えてんだろうなぁ…)
そしてキラキラ君が動く
光輝「皆!確かに今は帰れないかもしれない!だが魔人族を撃退すれば帰らせてくれるんじゃないのかな?」
イシュタル「そうですな。魔人族を撃退した英雄の願いならエヒト様も無下になさらないでしょう」
光輝「やっぱり!なら皆!この世界の人々の為にも戦おう!」
そして少しずつ賛同する人が出てくる中黑霧は呆れた様に言う
黑霧「馬鹿だろおい」
光輝「なんだと?」
黑霧「まずお前ら。愛ちゃん先生の授業忘れたのか?戦争するってことは人を殺すってことだ。お前らにその覚悟があるのか?」
そう言われて戦争がどういう事なのか思い出し青ざめるクラスメイト
黑霧「更にだ。さっきそこのジジイは【無下にはしないだろう】と言ってたが、神が直接約束した訳じゃねぇ。ジジイが勝手に予想して言っただけだ。魔人族を撃退したとして必ず返してくれるか?」
そう黑霧が言うとクラスメイト達はイシュタル達に疑惑の目を向け、イシュタル達は憎々しいと言わんばかりに黑霧を睨みつける
黑霧「都合が悪くなれば睨みつけてくる…か…やっぱ図星じゃねぇか。まぁ俺はそもそも協力する気なんて無かったが…ん?」
黑霧は壁際に居た銀髪のシスターに目を向ける
黑霧「…ふぅん…」
突如黑霧の姿がぶれたと思った途端シスターの首を掴んだ黑霧が現れる
光輝「な!灰崎!お前何して…」
黑霧「コイツ飲め」
黑霧は小瓶に入っていた紅い液体をシスターに無理矢理飲ませる
シスター「!?アガァァァァァァァァァァ!!」
シスターはエヒトの使徒であった。エヒトは彼女らに感情を与えなかった。黑霧が飲ませた液体にはその感情を与える効果があったのだ。感情が無いが故に灰色だった世界が急速に色付き始める。
シスター「ギギッガガガ…」
黑霧「落ち着け落ち着け…ほれ」( ๑´•ω•)ノシナデナデナデナデ
シスター「あああ…」
シスターは縋りつく。突然与えられた感情がとても恐ろしく、自分が別の何かに変わっていくのがとても怖かった。
黑霧(突然感情が与えられたんだ。不安になるのも仕方ないか…神眼発動)
スペルカード 神眼 慈悲の眼
シスター「ああ…ああ…」
シスターは黑霧の眼を見た途端とてつもない安心感を感じ黑霧に身を委ねた、そして今までを振り返りエヒトに対する忠誠心なんて完全に無くなってしまった。俗に言う社畜みたいな感じだったためである。
シスター「あうう…」
黑霧「…落ち着いたか?」
シスター「…はい」
黑霧「お前はこれからどうする?」
シスター「…どうしましょう…」
エヒトが死んでいることにシスターは気付いていた。そしてそれを成したのが目の前に居る人物だということも。
シスター「…出来れば貴方様に責任を取って欲しいのですが?」
黑霧「引き取れって事か?その位なら構わんよ。」
シスター「ほ、本当ですか!」
黑霧「そりゃあほっぽり出す訳にもいかんとは思ってたし」
黑霧は破壊衝動と殺戮衝動の具現体だが良識はちゃんと持っていたので最初から引き取るつもりだった。
黑霧「んで?お前名前は?」
シスター→ノイント「ノイントと申します」
黑霧「ノイントか。よろしくな」
ノイント「はい。新しいマスター」
光輝「ちょ、ちょっと待て!」
黑霧「んだよ馬鹿1号」
光輝「誰が馬鹿1号だ!そうじゃなくて灰崎!彼女に何をした!」
黑霧「なーんでお前にいちいち説明しねぇといけねぇんだよ…」
黑霧からしてみたら光輝はどうでもいい存在どころか実害しかないのでとっとと殺処分にするつもりだったが、雫達の為に実行しなかっただけに過ぎない。故に説明を求められても基本しない
ノイント「マスター。こちらがステータスプレートになります。戦闘能力を数値化し、天職を可視化します」
黑霧「ほーん。試してみるか…」
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名前 灰崎黑霧
天職 全世界の悪性を超えた闇
筋力 -ERROR
体力 -ERROR
耐性 -ERROR
敏捷 -ERROR
魔力 -ERROR
魔耐 -ERROR
技能 悪性支配【悪性付与・負感情操作・■■■■■】・破壊支配【概念攻撃・概念破壊・破壊眼・虐殺世界・■■■■■■■】・大罪支配【傲慢・色欲・暴食・憤怒・強欲・怠惰・嫉妬・■■】・創世支配【万物創世・武装創世・概念創成・■■■■】・時空支配【時空跳躍・世界辞典・■■■■】・■■■■
黑霧「数値化されてねぇ…」
ノイント「マスターの力が大き過ぎるのかと…」
恵里「お兄ちゃんのステータスが気になる…」
黑霧「見てみるか?ほい」
恵里「…何このステ…」
ハジメ「一体どこのラスボスだよ…」
