やはり俺達の絆は間違えない   作:むぅち

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第2話

登場怪獣

火山怪鳥バードン


ひとつきりの命

怪獣の攻撃がこちらに向かってきてもう無理だと思ったとき彼が現れた

 

 

ウルトラマンメビウスだ

 

メビウスは攻撃を受けながら俺を守った、俺はすぐにその場を離れてメビウスが戦いやすいようにした

 

「これなら戦えるだろ!」

 

するとメビウスは頷き、グドンの方へ体を向けるとメビウスの両腕はグドンの鞭に拘束され互いに引っ張り合いを始める、メビウスは後ろを気にしながら戦っている、どうやら前の戦いで場所は選ぶようになったようだ、そして両腕を拘束されながらも自身のパワーでグドンを自分事投げて街から離した。

そしてガンウィンガーから放たれた攻撃でグドンの右鞭とメビウスを切り離した、グドンは右鞭をやられたときに左を離してメビウスは動けるようになりそして反撃を始める、グドンに確実にダメージを与えているがそれでもグドンは止まらずそしてメビウスの胸の光が点滅し始めた

 

「カラータイマー!」

「し、知っとるのかね?!」

「カラータイマーが青から赤に変わるということは危険信号を意味していると考えられています」

 

ってことは活動時間が存在するのか?

 

「もう、ダメなのかね!?」

「・・・まだ俺たちの翼があります」

「ッ、!頑張って!!」

「行くぜジョージ!!」

「任せろ!」

「俺もやりますかね!!」

 

ガンウィンガーと俺のトライガーショットの攻撃でグドンの動きを抑える、そしてメビウスは左腕を右上に挙げて左腕を引っ張る仕草をするとブレスレットから光の剣が出てくる、そしてグドンと向かい合い、グドンを切り裂き爆発した、あれ?いま切ったよね?

 

「よっしゃー!」

「よーし!」

「「「やったー」」」

 

しまった柄にもなく叫んでしまった

 

「私は信じて負ったからねぇ、ワハハ」

 

この日俺たちは一つの夢を叶えた

 

 

 

そして数日がたち

 

グゼさんとヒビノさんはグドンの時の映像をずっと見ていた、するとリュウさんが映像を消して

 

「朝から何度も何度も、まーだ見飽きないのか?」

「気になるんです、カラータイマーが」

「あぁ?」

「どうしてあんなものがあるんでしょうか?」

 

疑問に思っていると警報が鳴り、映像にミサキ総監代行が映し出された

 

『総本部からの要請を伝えます、GUYSスペーシーが予兆なく噴火した大熊山山頂火口付近に60メートル代の影を捕らえました、調査に出動してください」

「G・I・G!」

「「「「「「G・I・G!」」」」」」

 

全くなんでこんな夜中に現れるかね?

 

 

大熊山

 

ガンローダーから降りたヒビノさんとカザマさんと俺、少し調査するとヒビノさんが

 

「何でしょうかあれ?」

 

と先に行ってしまい、俺とカザマさんは追いかけた

 

「どうかしたの?」

「何だこれ…」

「え?」

 

辺りを見渡すと植物が枯れていた、これをクゼさんに報告すると

 

「立ち枯れ、にしては変ですね」

「そんなの分かってるから画像を送ってんの!」

「すみません、立ち枯れって普通はもっと広範囲にわたって起きるものなんです、この一帯だけ枯れるなんて」

 

確かに変だな、まるで別のところから影響を受けたみたいだ、と考えていると

 

「何?!」

 

でかい地震が起きた、また噴火かと思いリュウさんに連絡を取ると

 

「いや、別にこっちは・・・揺れてねぇぞ」

「まさか!!」

 

嫌な予感がした、すると山の方から大きな土煙が立ち上げ俺たちが避難しようとすると、ヒビノさんがどこかに行ってしまった、

 

「そんなぁ!」

 

土煙が収まると

 

デラーーウェア!!

