SEED 地雷   作:匿名キボンヌ 知りたいなら教えるけど

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夢二次


オーブでおきたとあるネタ。

 

「キラ、来てたのか。」

「あ、アスラン。せっかくの休暇だからね。一応家はここだし。」

そういいながらウッドデッキにある揺り椅子を揺らす

のんびりと海を眺めている。

「ふーっ、疲れた…」

「お疲れ、カガリ。」

「こーやって気楽な状況で揃えるのも1年ぶりだな。」

「考えてみればザフト行ってから今までほとんど本格的な休みはなかったわけだし…ああ…せっかく平和だし 新作ゲームやりたい… でも時間がない…」

「俺もオーブはオーブで疲れるけど仕事はあまりザフトと変わってないからな。教え相手がシンとかからムラサメのパイロットたちになっただけさ」

「アスランは比較的楽そうでいいね…こっちなんて今までまったくやったことない軍機やら資料やら情報やら…」

「本当、キラはそういう事務的なの苦手だからな。それにくらべてラクスはお父さん以上によくやってるよ。アスランもなんか柔軟になったっていうか。昔のアスランは生真面目すぎたからなあ…。そのくせ変なところで抜けてたりするし。捕虜の前で寝るとか。」

「それをいったらカガリだって昔は車に手持ち武器でMSに立ち向かってたってキサカさんに聞いたぞ。ちょとは落ち着きってもんを覚えたんじゃないか?」

「あれはただ周りがよく見えてなかっただけで…。 ……うーん、キラはあまり昔から変わってないなあ…。」

「え?」

「確かに。けっこうズバ!っと物事は決められるようになってるけど性格とかとしてはあまり変わってないな…」

「ええ…!?」

「ま、まあ落ち込むな。いい意味でだから。」といいながら肩をぽんぽんするカガリ。

 

 

晩飯の時間

「キラ?なんだその箱は?」

「お酒らしいけど、なかなか飲む機会がなかったからね。この際だし持ってきた。」

「ほー、酒はあまり飲んだことなかったからなあ…!ちょうど飲酒解禁年齢だし、いいただくか」

「「「「乾杯」」」」

 

一応飲酒ができる年齢になったキラ達だが…

「ううう…。お酒ってヤバイ…。気持ち悪い…」

「なんか変な感じがする…脳みその中が…」

一番酒に乗り気な(はず)の姉弟が普通に酒に弱めだったのである。それに加え、

「うっ、なんだこの酒… どこからもらってきたんだこんなもの… よほどのおじさん向けだぞ」

酒を飲んだことのあるアスランですら顔をしかめるほどの味である。

それでも普通に食べ終わり、泊まる建物3人で来ていた。

 

「おいおい…二人ともそんなよろよろして大丈夫か?確かに濃かったけどそんなに量は飲んでないだろ…。」

「べ、別に酔ってるわけらないじょ…」「はいはい。呂律が回っていませんよ。寝ろ。」

「せっかく持ってきたゲームやろうとしたのに…」

「明日な。明日。」

 

「うう…まだ酒が残ってる…」ゲームを操作しながらおぼつかない声でそんな言葉が出る。その時、ドアをノックする音。

「入っていいよ…」

バタン

「あれ?カガリ…。どうしたの?」

「・・・」

なんか変な感じで見下ろし無言なカガリ。すると奥から

「あ、アシュラン…。カガリどうしたの?」

「なんか酒で寝ぼけて(?)る…。っていうかお前も呂律回ってないぞ酔ってんじゃないのか?」

「多分よってない…。と思う」

「まあいい。カガリがなんか素面じゃないから部屋に帰しておいてくれないか。」

「まあ暇だし…。」

「助かるよ。(欠伸)それじゃ。」

そう言い一瞬で去ってしまったアスラン。そんなに今のカガリは素面じゃないのだろうか。

すると。

ベットの方に向かった。

キラのベットのはじっこで寝始めたのである。

「こっちも寝ないとなあ」とのんきに考えるキラ。酒が周ってなかったらもう少し焦ったろうに。

「ちょっと横…、借りるよ。」カガリは一応頷く。赤い顔のまま深く考えずに布団に入っていく。

そしてそのまま眠った。

 

