ソードアート・オンライン Silver Soul   作:翔ST

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スケルツォ最高


※⚠ここからは
原作改変・オリジナル設定・オマージュ/パロディ・キャラ崩壊
てんこ盛り

苦手な方、注意!!


第四話 昔の事って、人によっては苦い思い出もあるよね

ゴメンナサイ ゴメンナサイ ゴメンナサイ

 

ゴメンナサイ

 

何度謝ろうが、私は、許されない。

 

許されちゃいけない

 

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??「はっ!!!」

 

毎晩のように見る悪夢。この悪夢のせいで少女はいつも寝不足気味だ。

 

??「朝か・・・」

 

カーテンを開けて、まだ暗い外の風景を眺める。

 

これが彼女「兎沢深澄」の一日のはじまりである。

 

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朝起きたら、まずは朝のシャワー。

悪夢にうなされたときに出た汗が尋常じゃない量なため、一度これを洗い流す。

 

ザーーッ

 

キュッ

 

深澄「ふぅ・・・」フキフキ

 

体を拭き終わって制服に着替え終わったら、つぎに『同居人』の朝の準備を手伝う。

 

彼女は今現在、通学のため母方の祖母がやっている店の二階に親戚と一緒に同居している。

その親戚のため、朝食を用意する。

 

深澄「えっと、今日は・・・目玉焼きとベーコン・・・あとレタスとトマトのサラダ・・・トースト・・・かな。」

 

昔は料理など出来なかったが、祖母や叔母に教わり、簡単なものなら作れるようになっていた。

 

できた朝食を皿に盛り付けたあとは、寝坊助な親戚を起こさなければならない。

 

彼女は親戚が寝ている「押し入れ」を開ける。

 

一緒に寝たほうがいいのではないかと一度は提案したのだが、狭いほうが落ち着くと断られてしまった。

 

深澄「おーい。もう朝よー。」ゆさゆさ

 

???「んー・・・」モゾモゾ

 

深澄「ほら、朝ごはん冷めちゃうわよー。早く起きてー。」

 

???「まだ眠いー・・・」

 

深澄「起きないなら・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちょこちょの刑よー♪」こちょこちょ

 

???「ちょっ、アハハハハハハハ!!!」

 

くすぐられるのにたまらなくなった少女は飛び起きる。

 

深澄「ふふっ、おはよう。    

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

木綿季。」

 

木綿季「えへへへっ!おはよう!深澄!」

 

無邪気な笑顔をした少女、紺野木綿季は元気に答えた。

 

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深澄「今日はどうするの?」

 

木綿季「うん!おばあちゃんと一緒に姉ちゃんのお見舞い行って、その後家で授業!」モグモグ

 

深澄「そう・・・ねえ、木綿季。やっぱりまた学校、通いたい?」

 

木綿季「んー?」

 

深澄「いや、通信制がだめっていうわけじゃないの。ただ、やっぱり一人で授業受けるのとか、寂しくないかなーって思って。ほら、海外の治療法のお陰でせっかく元気になったんだし。」

 

木綿季「んー。寂しくないわけじゃないけど、やっぱりボクが病気だったのをよく思わない人がいるにはいるからなー。ボクは気にしてないけど、ボクと仲良くしてくれる子までいじめられるのはヤダし、今はいいかな。それに、友達とは学校じゃなくても会えるし!」

 

深澄「・・・そう、優しいわね。木綿季は。」

 

木綿季「へへへ。・・・あ、深澄、そろそろ時間。」

 

深澄「あ、ホントだ。」

 

木綿季「お皿はボクがやっておくよ。」

 

深澄「ありがとう!言ってくるね。」チュッ

 

木綿季「えへへ~。いってらっしゃーい!!」

 

深澄はカバンを背負ったあと木綿季の額にキスをして家を出た。

家を出ると

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ババア「テメェオカマゴラァ!!ふざけてんじゃねえぞ!?テメェの蛮行によってどれだけの人に迷惑がかかってんのが分からねえのか!?」

 

オカマ「やかましいクソババア!!回覧板回すの遅れたくらいでなんでそんな言われなきゃならねえんだ!?」

 

ババア「テメェのせいでうちの可愛い孫達が危険な目にあったらどう落とし前つける気だ!?アァン!?この通りは情も不浄もまとったメチャクチャな場所だからこそテメェのルールだけは守っていかなくちゃならねえんだよ!!」

 

ババアの娘「お母さん、西子(さいこ)さん!!落ち着いてください!!昼間っから喧嘩なんて!!」

 