 

大きな叫びをあげて鳥型の怪獣が現れた

 

「またかいじゅうだとぉ!?」

「この分ですと四半世紀前に絶滅した怪獣頻出期の再来になりそうですね?」

「並んでもいいわいそんなもの!」

「…コノミちゃん、総本部のアーカイブとデータと照合してみて?」

「はい、じゃなかった、G・I・G、ドキュメントZATに同種族確認の記録があります、レジストコードは、火山怪鳥バードン」

「バードンだって?!」

「どっ、どうかしたのかね?!」

 

あの怪獣はバードンっていうのか

 

「バードンってたしか、ウルトラマンの命を奪ったことがある怪獣、ですよね?」

「…えぇ、えぇ!ウルトラマンって死んだことがあるんですか?!」

「マジかよ、ウルトラマンを死なせた、怪獣だなんて」

「どうする?」

「どうもこうもねぇ、俺たちが倒せばすむ話だ、ガンウィンガーに急ぐぞ、ハチマンそっちも!」

「ですが、ヒビノさんがいないんですよ!」

「・・・あのバカ!」

 

ホントにどこに行ったんだよ、辺りを探しているが中々見つからない、そう思っているとバードンの目の前が光り輝き、それが人の形になる

 

「「ウルトラマン!」」

「また出やがった」

「急ぐぞ!」

「お前が命令するな!」

 

 

シャッ!!

 

 

デラーーウェア!!

 

メビウスはバードンに向かって突っ込んでいくがバードンは自前の羽を使い強風を起こす、その強風に耐えられずバク転をしながら後ろに下がるメビウス

強風が弱くなるところまで下がると今度は火を吐く、メビウスはジャンプしてよけるが、バードンも同時に飛ぶ、そして

 

デヤーーーーー!!!!

 

バードンの嘴がメビウスの左太腿に突き刺さりメビウスはもがき苦しむ、

 

「何だ、あれ」

 

妙に嘴の横に付いている袋が動く、そしてメビウスのカラータイマーが青から赤に点滅する

 

「そうか!嘴の横のあれは毒袋だ、即効性の猛毒が入っているんだ」

「猛毒?」

「あの一体の樹木が奇妙な立ち枯れをしたのもそのせいです」

 

なるほど、ん?ていうことはウルトラマンは毒を受けてカラータイマーの色が変わったんだよな?じゃあウルトラマンも生物ってことか?

 

「ウルトラマンも不死身ではないってことか!」

 

クゼさんも似た答えになったみたいだ、てかやばいウルトラマンがやられてる!、リュウさんが攻撃して注意をそらす、その隙にウルトラマンは立ち上がりバードンに攻撃をするがバードン飛んでそのままどこかへ去ってしまった、メビウスはその場で消えた。

 

「怪獣を仕留め損ねた」

「怪獣をを追うぞ!」

「だからおめぇが命令するんj」

「待ってください、ヒビノさんが!」

「ううっ!」

 

ヒビノさんをようやく見つけたと思ったら滅茶苦茶顔色が悪くて苦しんでいた、俺たちはすぐにフェニックスネストに帰還した

 

「どうやらバードンの毒にやられたみたいですね」

「ミライ君は大丈夫なんですか?」

「医者が言うには命に別状はなくて、安静にしていれば大丈夫だって」

「お前の所見は?」

「僕は外科医志望なので・・・」

 

うわー頼りねー、そしてリュウさんは

 

「この腐れ怪鳥め!戻ってきやがれ!!」

「なぁにを言っておるのかね、私の祈りが通じて、今やバードンは太平洋上、GUYSオーシャンの管轄へと移動してくれたのだ、これをさいわぁいぃと言ってなにを¥!#!$&%」

 

最後はなんて言ったんだ?そして補佐官とマルさんは出て行った

 

「さて、GUYSオーシャンがバードンを倒してくれることを願って、僕らも仮眠を取ろう」

「「「G・I・G」」」

 

俺も寝るとするか、帰るのめんどいしそのまま寝るか

 

「あれ?比企谷君は寝ないの?」

「いえ、寝ますよ、ベットに行くのが面倒なだけです、そういうクゼさんも寝ないんですか?」

「僕はまだ調べたいことがあるから」

 

そう言って、調べ物をはじめた、俺は寝る

 

 

 

そしてリュウさんに起こされ、警報が鳴ってることに気が付いた

 

「太平洋上でGUYSオーシャンと交戦後、バードンは進路を変更しました、日本へと向かっています」

「朝早くから何事かね」

「総本部は以降の対応をcrewGUYSに委任しました」

 

マジですか

 

