やはり俺が仮面ライダー龍騎なのはまちがっている。   作:伊勢村誠三

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主な登場人物
・比企谷八幡
・雪ノ下雪乃
・由比ヶ浜結衣
・平塚静
・戸塚彩加

・仲田真澄
・満坂栄喜

・仮面ライダータイガ
・シアゴースト
・シールドボーダー


#07 GUNSLINGER AND COLD AXE

〇アバン

 

黒い画面、映し出される12枚の裏向きのアドベントカード。

 

N*1「すべてが左右に反転した世界、ミラーワールド。

そこは現実のルールをあまりにもわかりやすく反映した世界。」

 

上段、下段にそれぞれ6枚づつ並ぶカード。

うち6枚、龍騎、ナイト、ゾルダ、シザース、ライア、ベルデのカードが表側にひっくり返る。

 

N「その世界で戦う者たちは、仮面ライダーと呼ばれる。」

 

色を失い崩れるように消失するシザースのカード。

その分が詰められ、11枚のカードが残る。

 

N「戦わなければ、生き残れない。」

 

〇オープニング*2

 

〇サブタイトル「GUNSLINGER AND COLD AXE」

 

〇ミラーワールド ショッピングモール

 

もう既に戦闘は始まっている。

大量のシアゴーストと戦う龍騎、ナイト、ゾルダ

 

龍騎「はぁ!やぁあああ!くそ!全く減らねえ!」

 

ゾルダ「何階だ!モンスターの安売りなんてアホやってる店は!」

 

ナイト「うまいこと言ってるつもりか!

口より手を動かせ手を!」

 

 

バイザー『SWORD VENT』

 

バイザー『STRIKE VENT』

 

バイザー『GUARD VENT』

 

 

それぞれウイングランサー、メタルホーン、ドラグシールドを装備。

戦闘を続けるが、一向に敵の数は減らない。

それどころか戦闘音に引き寄せられて益々集まってくる。

 

ゾルダ「一回外に出よう!このままじゃジリ貧だ!」

 

龍騎「だな!仲田!」

 

ナイト「ここではナイトと呼べ!」

 

バイザー『『FINAL VENT』』

 

飛び蹴りタイプのドラゴンライダーキックと飛翔斬が炸裂。

入口に大穴を開ける。

ゾルダ、その後に続き、入り繰りの天板をギガホーンのキャノン機構で打ち壊して塞ぐ。

 

ナイト「龍騎、もっと離れるぞ。」

 

龍騎「ああ。さっさと逃げて体制を…」

 

ナイト「そうじゃない。お前は新参者だからな。

親切で教えてやる。ゾルダのファイナルベントは圧倒的だ。」

 

ゾルダ、ベルトから二枚のカードを取り出す。

まず一枚目。

 

バイザー『ADVENT』

 

鋼の巨人マグナギガ、出現。

続いて二枚目のカードを装填。

 

バイザー『FINAL VENT』

 

ゾルダ「お前の断末魔がラストナンバーだ。」

 

マグナバイザーをマグナギガの背中に接続。

マグナギガの全砲門が開き、ミサイル、レーザー、ガトリング、キャノン砲が一斉発射。

エンドオブワールド、炸裂!

 

ゾルダ「レクイエムは瓦礫の音で。無作法で失礼。」

 

龍騎「建物ごとかよ…」

 

ナイト「大雑把すぎて確殺とはいかんらしいがな。

ほら、さっさとモンスターに食わせるもん食わせて戻るぞ。」

 

龍騎M『全く、ミラーワールドでやるわけだ。

現実でこんなんぶっ放したら大災害だ…。』

 

〇総武高校 奉仕部部室

 

八幡M『俺と満坂と仲田の三人で奉仕部内での決着までの同盟が出来て一週間が経過した。』

 

持って来たラジカセで音楽を聴いてる栄喜。

紅茶片手に宿題を解いている真澄。

雪乃にちょっかいをかけている結衣。

 