西子「日花(にちか)ちゃん離れてな!!ババア!!だいたいテメェもこないだ生ゴミを指定の日じゃねえ日に捨ててたろがい!!」

 

ババア「あれは、うちの店に最近入ったキャサリンがやらかしたことだよ!!」

 

深澄「アハハ・・・おはよう。みんな。」

 

ババア「あら、おはよう。深澄。」

 

西子「あら、みすみちゃん♡おはよー。」

 

日花「深澄ちゃん、おはよう。今から学校?」

 

このババア、深澄の祖母、「お登勢」。スナックお登勢の店主である。

 

このオカマ、一児の父?母?親、「マドマーゼル・西子」オカマバー・かまっ娘倶楽部の店長でもある。

 

そして、お登勢の娘の一人であり、一児の母である「寺田日花」

 

深澄「うん。言ってくるね。」

 

三人共「いってらっしゃーい!」

 

お登勢「さてと・・・喧嘩の続きじゃワレェ!!!

 

西子「望むところじゃぁ!!!」

 

日花「やめてください!!二人共!!」

 

七三分けのヤクザ「おどれらやかましいわ!!朝っぱらからこんなもん聞かされる身にもなって見ろや!!」

 

日花「か、勝太さん・・・」

 

この男、極道'溝鼠組'の一人「黒駒勝太」

 

お登勢「ウルセーんだよ!!このチンピラが!!」

 

西子「真っ当な人間は朝から活動始めるもんなんだよ!!」

 

勝太「どういう理屈や!!それにおどれらもう人間やのうてバケモンやろがい!!」

 

バケモノ二人「んだとゴラァァ!!」

 

勝太「ちょ、ちょっと待ってや。暴力はあかふぶべら!?ちょ、ちょ、ごぶぉあ!?ま、まっ、ひでぶら!?ベキッボコッドスッ!!

 

深澄「あはは・・・」

 

物騒な通りだが、深澄はこの通りと住民たちが好きであった。

なぜならば、皆喧嘩しつつも困っている人がいれば助け合い、悩んでいる人がいれば相談に乗るという、情にあふれていたからである。あの家(実家)に比べればここで過ごす方が生きていると感じるほどである。

 

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最寄り駅から電車で一駅、そこから徒歩で十五分ほどのところに深澄の通う「私立エテルナ女子学院」は建っている。

 

靴を履き替えた深澄は昇降口から教室に向かい、引き戸を開けた。

 

深澄「おはよう・・・」

 

挨拶をしても、返ってくるのは注目の目線だけだった。

その気まずい雰囲気の教室に突如一つの声が響いた。

 

明日奈「おはよう。」

 

深澄の親友の結城明日奈であった。

 

深澄(明日奈・・・やっぱり可愛いわね・・・少し羨ましいわ・・・)

 

そんなことを考えながら、深澄は席につく。

 

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退屈な授業が終わり、ようやく昼休み。

深澄は中庭のベンチで購買で買った菓子パンを牛乳をお供に食べていた。

弁当を作ってもいいのだが、そこまで食事にこだわる事はないし、祖母たちに作ってもらうにも、申し訳無さが勝ってしまう。

だからこそ、こんな簡単なものでいいのだ。

 

そう思っていた深澄だったのだが・・・

 

??「みーすみせーんぱい!お昼一緒しーましょ!!」

 

突然、目の前に現れた人物に声をかけられる

 

深澄「空詩ちゃん・・・」

 

そこには親友の妹、空詩が立っていた。

 

深澄「・・・私なんかより、友達と食べてきたら?」

 

空詩「いいんです!私がそうしたかったんで!!それに私、体質(・・)で大食漢なんで、結構浮いちゃうんですよねー・・・アハハハ・・・」

 

深澄「ああ・・・なるほど・・・」

 

空詩「いやー・・・これが兎目(うさぎめ)としての宿命なんですかねー・・・」

 

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兎目とは・・・

 

正式名称:ラビットアイ型遺伝子

この遺伝子を持って生まれた者は、運動、身体能力に優れた筋肉、またそれに特化した神経構造を得ることができるのである。

ただしその分暴走しやすく、またカロリーの消費が激しいため食事の量が大幅に増えるのが難点である。

また、神経構造が特化しているとはいえ、それを実践するにはかなりのトレーニングが必要である。

名前の由来は神経が研ぎ澄まされているとき、兎のように目が赤くなることからである。

またこの遺伝子は、親がこの遺伝子を持っている場合、子に高い確率で遺伝する。

 

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空詩はぼやきながら、かなり大きめの重箱を持ちながら深澄の隣りに座った。

 

空詩「というわけで先輩!一緒に食べましょ!!」

 

深澄「え・・・と、私、もう食べ終わりそうなんだけど・・・」

 

空詩「なっ・・・んで・・・すと・・・!?