 

 

 

朝。

キラは普通に目が覚めたが、起きる前に動こうとし、てなにかに抑えられていることに気づく。

そして、昨日カガリと一緒に寝たという事態を認識する。

「(酒のせいで認識が鈍った…)」

いくら姉弟でもいくらばかりか恥ずかしくなり、

一気に目が覚め抜け出そうとするがなぜか離れられない。

感覚でカガリが抱き枕のように自分に抱き着いてる状況であることを把握する。

それを理解した途端さらに恥ずかしくて一気に離れたくなるが無駄に起こしたくないのでいった落ち着く。

手の回されてる位置的には頭は真正面にあるだろう。

が、そうすると自分を抱いてきてる胴と足が長い。

何故か自分よりカガリのほうが体がでかいという状況になっているわけだ。

目を開けて確認したいが、そうするとカガリの顔が目の間にあるわけでなんか恥ずかしいので自力で出ようとする。

が、なぜか抜けられない。普通にコーディネーターで男子のキラの方がいくら運動や筋トレをよくしてるとはいえナチュラルで女子なカガリよりは力が強いはずなのにそのカガリによる拘束を解けないでいる。

「(なんで…なんで)」

という疑問を声には出さずにカガリの抱き着きから離れようとするがなぜかでかいカガリから離れられない。とりあえず状況を確認する止む無しと目を開く。

目の前にはカガリの寝顔があってかすかに吐息すら感じられる距離だ。

相手をおこさないように周りを見てみると、同じ布団で自分がカガリに抱っこされてるような状況だ。

しかもこっちが足まで使われて全身をカガリに抑えられている。カガリがいつもより圧倒的にデカく見える。ただ近いからだけではない。何故だ。

お互いの顔は同じ高さにある筈だが、キラがどんなに足を延ばしてもカガリの足の先端に届かない。

「(どうして…カガリより身長は上だったはずなのに…力も上のはずなのに…)」

なんとかして拘束を抜けようとぐいぐいしていたその時だった。

 

カガリは枕を抱いているつもりでいた。

「(なんかゆさゆさ揺れてるな…

誰かが起こしにきたのか?うーん)」

と、多少面倒くさがりながら目を開ける。そこには。

「———ッ!」

複雑そうな表情をしたキラがいた。

自分が枕だと思って抱いていたのはキラだったのだ。

衝撃でいっ気に目が覚めるしかし、その状態で慌てて離すのではなく、むしろ固まってしまう。

だが固まったことで逆に唐突に冷静になり、抱っこ状態を解除せず疑問をぶつける。

「キラ…、なんか小さくないか…?」

「ちょっカガリ…起きたならこの腕を…!」

「声高っ!?風引いたのか?いやでもコーディネータってそんなちゃっちい風邪とか引くのか?」

「ちょっ…!カガリ…腕…ッ!」

「なんだよ、そこまで本気でしめてないし自分で抜ければいいじゃないか…。考え事してた。」

「そ、それが…、なんかカガリの腕がうんともすんとも動かないんだけど…。」

「え?」

カガリが向かいのキラの方を向くと、顔真っ赤で腕をどけようとするキラがいたが、まったくどかせていない。

「えっ…力弱すぎないか?」

「こっちもわかんないよ…!まだ酔いが回ってるのか…?」

「やれやれ…。」

と、言いながらうっでをどけるカガリ。

で、カガリの拘束から抜けたキラが立ち上がる。

カガリは何気なしにキラの方を向くのだが…。

「ッ――!!」本日2回目の驚愕

「ん?どうした?僕の顔に何かついて…ん?なんか声が…あーあー 変だな…あーあー」

「ついて…も何も!ちょっと動かないでくれ!」

「えっ、何…?そんなことより喉が…」

「キラ!?最近…、何か変なもん食ったか…!?」

「い、いや特に…。」

ベットの上に立つキラの周りを膝立ちで回ってじろじろ眺めるカガリ。

そしてすくっと立ち上がった。

「えっ…!?」

立ち上がったカガリを見て驚くキラ。

キラよりカガリの方が背が高かったからである。

「なんでカガリがそんなにでっかいの…?」

「逆だ。お前が小さいんだ。それで…、その…。」

微妙な顔をしながら「キラ、もう一回座ってくれ。」といった。

「う、うん。」

座ったキラをカガリがじろじろと観察する。

前からでも少し離れたらシルエットが見えていたが後ろに周ると、とても伸びた茶色い髪の毛が目に入る。

 

