「そうか、15年前の事件は出雲崎の水難事故か。」
「ええ、保護者説明会の時に怒鳴り込んで騒ぎを起こしたと教師が話していました。」
「なるほど、するとその親は恨んでいたと。」
「ええ、多分そう言う事でしょう。」
「15年前の水難事故には、その親は恨まれていたのでしょうか。」
と、小海は言った。
「この事件には、何か裏がありそうだわ。」
「よし、僕と南主任と一緒に柏崎へ行って見ます。」
「うん、そうしてくれ。」
南と高山は、事件の謎を追うため柏崎へ向かった。
「あの水難事故には、何か裏があるかもしれんな。」
「そうだな、とにかく調べて見ないとね。」
そして、出雲崎で第2の殺人が起きた。
キャーッ!
と、突然、二人の女子高生の悲鳴が聞こえた。
「どうした。」
「海に、人が死んでるんです。」
「何だって。」
海岸へ行くと、それは男性の水死体でした。
海岸は騒ぎとなり、多くの人が集まってきました。
「何と可哀そうに。」
「この男は一体どうしたのじゃ。」
高山は、やじ馬に呼び掛けた。
「誰か、目撃者はいませんか。」
暫くして、警察が到着した。
「警部、被害者の身元が分かりました。」
「本当か。」
「亡くなったのは、柏崎市在住の関口 真二さん32歳です。」
「で、関口の死因は。」
「今のところは溺死ですが、詳しいことは解剖してみないとわかりませんが。」
鑑識は関口を担架に乗せて、解剖に回した。
柏崎警察署
「検視の結果、関口の体内から睡眠薬が検出されました。」
「えっ、それ本当か。」
「はい、関口が飲んだエナジードリンクの中に睡眠薬が検出されました。」
「じゃあ、関口は睡眠薬入りのドリンクを飲んだ後に出雲崎の海岸で溺死したって事か。」
「ええ、そう思われます。」
「やはり、弥彦の事件と今回の水死体は15年前の水難事故に関係しているのでしょうか。」
「詳しいことは、調査しています。」
高山は、高杉班長に報告した。
「何ですって、出雲崎で水死体。」
「ええ、被害者は柏崎在住の関口真二さん、32歳です。」
「それで、死因は。」
「当初では、溺死と思われましたが体内からは睡眠薬が検出されました。」
「うん、そうか、じゃあ南と高山は引き続き捜査を続けてくれ。」
「わかりました。」
と、高山は携帯を切った。
「やはり、手口は違いますね。」
「ええ。」
「第一の事件は刺殺、第二は毒殺して転落か。」
「この被害者の2人に共通していることと、15年前の水難事故か。」
「何か引っ掛かりますね。」
「ええ。」
そして、この事件の犯人は誰なのか?
果たして、この事件の犯人は?
次回、高山は推理をする事に