ストライク・ウィッチーズ~鬼神の闘い   作:武御雷参型

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週一投稿、頑張っていきますよ‼︎


第十五話〜顔合わせ

龍聖達はその後、ブリタニアの首相とマロニー将軍との話を終えた翌日。龍聖達はミーナに呼ばれて執務室へと来ていた。

 

「黒崎龍聖並びに銀凰艦長山本俊輔、紫炎艦長山城雄介、武御雷隊隊長山本智香、三名参りました」

 

『どうぞ』

 

内部からミーナの許可が出たので、龍聖達は執務室へと足を踏み入れる。

 

「よく来てくれましたね。改めて皆さんの階級と物品の支給、後は他のメンバーに自己紹介をして貰う事になっています」

 

「質問、宜しいでしょうか?」

 

ミーナの説明に、疑問を持った龍聖が挙手をして質問をする。

 

「自分達の階級ってどういう事でしょうか?」

 

「いきなりこんな話をされて、解る訳ないわね。では、一つ一つ、説明していきます。まず初めに階級についてですが、先日、ブリタニアの首相並びにマロニー将軍閣下と極秘で話し合いを行い、現状のままでは指揮に関して支障を来す恐れがあるとして、皆さんに階級が与えられる事になりました」

 

ミーナの説明に龍聖達は納得をする。前の世界では、龍聖達の階級としては、龍聖が大佐相当の階級を保持しており、智香も同様に大佐相当の階級を与えられている。また、俊輔と雄介に至っては、少佐ないし中佐の階級を与えられていた。これは、天照隊と武御雷隊の隊長であるという理由だからだ。

 

「それで、黒崎さん達は独立部隊として、この501戦闘航空団の外部協力者という形で収まり、黒崎さんをトップに据え大佐としての階級が与えられています。智香さんについては、副隊長として中佐の階級が与えられています」

 

「あら、私の階級が一つ落ちてしまったわ」

 

「これはあくまでも暫定的なものです。次に俊輔さんと雄介さんについてですが、お二人は艦長という役職なので少佐の階級が与えられています。他の乗組員についても下は少尉で最大が大尉の階級が与えれる事になっています。ここまでに質問はありますか?」

 

ミーナの説明に龍聖達は首を横に振る。

 

「では、次に物品の支給についてです」

 

そこから、ミーナは龍聖達に一つ一つ細かく説明をしていくのであった。

 

 

 

 

 

 

一方、その頃。501のミーティング・ルームでは皆が退屈そうにしていた。

 

「おっそーい‼︎」

 

ルッキーニが騒ぎ始める。

 

「まぁまぁ、ルッキーニ。焦ったって何にもならないぞ?」

 

「でも、遅いんだもん」

 

シャーリーが不貞腐れているルッキーニの頭を撫でながら言う。

 

「でも、本当に遅いですわね。バルクホルンさんは何も聞いていないのですか?」

 

「ああ、私は何も聞いていないが………坂本少佐」

 

「ん? なんだ」

 

バルクホルンが美緒の名前を呼んだ。

 

「どうしてこんなにも時間がかかっているんだ?」

 

「さぁな。私もミーナから何も説明を受けていないんでな。なんとも言えん」

 

美緒は肩を上げた。すると、漸くミーティング・ルームにミーナが先頭で龍聖達が入ってきた。

 

「皆さん、お待たせしてしまって申し訳ないわね。改めて自己紹介をしてもらいます。黒崎さんからお願いします」

 

ミーナは龍聖達に改めて自己紹介をしてもらう為、龍聖達を前に出した。

 

「では、改めて………独立機動部隊“天照隊”隊長の黒崎龍聖だ。階級は大佐となる」

 

『は?』

 

「同じく独立部隊“天照隊”副隊長の山本智香よ。階級は中佐よ。よろしくね」

 

『へ?』

 

「同じく独立機動部隊“天照隊”専属艦、銀凰級航空母艦一番艦“銀凰”艦長の山本俊輔だ。階級は少佐となる」

 

『…………』

 

「同じく独立機動部隊“天照隊”専属艦、紫炎級工作艦一番艦“紫炎”艦長の櫻井雄介です。階級は山本艦長と同じく少佐となります」

 

『………・』

 

主な船員の自己紹介に誰も何も言えなくなってしまう。何せ、龍聖はミーナよりも階級が一つ上の上官になり、智香についてもミーナと同じ階級になっているのである。驚くなというのが難しい話である。

 

「それから、もう一つ。皆さんにお知らせします。彼らについては、この基地ではなく艦船内で過ごされます。なので、無闇に二隻に近づかない様に、くれぐれも気を付けてください。いいですね?」

 

『了解‼︎』

 

ミーナの言葉に、龍聖達天照隊を除く、全員が返事をする。

 

「それから、宮藤さん」

 

「は、はい!」

 

ミーナに呼ばれた芳佳は勢いよく立ち上がる。

 

「貴女にも渡しておかないといけないものがあるの。少し、いいかしら?」

 

「は、はぁー?」

 

芳佳はミーナから何を渡されるのか判らず、壇上の方へと向かっていく。すると、芳佳の目に小さな箱と、その上に置かれている拳銃に目が行った。

 

「これがこれから貴女が基地で過ごすにあたっての物資になります」

 

「あ、あの」

 

ミーナの説明に横槍を入れる芳佳は、おずおずといった様子であった。

 

「拳銃はは要りません」

 

「あなた‼︎」

 

芳佳の言葉にペリーヌが噛み付く。彼女が芳佳に噛み付くのも無理はない。彼女の母国であるガリアは、ネウロイが占拠して巣を作っているからだ。また、この501部隊に来たのも、ガリアを一刻も早く解放する為である。だが、芳佳は武器を取らなかった。それは、戦線を放棄しているに等しく、ペリーヌの思いを踏み躙られていると、彼女自身が感じてしまったからである。

 

「しかし、軍に入隊するに当たって必要なものです。持ちたくないと言っても、持たざるを得ません。なので、貴女の気持ちで持たないという選択肢はないのです。いいですね?」

 

「………はい」

 

ミーナの言葉に芳佳は渋々、頷くのであった。そして、そんな彼女をペリーヌは睨みつけるのであった。

 

「では、この後、黒崎さん達は私と一緒にもう一度執務室の方へお願いします。それでは解散」

 

ミーナが解散の号令を掛けると、全員が立ち上がりミーナに対して敬礼をする。ミーナは一度、全員の顔を見てから返礼をした。




誤字脱字、感想、指摘、質問等ありましたら、ドシドシ送ってください‼︎

感想が何よりの作者にとっての燃料源になりますので。

次回予告

龍聖達は501部隊のメンバーともう一度、顔合わせをする事になる。だが、問題は増える一方であった。

次回、第十六話〜初陣
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