雫「どう見ても神様が持つような技能ばかりね…」
香織「私はこの文字化け技能が気になる…」
鈴「クロクロが化け物に…」
ノイント「皆さんも自分のステータス見ますか?」
恵・鈴・香・雫・ハ『見ます!』
恵里は降霊術師、鈴は結界師、香織は治癒師、雫は剣士、ハジメは錬成師となっていた。なお、1番弱かったのはハジメだったりする
ハジメ「…」
香織「だ、大丈夫だよ南雲くん!」
雫「そ、そうよ!」
黑霧「檜山の方がひでぇと思うがな」
檜山「んだと!おい!俺にもステータスプレートを寄越せ!」
ノイント「ぽいっ」
檜山「ぶほぁ!」
ノイントが豪速球でステータスプレートをぶん投げ顔面にぶつけられる
檜山「くそ!舐めやがって!」
檜山の天職…無し
檜山「は?」
黑霧(てめぇに天職なんぞくれてやるかww天職無しで精々頑張れww)
鈴「ぷはははは!!」
恵里「ぶふっ!くくく…」
雫「こ、これは…ww」
香織「ふ、ふふふ…」
ノイント「天職が無いということは技能の獲得にも苦労しますし、強くなるのは難しいでしょうね。ご愁傷さまですww」
ハジメ「ぶ…あははは!」
黑霧「だはははは!!やっぱそうなったな!!腹が痛えww」
檜山「くそ!巫山戯んな!なんで天職がねぇんだ!こういうのはチート能力手に入る流れだろ!」
黑霧「散々ハジメを虐めてたツケが回ってきただけだろww自業自得だww」
檜山「くそっ!くそっ!おい教皇様よぉ!こういうのは力が手に入る物じゃねぇのか!」
イシュタル「そ、そのはずですが…一体どうなって…」
黑霧(ノイント。オレがやった事は内緒な?)
ノイント(わかりました)
黑霧「まぁ俺は協力する気は無いが…雫達はどうする?」
雫「そうね…応じてもメリットが無いし。私も協力しないわ」
光輝「し、雫!?」
ハジメ「僕も協力するには教会を信用できないし。断るよ」
香織「ハジメくんと雫ちゃんが断るなら私も」
光輝「香織!?」
鈴「エリリンはどうするの?」
恵里「お兄ちゃんが協力しないなら私も」
鈴「そっか、まぁ鈴も教会の人達信用出来ないし…お断りするね!」
光輝「そ、そんな…灰崎!お前香織達に何をした!?」
ハジメ「なんでやねん…」
雫「無視していいわよ…どうせ何時ものご都合解釈でしょ…」
黑霧「つーわけでさよなら教皇さん?」
イシュタル「っ!コイツらは異端者だ!ひっ捕らえて殺すんだ!」
イシュタルがそう言ったとたん周囲に居た神殿騎士が剣を抜こうとし…
黑霧「黙れ」
黑霧がそう言い放った威圧で気絶した
イシュタル「な、な…」
黑霧「あのさぁ…さっきのステータス見なかったのか?ただの人間が俺に勝てると思うな。つーか…」
また黑霧の姿がぶれて…イシュタルが壁に叩きつけられた
イシュタル「かひゅっ…」
黑霧「俺の仲間に剣を振るおうとした時点で全員死罪だテメェら」
そして気絶していた神殿騎士達とイシュタルは人の許容限界を遥かに超えた殺気を浴びて死んだ
光輝「っ…」
光輝は恐れた…目の前に居るのが本当にクラスメイトの1人なのか?と…
黑霧「今度こそ行くぞ〜」
離反組『はーい』
そうして黑霧達は城を出ていった…
次回に続く…
後書き!クソジジイ死亡!檜山、まさかの天職無し(当たり前)。お察しだと思いますが恵里が綺麗なのでメルド団長達は生存します。ハジメの正妻?香織に決まっているでしょう。ユエ達も登場するのでそこはご安心下さい。それでは次回もゆっくりしていってね!
セイレーンから誰を追加したい?③
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テスター
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ピュリファイアー
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オミッター
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コンパイラー
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エディター
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アビータEmpressIII
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オブザーバー・零
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コードG