「GUYS、sari、GO!!」

「G・I・G!!!」

「病人は大人しくしてろ」

「ですけど」

「僕を連れて行ってもらえませんか?」

「お前が?」

「考えがあるんです」

「分かった、俺と一緒に来い」

「じゃあ俺はクゼさんの穴埋めを・・・」

「お前は強制だ」ガシッ

 

ですよね、そしてガンフェニックスが飛び立つが今回は乗らないのです、俺が行くのはもしバードンが海の上で倒せなかった時のためにその先にある港町に行きます、てか来ました。

港町に来てから通信が入る、まぁ内容はわかるけど、バードンを倒せなかったってことだろだってこっちに来てるし、あっ、山に激突した。

上からガンウィンガーが着陸してきてリュウさんとクゼさんが降りてきた

 

「惜しかったですね」

「うるせえ!お前もこい!」

 

そして俺たちはバードンのいる方へ走っている

 

「てかガンウィンガーから降りて何するんですか?」

「こいつであの鳥野郎の毒袋を撃つ!」

「はぁ?」

 

理解できないことをリュウさんは言っている、どういうことかクゼさんが説明してくれた、バードンの毒は強力な分自分にも効くのではないかとの事だが

 

「無茶ですよ、地上から毒袋を狙うなんて!」

「命中性能ならガンウィンガーよりこいつの方がマシだ!」

「確かにそうですけど!」

 

だがバードンもただ撃たれるのを待っているはずもなく自身の翼で暴風を起こしている、これじゃあ狙いが定まらない、それでも撃つがやはり当たらない

 

「ダメか?」

 

すると怒ったのかバードンが炎を吐こうとする、空からガンローダーが攻撃をしてバードンの攻撃を止めようとするが止まらず炎が放たれるがそこへウルトラマンメビウスが現れ、バリアで炎攻撃を止めたのだが、胸のカラータイマーへ目を向けると赤く点滅していた

 

「本来なら3分間活動可能なのに」

「まだ毒が体に残っているのか?」

「もしカラータイマーの光が消えたら」

「ウルトラマンはどうなるんだ?!」

「過去にウルトラマンの死亡が確認された時、カラータイマーは点滅していません、つまりカラータイマーは単に危険信号を伝えるためのものではなくあの輝きこそウルトラマンが生きている証なんです」

「てことは、あいつはわずか3分間の命を削りながら戦っているのか?」

 

戦っていたバードンは飛んでメビウスへ嘴を刺そうとする、一度は交わすがUターンして戻ってきて再び刺しに来る、メビウスは避けようとするが毒のダメージで動けずにいる。

仕方がない、説教は後で受けますから。俺はトライガーショットのスライドを引き中で赤のカートリッジから青のカートリッジに変えメビウスに向かって撃つ

 

「頼むぞ!」

 

放たれた青いレーザーがメビウスの前で分散し巨大なバリアになりバードンを弾く

 

「スッゲーなぁ、メテオールってのは」

「あれが立方体のバリアフィールドを発射し、1分間だけ対象を物理的衝撃から隔絶するっていう」

 

メテオールカートリッジ、キャプチャーキューブか

 

「うぉいウルトラマン!俺はなぁ!たった一つの命を粗末に扱うやつにこの星を守ってもらおうなんて思わない!!」

 

リュウさんがかっこいいことを言っているとジョージさんたちも合流した

 

「やってやろうじゃねぇか、毒袋」

「狙うのは静脈ですよ、静脈」

「ぐずぐずしない!」

「後から来たくせに、うっせえんだよ!」

「いいから行きますよ!」

 

すると俺たちのやることが分かったのかウルトラマンがバードンの動きを止めた

 

「いくぜ、アキュートアロー!」

 

5人のトライガーショットから放たれたレーザーが重なり一つの光となってバードンの静脈に当たりバードンが苦しみだす、そしてもう一度スライドを引きキャプチャーキューブに変える。

そしてカザマさんがウルトラマンへ合図をだす

 

「ウルトラマン!」

 

その合図でメビウスはメビウムシュートを放ちその後にキャプチャーキューブを放つ、光線が当たりバードンが爆発する直前でバリアが発動し爆発が抑えられた。

 

 

 

しかしその光景を見て笑みをこぼす女がいた

 

 

 




第二話です
八幡のセリフもっといれた方がいいですかね?ただ次から俺ガイルサイドの話を入れようと思っているのでまぁ大丈夫っしょ、次回もよろしくお願いします

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