平塚「邪魔するぞー。」

 

雪乃「先生、ノックをお忘れですよ。」

 

真澄「邪魔するなら帰れー。」

 

栄喜「煙草なら余所で吸えー。」

 

結衣「皆ひどいよ!年長者は敬わないと!」

 

八幡「由比ヶ浜、お前が一番心ないこと言ってないか?」

 

平塚「…全く冷たいなお前たちは。

そんなお前たちを熱く滾らせる依頼を2つも持って来たというのに。

入って来い!」

 

平塚の声にジャージの生徒が入ってくる。

 

結衣「あ、さいちゃん!やっはろー!」

 

ジャージの生徒「由比ヶ浜さんこんにちは。

満坂君に比企谷君も。」

 

八幡M『え?何このめっちゃ可愛い子?こんな子うちのクラスに居たっけ?』

 

栄喜「やあ、戸塚君。良かったな比企谷君。

初見で名前間違えられてないぞ?」

 

八幡「あ、ああ。そ、そうだな…」

 

雪乃「ほぼ初対面の男子にデレデレするなんて気持ち悪いわよ吃音谷君。

それで、彼から2つ依頼があるという事でしょうか?」

 

八幡*3「ば、馬鹿な!こんな可憐で可愛らしい子が、男!?なんていう事だ…そんなの宇宙の法則の方がおかしいだろ!いったいなぜ神はこんないたずらを…」

 

奉仕部の残る4人、平塚、八幡を気持ち悪い物を見る目で見ている。

 

結衣「ヒッキー最低!さいちゃんF組だから知ってなきゃおかしいし!」

 

八幡「な!?どうして俺の心の声が…」

 

真澄「完全にフルオープンだったわ。

何もかもそのMAXコーヒーで爛れた喉から垂れ流しだよ。

今の今まで。」

 

八幡「え?マジ?」

 

戸塚「は、ははは…そうだよね。僕なんか全然男らしくないし…。」

 

栄喜「涙吹けよ。」

 

戸塚、栄喜のハンカチを受け取る。

 

平塚「んん!それで、もう一つの依頼の件だが…そっちは私からだな。

優劣をつけるわけじゃないが、多分戸塚の案件より厄介だ。

もし人員を分けるとすれば私、戸塚で3:2で別れてもらいたい。」

 

真澄「じゃあ由比ヶ浜と比企谷がダブったら仕切り直しってことで。」

 

結衣「ちょっと!」

 

雪乃「そうね。」

 

八幡「おい!」

 

栄喜「じゃ、やりますか。」

 

結衣「いや待ってって!それどうゆう事だし!」

 

八幡「なんで俺がこいつと同レベルで役に立たないことになってんだ?」

 

雪乃「うるさいわ騒音谷君。部長の命令は絶対よ。」

 

栄喜「いーからやるぞ。グッとパーで!」

 

5人「「「「「分かれましょ!」」」」」

 

〇中CM

 

〇奉仕部部室

 

八幡「この組み分けマジかよ…」

 

テニスコートで戸塚の相手をする栄喜、結衣のシーンを挿入。

すぐに奉仕部の風景に戻る。

 

真澄「最悪だ…由比ヶ浜だけならまだどうとでもなるというのに…」

 

雪乃「ええ、全くね。疫病谷君、くれぐれも両手に花とか深い極まる勘違いだけはやめなさい?私たちもあなたも不幸になるだけよ。」

 

八幡「安心しろ。中学で告白して晒されたり女子に誕プレ送って引かれたりして痛い目見続け3年。

以来勘違いだけはしないように気を付けている!」

 

真澄「お前、それ自慢げに言えることか?」

 

平塚「比企谷の憐れむべき中学時代のアレコレは置いておいて、依頼の件だが、

この生徒の生活態度があまりにも酷いのでな。

お前たちに原因を究明、そして可能なら同にアkする手助けをしてやって欲しい。」

 