先輩・・・それだけで済ませる気ですか・・・?また・・・!」

 

深澄「え、ええ・・・まあね・・・?」

 

空詩「先輩・・・スレンダーなのはいいと思います。正直羨ましい。ですけども!!痩せすぎ!!よくない!!

 

深澄「う、うう・・・」

 

空詩「というわけで!!どうぞ!!」

 

空詩は重箱に入っていた卵焼きを箸でつまみ、深澄に差し出した。

 

深澄「え、えーと・・・」

 

空詩「はい!あーん!!」

 

深澄「あ、あ~~~ん・・・!

 

パクッ

 

深澄「お、おいしい・・・」

 

空詩「よかった!」ニカッ

 

空詩は次に深澄に食べさせるおかずを選び始めた。

 

深澄(・・・この積極性は明日奈譲りね・・・)

 

深澄は明日奈との馴れ初めを思い出していた。

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一年ほど前、深澄が中学二年生の時。

彼女は突然話しかけてきた。

 

明日奈「兎沢さん。」

 

深澄「・・・」スタスタ

 

深澄は無視して廊下を歩いていく。

 

明日奈「兎沢さーん?」

 

深澄「・・・」スタスタ

 

明日奈「と・ざ・わ・さーん?」

 

深澄「・・・何?結城さん?」

 

明日奈「ようやく反応してくれたー!」

 

深澄「・・・要件は?」

 

明日奈「えーと・・・ちょっとお話したいなーって・・・」

 

深澄「?」

 

明日奈「いやー、あのね?いつも成績学年トップですごいなーっ、あれ?そういえば初等部から同じクラスなのにはなしたことないなーって思って、で!せっかくだし仲良くなりたいなーって思って!」

 

深澄「・・・要件はそれだけ?じゃあ・・・」

 

明日奈「ちょいちょいちょい!?ナンデソノママイコウトシテルノカナ?トザワサン?」

 

深澄「ごめんなさい?私、誰かと仲良くなる気なんてないんで。じゃあ、失礼します。お嬢様(・・・)。」

 

明日奈「・・・・!!」

 

深澄はその場を立ち去った。

 

深澄(・・・言い過ぎたかしら?)

 

深澄は少し後悔した。だが、これでいいのだ。

自分が関わると、仲良くなるとその人達を不幸にしてしまう。

だから、これでいい。これでいいんだ。

そう思っていた。

少なくともあの日までは・・・

 

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数日後、とあるモールのカフェにて。

 

深澄は注文したパフェを摘みながら、腐れ縁の友人であるその相手・・・アリス・ツーベルクと駄弁っていた。

 

アリス「どうです?最近なにか良いことありましたか?深澄?」

 

深澄「・・・なんで私にばかり聞くのよ・・・そっちは?」

 

アリス「いつも通りですよ?だからこそ貴方の様子を聞きたいのです。」

 

深澄「・・・そうね。最近、学校でも人気のお嬢様に友達になって欲しいって言われて、少し強めに断っちゃったわ。」

 

アリス「へぇ、その娘の名前は?」

 

深澄「・・・結城明日奈って娘。」

 

アリス「!!・・・へぇ。」ニマニマ

 

深澄「・・・なによ。その顔。」

 

アリス「別に?なんでもないですよ?」

 

深澄「・・・今、クッキーとかの材料買いに行きたいって考えてるでしょ?」

 

アリス「!?な、なぜわかったのですか!?」

 

深澄「わかるわよ!!貴方、昔から面白そうなことあるとクッキーとか焼くじゃない!!」

 

アリス「ええ!そうですよ!!そしてそのクッキーとお茶を片手にその面白そうなことを見るのが好きなんですよ!!悪いですか!?」

 

深澄「悪いわよ!!ったく!」

 

アリス「・・・仲良くなればいいのに。」

 

深澄「・・・昔みたいに台無しにしたくないの。」

 

アリス「みんな気にしてませんよ?むしろ深澄に会いたがってます。」

 

深澄「・・・・」

 

アリス「・・・それにしてもよく食べますね?そのパフェ、五杯目ですよね?」

 

深澄「いいでしょ、別に。」

 

そう、深澄は食事にはこだわらないが、甘いものに目がないのだ。このパフェ、かなりのボリュームがあるのだが、それを五杯もぺろりと完食しているのだ。

 

深澄「さてと、そろそろゲーム大会の時間だから行くわ。」

 

アリス「あ、じゃあ見学してますね?」

 

深澄「やめて。」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

深澄「オラオラオラオラ!!オラオラオラオラァ!!」

 

YOU WIN!