 

「なんで…なんで…」

ベットの上でずーんと擬音が聞こえそうなレベルで落ち込み状態でぺたんこ座りしているキラ。

「まま、まあいったん落ち着こうか…。泣き止もうな…。お、おい泣き止めよ…」

それでもなかなか落ちつかないので、顔を腹にうずめさせて、

「よ、よしよし…。泣き止もうな…。よしよし。」と言っていた。

「泣いてないよ!!…それはそうと…どうしようか…どうしようか…」

「希望的観測として、1日経ったら元に戻るってのを信じて待つとか…。ま、まあ最悪もとに戻らなくてもかわいいんだからいいんじゃないか?」

キラからジロリと睨まれるが、

「よしよし…おねーさんんがいるからなー。」

片手で膝の上に抱っこで座らされ片手で頭を撫でられる状況、キラは手を動かして抜け出そうとするが焼け石に水で諦め、むすっと不満顔ながらもおちついた。

 

とりあえず膝の上で座らせたまま、話の続きをする。

「キラ…、女の子のなっちゃったのか…。16,7…高校生くらいかな?」

「「なっちゃったのか…」じゃないよ…。力たりないだけでこんなに…」

「いやあ、(すんごい(本編前))昔、『妹が欲しい!』とか言ってた時期を思い出すなあ…。」

「まさかカガリに妹扱いされる日が来るなんて…。」

「っていう声まできれいに女声にされてるな…。」

ずーんと聞こえそうなくらい露骨に落ち込むキラ。

「いやぁ、こうしてみてみるとお前って結構私に似てたんだなあ」

「そんな呑気なこと言ってないで…」といいながら立ち上がるキラ。

「どうするんだ?そんなぶっかぶかの服で。」

と言われて初めて自分の服がぶっかぶかだったことに気づく。

「えっ…どうしよう…。」

「さすがにその大きさの女物の服なんて持ってないだろう…。部屋に来いよ。」

と部屋を出るのだが…

「ここからカガリの部屋までどのくらい…?」

「3分くらい…かな」

「もしも…そこまでの間の服は…?」

「う…、確かに。どうやって部屋まで連れて行こうか…。おんぶしてってやるよ。乗れ。」

と言って背中を向けてかがむので、キラもなんとか服が落ちないようにしながら乗る。

「こうすれば、服は落ちないだろう。」

「う、うん…。」

いつもと体格差が逆になり、おんぶされていることに違和感を覚えるキラ。落ちないように強くしがみつくと、

「(以外と、胸はあるみたいだな。(ボソッ)いてっ」

とカガリに一突き。

そんなこんなでカガリの部屋に着いた。

「とりあえず、昔の服ならお前に合うサイズもあると思うが…。」

「えーっと…、スカートとかじゃないよね…。」

「誰が履くかあんなもん。ひらひらしててスース―してて。」

とりあえずズボンがあるとは知りほっとしたキラだが…。

「これとかいいかな、そのズボン脱いでくれ。」

と言われ脱ぐ。んで、服は…。これがいいサイズじゃないかな。」といって押し入れのハンガーから赤いシャツとグレーのズボンを出す。

「あ、その服。」

「おぼえてるか?昔砂漠いたときに着てた服。ちょうどぴったりだと思うぞ。」

と善意で言われれば着ることも止む無しである。

しぶしぶ服を着ズボンを履く。

そして部屋の隅にあったドレッサーで自分の体を見てみる。

顔のイメージだけを見ればそこまで変わっていないがもともと線の細い顔だった上、今では髪も伸びており体格もなで肩で胸や尻も普通に出ている…、完璧に女子にしか見えなかった。