真澄「要は生活指導(あんた)の仕事を私たちにやれと?」

 

八幡「職務怠慢?」

 

平塚「お前ら右の拳と左の拳、好きな方を選ばせてやろうか?」

 

雪乃「それで!その生徒は誰なんです?」

 

平塚「川崎(かわさき)沙希(さき)。比企谷と同じ2年F組の生徒だ。」

 

〇テニスコート

 

テニスを続ける栄喜、戸塚。

球拾いの結衣の体力が真っ先に無くなり、へたり込む。

 

栄喜「どーする?一回休憩挟む?」

 

戸塚「そうだね。じゃないと由比ヶ浜さん潰れちゃいそうだし。」

 

戸塚、結衣に手を貸して立たせる。

 

結衣「ううぅ…ごめんね。足引っ張ちゃって。」

 

戸塚「いいよ、練習付き合ってくれるだけありがたいからさ。」

 

栄喜「しかし…なんで俺らなんだ?テニス部には入ってるんだろ?

だったら同じ部の奴らに頼めばいいじゃん。」

 

戸塚「実は、皆3年の強い先輩たちが辞めてからやる気なくなっちゃってさ。」

 

栄喜「それで自分がその強い3年の代わりになろうってか?」

 

結衣「おー!さいちゃんかっこいい!」

 

戸塚「そうかな?」

 

栄喜「そう思うならちゃん付辞めてやれば?」

 

結衣「あだ名なんだしいいじゃん!」

 

耳鳴りのような音が響く。

栄喜、遠目に窓が水面の様に揺れたのを見る。

 

栄喜「悪い、ちょっとトイレ行ってくる。」

 

戸塚「僕は飲み物買いに。」

 

栄喜、トイレに駆け込むとジャージのポケットからデッキを取り出し

 

栄喜「変身!」

 

ゾルダに変身。ミラーワールドに突入。

 

〇ミラーワールド 校舎内

 

ゾルダ「は!」

 

マグナバイザーで出現したシールドボーダーを狙撃する。

しかし固すぎる装甲に全く効くいていない。

 

シールドボーダー「!!!!!!(猛り声)」

 

シールドボーダー、縦を持って近付いてくるが、

あまりに鈍重。ゾルダよりも遅い。

 

バイザー『STRIKE VENT』

 

無事装備を変えたゾルダと近接戦になる。

拳と武器による打撃の応酬。

パワーではゾルダを上回り、吹っ飛ばす。

ゾルダ、窓を破って机や椅子を倒しながら教室に転がり込む。

 

ゾルダM『ウイングランサーならトップスピードでなら貫けただろうが…』

 

ゾルダ「ない物ねだりをしてもな!」

 

バイザー『SHOOT VENT』

 

ギガランチャーを装備。

敵に標準を合わせ、引き金を引く。

 

バイザー『FREEZE VENT』

 

ゾルダ「!」

 

ランチャーに霜がかかったような模様が浮かび、ライダーのスーツ越しに温度が下がったのが分かる。

その動揺を突いてシールドボーダーは撤退してしまった。

 

ゾルダ「しまった!……(周囲を見渡して)誰だ?どこから見てやがった!?」

 

〇現実 校舎内

 

タイガ「……。」

 

現実世界から窓越しにゾルダを観察する仮面ライダータイガ。

ゾルダが撤退したのを確認するとその場を後にした。

 

〇エンディング*4

 

*1
ナレーション、以下N表記

*2
Alive A life(松本梨香)

*3
この時、八幡の口元を映さない

*4
Go!Now!~Alive A life neo~(松本梨香)




お久しぶりです。
バイトのシフトや授業の関係でなかなか投稿できずにいましたが,、第7話です。
一体だれがタイガなんでしょうね?(すっとぼけ)
次回もお楽しみに。
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