 

その文字がゲーム画面に表示される。

 

深澄(ふぅ・・・これで次は準決勝・・・腕が鳴る!!)

 

ちょんちょん

 

深澄「?・・・アリス?なんでここに?」

 

アリス「いやー・・・そのー・・・あれ!あれ!」ちょいちょい

 

アリスは店の外を指差す。

 

深澄「外?・・・!?」

 

店の外にいたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日奈「やっほー」ふりふり

 

こちらに向かって手を降っている結城明日奈だった。

 

深澄「!?!?!?」

 

次の試合まで時間があるのを確認して、深澄は店を飛び出した。

 

ダァン!!

 

深澄は足で明日奈の行く手を阻んだ。

 

明日奈「わぉ。早ーい・・・!」

 

深澄「こ、こんなところで何をしているのかしら?結城さん?」

 

明日奈「習い事に行く途中で・・・ふふっ、初めてそっちから話しかけてきてくれたね。」

 

深澄「ええ、そうね・・・・!!もしかしてさっきの見ちゃったかしら・・・!?」 

 

明日奈「えーと・・・こんな時なんて言うんだっけ・・・」

 

深澄「?」

 

明日奈「あっ!思い出した!えーと・・・スター・プラチナ!!

 

深澄「誰が空条○太郎よ!!」

 

明日奈「え?ストーン・フリーの方だった?」

 

深澄「いや、空条○倫の方でもないわよ!!なんでジョ○ョなのよ!?ていうかやっぱり見てたのね!?」

 

明日奈「ふふっ、兎沢さん結構ノリいいねwww」

 

深澄「誰のせいだと思っているのかしら!?」

 

アリス「じゃ、私帰りますね。」

 

明日奈「うん、呼んで来てくれてありがとね。アリス。」

 

深澄「え!?二人、知り合・・・そうだったコイツよく考えたらいいとこのお嬢様だったそれゃ知り合いでもおかしくないじゃん!!

 

アリス「オホホホホ!ではしつれーい♪」

 

深澄「あ・・・んにゃろー・・・結城さん。黙っていてくれるなら何でも言うこと聞くわ。友達でも何でもなるし!ね!?」

 

明日奈「ちょいちょいちょい。まあ、その話は明日の放課後にしましょ?お互い用事があるみたいだし。もちろん誰にも言わないわ。」

 

深澄「・・・わかった。」

 

そうして、二人は別れた

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

次の日の放課後、エテルナ女子学院の屋上

 

深澄「ゲームを教えてほしい?」

 

明日奈「そう!うちの弟もゲームが好きなんだけど、その話題についていきたくてもよく分からなくてさ、だからお願い!」

 

深澄「・・・友達になってって言うのかと思った。」

 

明日奈「それだと、なんか違うんだよなぁ。そういうのってお互いをよく知ることで友達って呼べるって感じがするんだよね。だから、お互いのことをよく知るチャンスが欲しいの!」

 

深澄「・・・具体的には?」

 

明日奈「えーっと、お互いのことを話したりー、一緒にお茶したり買い物したりー、あっ、都合が悪いときは断って構わないからね!?」

 

深澄「・・・まあ、そんなことでいいなら・・・」

 

明日奈「やったー!!!というわけでー・・・!はい!私の連絡先ー!」

 

といって明日奈は深澄にスマホを見せた。

深澄はそのスマホに写っていた番号を自分のスマホに登録した。

 

深澄「・・・これでいい?」

 

明日奈「うん!ありがとう!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

それから、深澄と明日奈の交流が始まった。

時にはゲーム指導・・・

 

深澄「このキャラの強みは・・・」

 

明日奈「なるほど・・・」

 

時にはお茶を・・・

 

明日奈「パフェ五杯目だけど・・・大丈夫?」

 

深澄「うん。」 モグモグ

 

時には買い物・・・

 

明日奈「カワイイー!!やっぱりワンピース似合うと思ったのよー!」

 

深澄「ひ、ヒラヒラして落ち着かない・・・」

 

こうして日々は過ぎていった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

そしてある時・・・

 

買い物に来たモールの一階の噴水近くで深澄は明日奈に聞いた。

 

深澄「ね、ねぇ・・・」

 

明日奈「ん?」

 

深澄「なんで・・・私と仲良くなりたがるの?」

 

明日奈「だからー、私が仲良くなりたいと思ったから。」

 

深澄「でも・・・私、貴方に酷いこと言ったわ・・・」

 

明日奈「あー・・・あれね・・・すっごいドキドキした!