「これで一安心だな。ちょっとは気楽にいこう。」

「う…うん。」

といった瞬間、カガリがこっち側に歩いてきて、後ろに座った。

脚を広げて両足の間にキラを配置し抱きしめる。

「ちょ…、カガリっ!?」

「いやあ…小さくなったなぁ…髪の毛もサラサラ。」

「ちょっ…近いって…!」

「いいじゃないか、別に姉妹なんだし。」

姉妹(しまい)という言い回しに感じるものはあったが、間違いではないので黙ってしまう。

「はあ………。」

「んじゃ、アスランが起きる前に髪の毛整えるぞー」

「え?」

「え?って、お前、のばしっぱなしでいいのか?結んでやるぞ。」

「え、別に問題ないけど…。」

「そこははいって言えよ。せっかくやってやるんだから。」

「は、はい…。」

「よしきた、何結びにしようかな…。凝りすぎるのもアレだし、ポニーテールでいいか。」

「ぽ、ポニッ…!は、はい…わかりました。」

やる気満々のカガリに如何なる取り消しも通じまいと観念したキラ。

「ほとんど使い道のなかったヘアゴムが役に立つな…。」

「うっ…。一生役に立たなくてよかったのに…。」

 

数分後

「終わったぞ。鏡。」

「うん…。ええっ…。」

鏡の中には髪を整えたことで前よりも美人に見えるキラの姿が。

自分で見てて恥ずかしくなり、話題を逸らす。

「アスラン、まだ起きてこないの…?」

「休みの日で予定がないならかなり寝るからな、アイツ…。そろそろ起きる時間かも…。そうだ!」

カガリの何かを思いついた笑みによからぬものを感じたキラは逃げようとするが腕をがしっと捕まれ、

「面白いこと思いついた。手伝ってくれ。」と、引きずられていくのであった。

 

「アスランが起きたら、入るぞ」

「…ええ…やだよ…」

「し!起きたんじゃないか?」

「ん?物音がするし…そうかもね」

「じゃ」

コンコン(ノック)

 

(アスラン)「ふぁああ……ん?」

こんな時間に誰が…?せっかくの休日だってのに…まいいか。どうせまた後で来るだろう。わざわざ布団から出たくない。

と、無視を決め込む。が、なかなかノックが止まない。

急かしてるようでも慌ててるようでもないが…

…目がさえてしまった。しかたない。

そういい、布団から降り、ドアに向かう。

目をこすりながら、寝巻のまんまドアを開ける。

 

キラ達

「(出てこないけど…やっぱまだ寝てたんじゃ?)」

「(し!あ、いや、ほら、起きてる。んじゃ、キラ、後は…)」

「はぁ…」

ため息を付き物音の原因の人物が出てくるのを待っている。

ガチャ(開扉音)

 

(ア)「ん?えーっと…どなたですか?」

(キ・カ)「(誰!?)」

部屋から出てきたのは青髪高身長のアスランではなく、青髪ではあるが、ロングヘアで小振りな身長の少女だった。

「ん…?君、この部屋に何の用…?」

「あ、いや、その…あ、アスラン・ザラですか…!?」

「そうだけど…何か?」

「いや…え…とその…握手して下さい!(ヤケクソ)」

状況は混沌を極め、誤魔化しに走ったキラ

「え?う、うん(なんかテンションおかしいぞこの子)」

と思いながら手を出す。

とその時、アスランは自分の手がいつもに比べて異様に白いことを把握した。

「ん?何この手…」

そしてそろそろ目が覚めてきたアスランは自分の声のおかしさを実感する。

「あーあー、ん゛ん゛…のどが変だ…」

すると前のキラが話しかける。

「えーと、アスラン…まず一旦部屋の中で…」

「え?(呼び捨て?)ああ、そうだな…」とりあえず無害と判断した子(キラ)をアスランは部屋に入れた

 

