ソードアート・オンライン Silver Soul   作:翔ST

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えー今回からしばらくはベータテストの少し前からとなっております!




第一話 教育ママにはろくなのがいない

時はベータテスト開始より少し前まで遡る。

 

銀治「・・・」サッサッ

 

早朝、学校の制服に着替えた銀治は自室の鏡の間で髪をとかしていた。

 

クルクルクル!

 

しかし、すぐに髪は元の天然パーマに戻ってしまう。

 

銀治「チッ!・・・・」サッサッサッ

 

またとかす。

 

クルクルクル!

 

戻る

 

銀治「〜〜〜〜!!!」サッサッサッサッ

 

とかす

 

クルクルクル!

 

戻る

 

銀治「いい加減にしろやぁぁ!!!なんで何度やってもストレートにならねぇんだぁ!!」

 

ガチャ

 

空詩「お兄ちゃん、おはよー・・・また、自分の髪と格闘してるの?」

 

銀治「空詩・・・ああ、そうだよ。これは天パに生まれた奴の宿命よ。」

 

空詩「ふーん・・・手伝おうか?」

 

銀治「ああ、頼むわ。」

 

空詩「いくよー・・・せーの!」

 

ギギギギ!!

 

銀治「あいだだだだだだ!?」

 

空詩は思い切り櫛を銀治の髪ごと引っ張った。

 

銀治「かのんんんん!?!?抜けるぅ!!抜けちゃうう!!このままだとお兄ちゃんの髪の毛が抜けるぅ!!お兄ちゃんの毛根が死滅するぅ!!」

 

空詩「あっ!!ごめん!!」パッ

 

空詩が離したことにより、櫛はそのまま、

 

ガッ!

銀治「ほなみんっ!?」

 

銀治の頭に直撃する。

 

空詩「お兄ちゃん!?!?」

 

ガチャ

 

明日奈「大きな声が聞こえたけど・・・どうしたの?これ?」

 

明日奈の目の前には、頭を抱えて悶絶する銀治と、その周りであたふたする空詩の姿だった。

 

ーーーーーーーー

 

明日奈「アハハハハハ!」

 

銀治「笑うな!このど天然馬鹿姉貴!」

 

明日奈「だってwww面白すぎてwww」

 

銀治「だから笑ってんじゃねぇ!このすっとこどっこい!」

 

明日奈「でも銀くん、その髪型そんなに嫌い?私は可愛くていいと思うけどなー。ねぇ、空詩?」

 

明日奈は抱きしめて膝の上に乗せている空詩に聞く。

 

空詩「うん!私もお兄ちゃんの髪型好きだよー!」

 

明日奈/空詩「「ねー♪」」

 

銀治「可愛いことやってんじゃねぇ!!あーもう!しゃあねぇ!また別の機会だ!」

 

明日奈「じゃあ、そろそろ下に行こっか?」

 

空詩「さんせーい!行こ行こー!」

 

ーーーーーーーー

 

佐田「おはようございます。お嬢様方、坊ちゃま。 」

 

明日奈「おはようございます。佐田さん。」

 

空詩「おはよーございまーす!」

 

銀治「おはようさんでーす。」

 

佐田「ご朝食の用意が出来ていますよ。」

 

明日奈「ありがとうございます。」

 

空詩「ありがとーごさいます!」  

 

銀治「ありがとさんでーす。・・・佐田さん、あいつ来てる?」

 

佐田「お母様ですか?はい、いらしてますよ。」

 

銀治「マジでかー・・・」

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ガチャ

 

浩一郎「おっ、おはよう、三人共。」

 

明日奈/空詩/銀治「「「おはよう、お兄ちゃん。/浩一郎兄、おはよー!/おはようさん、兄貴。」」」

 

京子「三人共、遅いわよ。7時5分前には席についてなさいって、言ってあったでしょ。」

 

明日奈「・・・ごめんなさい。」

 

空詩「ごめんなさーい・・・」

 

銀治「チッ、うるせえな。クソババア。」

 

京子「銀治?」

 

銀治「はーい。気をつけまーす。」

 

三人は席につき、朝食を食べ始める。

 

明日奈/空詩/銀治「「「いただきます。」」」

 

浩一郎「・・・三人共、学校の方はどうだい?」

 

銀魂「いつも通り?」

 

空詩「可もなく不可もなし。」

 

浩一郎「・・・なんで玉虫色の返答?」

 

明日奈「もう、二人とも・・・私は順調だよ!こないだの模試は手応えあったし、その前のテストでも国語と英語が満点だったんだ!他の教科も90点台だったし・・・・」

 

京子「全部、満点じゃなきゃ意味ないでしょ。もっと頑張りなさい。」

 

明日奈「・・・うん。」

 

銀治「・・・別にいいだろーがよぉ、一桁順位なんだから。それをネチネチギャーギャーと・・・嫁さんに口出しする姑かっつーの。」

 

明日奈「ぎ、銀くん!」

 

京子「一桁順位でも、そういう慢心から気が緩んで、ケアレスミスが増えるのよ。まったく・・・すぐに突っかかってきて、糖分の取り過ぎなんじゃないの?」

 

銀治「いいだろーが。糖分摂取は俺のライフワークだ。」

 

京子「だけどねぇ・・・」

 

浩一郎「まあまあ二人共!!朝から喧嘩しないで!!ほら、三人共、早く食べて学校行かなきゃ!」

 

銀治「・・・」ムスーッ

 

京子「・・・」シラーッ

 

銀治は不満げに、京子は何知らぬ顔で朝食を続けた。

 

ーーーーーー

 

明日奈「もーーっ!!なんで喧嘩腰になっちゃうかなー!?」

 

銀治は玄関で明日奈に叱られている。

 

銀治「仕方ねぇだろ。あっちが面倒くせぇこと言ってくるから・・・」

 

明日奈「だからって、ああいう言い方はないでしょ!!・・・だけどかばってくれてありがとう。」ナデナデ

 

銀治「・・・なんで撫でてるんですかねー、お姉様?」

 

明日奈「えへへー♪なんとなく♪」ホワホワニコニコ

 

銀治「あーさいですか・・・」

 

空詩「いいなー!お姉ちゃん!銀兄の次は私もー!」

 

明日奈「ふふっ♪いいよー♪」ナデナデ

 

空詩「えへへー♪」

 

銀治「・・・そろそろ出ねぇと遅れるぞ。」

 

明日奈「うん。じゃあ、行こうか。空詩。」

 

空詩「うん!じゃあ、銀兄!いってきまーす!」

 

明日奈「銀くん。いってくるね。」

 

銀治「あいよー。いってらっしゃ~い。・・・さてと、俺も行きますか。」

 

こうして、三人はそれぞれの学校へ向かった。





次回は、銀治の学校生活!

次回「三人寄れば文殊の知恵というが、何人集まっても馬鹿は馬鹿」

お楽しみに!

ーーーーーーーーー

ユナ役の神田沙也加さんがお亡くなりになって、私は悲しみに満ち溢れています・・・ 
最高の歌姫をありがとうございました。
これからもずっとわすれません。
どうか、ご冥福をお祈りします。
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