 

深澄「・・・え?」

 

明日奈「ああいうふうに断られたことなかったし、皮肉?を言われたことなかった!ぜんぶ初めての感覚だったから、すごくドキドキしたの!何より・・・」

 

深澄「?」

 

明日奈「こんなにも自分から他人と仲良くなりたいって思ったの初めてだったから!」

 

深澄「!!」

 

明日奈「理由としてはそんなところかな?ふふっ」

 

深澄「・・・変なの。」

 

明日奈「ええ、私、少し変わってるってよく言われるの。ふふっ。」

 

深澄「・・・でも、私と仲良くなるのはやめたほうがいいわよ。」

 

明日奈「?どうして?」

 

深澄「アリスと友達なら聞いてるんでしょ?私の過去・・・」   

 

明日奈「あー・・・大体はね。でも、あれは事故だって聞いてるけど・・・」

 

深澄「それでも!!原因を作ったのは私・・・私なんかが仲良くなったから・・・私なんかが関わったから・・・だから・・・」 

 

明日奈「はーいストップ!!自分のことをそんなふうに言わないの!」グッ!

 

明日奈は深澄に抱きついた。

 

深澄「うぇ!?」

 

明日奈「兎沢さんが優しい人だっていうのは私でもわかる。だってそんなにも後悔してるってことは本当に大切な人達だったんでしょ?」

 

深澄「そ、それは・・・」

 

明日奈「それに、アリスは兎沢さんと友達になったことも出会ったことも後悔してない、むしろ嬉しいことだって言ってたわ。もちろん私も兎沢さんと知り合ったことを後悔なんてしてない。むしろ嬉しい!」

 

深澄「そ、そんなわけ・・・(グイッ)キャッ!?」

 

深澄は急に浮遊感を感じた。

明日奈に持ち上げられたのだ。

明日奈は深澄を持ち上げたままぐるぐると回り始めた。

 

明日奈「私は貴方と出会えて嬉しい!」ぐるぐる

 

深澄「ちょ、ちょっと!結城さん!?」

 

明日奈「嬉しい!嬉しい!」ニコニコぐるぐる

 

深澄はその時、悟った。

彼女は本当に喜んでいるのだ。

私なんかと出会ったことを

私の過去を知った上で、

喜んでいるのだ、と。

 

深澄(ああ・・・敵わないなぁ・・・)

 

深澄「結城さん!離し・・・ぷっ・・・アハハハ!」

 

明日奈「あー!ようやく笑ったー!やっぱりそっちのほうが良いよ!兎沢さん!!」ぐるぐる

 

深澄「わかった!わかったからぁー!降ろしてえ!!アハハハハハハ!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

明日奈「いやー、ごめんね?やりすぎちゃって・・・」

 

深澄「いいわよ。別に・・・それよりなんだけど・・・」

 

明日奈「?」

 

深澄「い、今からでも、その・・・なれるかしら・・・その・・・友達に。」

 

深澄は恐る恐る、明日奈の顔を見た。

 

明日奈はキョトンとしてたが、すぐにパァァァと聞こえるほどの笑みを浮かべた。

 

明日奈「勿論だよ!!!よろしくね!!兎沢さん!!」

 

深澄「み、深澄でいいわ。」

 

明日奈「じゃあ、私も明日奈でいいよ!!よろしくね!!深澄!!」

 

深澄「あ、あとお願いなんだけど・・・学校で二人きりの時以外は名字で呼んで・・・変な噂になると大変だし・・・」

 

明日奈「あー!わかるわかる!了解!任せて!」

 

こうして二人は友達になった。

そして、その絆は時が経つにつれて強くなり、二人は親友というまでに仲良くなったのである。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

深澄は空詩の笑顔を見ながら思いを馳せる。

 

深澄(・・・今の私を見たら貴方はなんていうのかしらね・・・貴方に会う権利が私にあるかどうかわからないけど・・・会いたいわ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銀治。)




すんません!!
捏造・キャラ崩壊ばかりですいません!!
でもイチャイチャしてるミトアスを書きたかった!!
深澄のあーんを書きたかった!!
ミトの可愛い姿を書きたかった!!

それに嘘はない!!

次回は明日奈視点をお届けします!!

次回「物事って別の視点から見ると全く別に感じるよね。」

お楽しみに!!
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