とまずカガリの監視からの離脱に成功。

しかしキラにはまず自分がキラということを説得しなければならない

実際はアスランも変化してしまっているので当初の想定に比べればだいぶラクだろうがアスランはまだ自覚していないらしい。

ここは多少無茶してでも教えたいが、鏡はトイレにしかないし自主的に見に行かせるのも難しい。なのでもうズバッと行くことにした。

「えーと、いきなりで悪いけど…僕のこと、誰か分からない?」

「『僕』?いや、特に…キミを見たことは無いと思うけど…」

「えーわからない…?…無理もないか。あの、その…僕、キラ・ヤマト」

「……は?」

「いや、その、キラなんだよ。」

「ちょ、キミは何を言って…いやありえないしおかしい…。精神科か…?緊急か…?」

「待って!病院呼ばないで!証明できなくはないから!」

「……じゃあ、一応その『証明』してくれ」

「じゃあ、まず僕がこんな姿なことだけど……アスランもだよ。」

「は?何を言ってるんだ…?」

キラはアスランに近づいて背中に周る。

髪の毛を掴んで肩の前に回す。

「…なんだこれ…」

「髪の毛」

「おかしい!!こんなに伸ばしてない…!」

「あとは…あまり言いたくないけど…胸?あと声」

「ん…!?胸…?」(体を見下ろす)

改めて目が覚めた状態で確認すると、服は少しダボっとしておりそのしたに、胸の谷間が見える。

「……ナニコレ」

「……」

 

~数分後~

「えーと、お前はキラ…でいいのか?」

「うん。」

とりあえず落ち着きを少し取り戻したアスランとキラの質疑応答タイム

「まず…なんでこんなことになってるんだ?」

「それはこっちが聞きたいよ…ちょっとそこの机持ち上げてみて」

「…?」持ち上げようとする…が、駄目ッ

「お、重っ…!ビクとも…」

「まあ、こっちの力がなくなってるだけなんだけどさ…こんな感じに色々問題があるんだよね…。特にこの姿。」(執筆中)

 

「そういえば、お前に続いてシンたちもオーブにくるんだっけな。」

「う…うんそうだったけど。」

「お前らのその姿を見た反応が楽しみだな…(笑)」

「うっ…確かに、シンに見られるのは避けたいが…。でも同じ街にいてそれはな…。」

「とりあえず…、最初の一日はこもってた方がいいと思う。」

「そうだな。無駄に部屋から出ることは避けよう。ってことでカガリ。今日だけは居留守ってことで。言い訳頼む。」

「まあいいが、明日にはバレるぞ。」

「とにかくさ…。」「まあいいけど。時間潰させるために、キラの酒借りていいか?とりあえず薄めて飲ませて。」

「…睡眠薬でも盛る気?」「違うよ!気を間際らせるんだよ!」

「まあいいけど…。飲める味じゃないし…。」

よし、じゃあ私はシンたちを迎える準備をしてるから、この部屋で待ってろよ。」

 

部屋で何もすることなくゴロゴロしてたが

「暇だ。」「確かに。」

そろそろ何かやることを見つけなければ。

「そういえばキラ、カガリが言ってた手紙は読んだのか?」

「そういえば聞いただけで正確になんて書いてあるのか読んでなかったね。確かここにしまってたはずだけど。」

「ふーん ちょっと取ってくんないか?」

「うん。よいしょ…、意外と、高いな…。あった。あっ!」

タンスに手をかけてのぼり上の方のものを取ったが、取ったところでバランスを崩して落ちてしまった。

「あっ!危ない…!」

横で見てたアスランがギリギリ両手を出して受け止めたので事なきを得た。

「ふぅ…。ヒヤヒヤさせ…。」言葉はそこで止まる。

キラもアスランもお互い見つめあっているが、不可抗力とはいえお姫様抱っこ状態でとても近い位置に顔がある。

しかもいつもと違う美女顔で。

お互い顔を真っ赤にし、キラは地面に降される。

「あ、あり…がと。」

「い、いいから…早くそれを読ませてくれ。」

近くの椅子に座りそう言う。

「う、うん。僕も読むね。」といって隣に座る。

何かいい匂いがするがそれを意識からシャットアウトし、手紙の文を読む。

 

『カガリ・ユラ・アスハ様へ。キラ・ヤマトさんがここに居ると聞き手紙を送らせていただきました。

キラ君が持参したはずの酒はまだ製造途中の薬のはずでしたのでどんな効果がでるか検討もつきません。

毒物はいれてないので害が出ることは無いと思います。効果も一週間で消えるでしょう。』

と、あとは会社の住所や代表取締役などの名前が書いてあった。

 

「あの酒がこの元凶の元だったのか…。…!?待てよ、カガリはこれを読んだんだよな。この酒には謎の女体化効果があることを知った上で、『シンに飲ませる』ようにしていることにならないか…?」

「!! 確かに…。命に危険はないし、今朝からテンションがおかしかったカガリならやりかねないかも…。」

「すぐ止めに行かないと!」「あ!待ってよ!」

 

シン視点

御飯を食べ終わって、部屋に行こうとした時。

角を回ろうとした時、角から女の子が出てきてぶつかってしまった。

「いたっ、あ…ごめん。」

「いや…、こちらこそ…」

するとその子はこちらに気付き、唐突に、「カガリに何か飲み物渡されなかったか!?」と聞いてきた。

「え…え?」「何か、薄めたお酒とか…!」

薄めたお酒?それなら…「さっき夜ご飯の時に注いでもらってもらって…」

「それをどうした!?飲んだのか!?」

「え…?の、飲んだけど…。何かまずかったの…?」

目の前の青毛の女の子は、手を顔に当て、ため息を付いている。

「…ところで、君誰?カガリさんと知り合い?」この建物には今はスタッフと関係者くらいしかいないはずで、なおかつカガリの知り合いにこんな子がいた記憶は無い。なのでなんとなしに名前を尋ねてみたのだが。

女の子は口に手を当て、とても慌てた様子でオドオドしている。

え…?何かまずいこと聞いた?と、案じていると、その子が来た方からもうひとり、茶髪の女の子が来た。

年は二人とも、15、6歳くらいか

その子はこちらに顔を向け、

「ちょっとすいません、なんか慌ててて。話を聞いてきます。」と言ってもう一人を連れて立ち去っていった。

「ちょ…君…」と呼び止めるも無視していかれる。

すると、後ろで見ていたルナが「なんだかあの二人、ちょっとアスランさんとキラさんに似てない?」

「そうか?髪の毛の色くらいだろ。」

 

そうして部屋に付いた。

時間が余ったので荷物を整理する。

せっかく土産品として買ってきて、荷物がかさばる中持ってきたジン1/100が渡せないとは。

二人は急用でいないと言っていたが、明日には帰ってくるのだ。

そしたら、これ渡すついでになんか一言言わないとな。「ご無沙汰しています。」とかでいいのかな?

あとさっきの少女が言ってた酒ってなんの話なんだろ。

まあいいか。寝よう。明日こそこの無駄にでかいジンを渡せればいいんだけど…。

 

 

カガリの部屋

「カガリ!なんであんな事した!わかっててやったんだろ!」

「いいじゃないか。ちょっとしたイタズラだよ。最近アイツ、昔とは違う方向性で私を舐めてるからな。」

「ああもう…。事態がややこしくなるんだよ…!」「別に命の危険もないんだし遊びだよ遊び。」

「キラ!お前からもなんかこいつに一言いってやれ…」

「まあまあそう怒るなって。あいつが慌てふためく姿も一見の価値あると思うぞ。」

「後でどんなことされても知らないぞ…」

「とりあえず、本当に命に危険がないなら笑い話で終わると思うけど…。」

「そう心配すんなって、キラ。どうせなんとでもなるさ。」

「まあ………そうかもね。とりあえず、僕たちは部屋に帰るよ。」

「え?何言ってんだ?」

「「え?」」

「せっかくこんな楽しいイベントなんだ。お前らもここで寝ろよ。」

「「……はぁ…」」

今夜も長くなりそうだ。




もともと3人だけで1話にまとめる予定でしたがシンを出したので話が伸びてとっとと皆に見せたいので前半を先に公開します

1/4,5 あけおめ!いろいろ手直ししたよ。キラの性格がSEED最初っぽくなってるなぁ
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