魔法少女リリカルなのは 時空を超えた鋼の騎士軍と探偵 作:水岸薫
次の日、なのはたちは温泉から帰っていき学校に通っていくが、勇樹たちは『名瀬』と名乗る女性によって壊れたメカ『スーパーアイアンアイスロボット』の装甲に残された跡を調べている。
「おお、装甲に残っているな」
「マグマのように熱いですから溶けていると思ったが、装甲が冷えていたからすぐに固まったな」
勇樹と小森はそう言いながら装甲を見ると、三角形の形をした図形に大小の2つの円形が付いており、変わったマークをしていた。
「珍しいマークだな、小森知っているか?」
「初めて見るな…百合子から話を聞いてみる」
小森の言葉に勇樹は「わかった」と答えると。彼はカバンから火ばさみとバーナーを出していく。
「オレはこのマークを調べてみる、指紋が残っていたら型を取ってみる」
「わかった、こっちもあの魔法使いみたいなやつとメカを調べてみる」
2名はそう言いながら調べ始めた。
勇樹は型から20センチ離し、バーナーで丸い淵を型を取ると火ばさみで一部を掴んで引き抜き、それを水が入った水槽に入れて周りの熱を取る。
十分冷えたと思い水から出すと、それを装置で書画カメラに置きそれをPCにデーターを取り込んで指紋を読み込んでいる。
「これなら何とかわかるかな…」
勇樹はそう言いながらデーターを入れると同時に、カバンから巨大な用紙を出していく。
「海鳴市の情報は書店を探し、そこから調べてみるか」
彼はそう言いながら指紋をPCに指紋のデーターを入れ終えると、書店へと行く。
小森には「書店に行ってこの街の情報を入れてくる」と言ってきた。
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「このマーク…始めてみますね」
「やっぱり知らないか、少し難しかったな」
小森はそう言ってマークの話を追えると、百合子は「ごめんなさい、強力ならなくて」と謝る。
「少しは協力できると思いましたが、さすがにこれは初めて見ます」
「気にしなくてもいいぞ…しかしこれは何のマークだ? フローリアン博士かなのはたちに聞いてみるか」
小森はそう言いながら移動していくと、勇樹が「書店に行ってこの街の情報を入れてくる」と言ってきた。
「それは構わないぞ…指紋は?」
「出た出た、ただ国際時空管理局に送らないと分からないから、情報を探し次第データーを送る」
「そうか、分かった」
小森はそう言うと勇樹は「んじゃ」と言いながらテントから外へと出る。
「あれ、勇樹君は何しに?」
「情報を入れてくるってさ、きっと地図に情報を入れる用意をしているだろうな」
「なるほど」
小森の言葉に百合子は感心し、彼女は「あ、私はなのはちゃんに聞いてみます」と急いで外に出ようとした。その時。。
「あ、百合子さん」
扉の前になのはとすずか、そしてアリサが立っていた。それに気づいた彼女は「あ、なのはちゃんにみんな?」と目を丸くしている。
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「どうしたんですかいきなり来て、相談でしたら私たちが話しますのに」
百合子はそう言いながら3人に紅茶を配ると、すずかが「それなんですけど」と少し悲しい表情で言いだした。
「実は私のスノーホワイトとアリサちゃんのフレイムアイズなんだけど、試しに使用したいけど…勇樹さんに相談が」
「このデバイスを起動するときに衝撃波が発生するって言うけど…危険なのかどうか心配なの」
すずかに続いてアリサの言葉に百合子は「そう言えばそうですね…」と納得する等に答える。
「その衝撃波は確かに怖いですね、電子機器を壊すか物体を半壊するかなにかわかりませんしね…」
百合子はそう言うと、アレンが「おや、何話しているんだ?」とやってきた。手には本らしきものを手にしている。
「アレンさん、実は―」
百合子はアレンに例の話をすると、彼女は「なるほど」と納得する等に答えると「それじゃあ」とカバンに本をしまうと同時に彼女はこう言った。
「訓練でもするか? 衝撃波を少し調べて改善すると同時に簡単な武術を教えるが」
アレンの言葉に4人は「え、ええ?!」と目を丸くすると同時に驚く。
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「ここが訓練室…広いね」
「さすが勇樹さんの発明…かな?」
アリサとすずかは驚くように言うのは、この四次元テントの中にある『訓練室』。天井が高く室内にいると思えない場所にいたからだ。
2人が驚いていると、入り口と思われる扉が出てきて開くと同時にアレンが入ってきた。彼女の姿は半ズボンのGジャンに黄色のTシャツではなく、茶色と黄色の縞模様をしたミニスカートと黄色の半そでの上に黒色のパーカーを着ていた。
「遅くなってすまない。『衝撃波検査装置』を探していたら少し遅れた」
「いえ、こちらもこの光景に驚いていました」
謝るアレンにすずかは慌てて言うと、彼女は「そうか」と答えると同時に、アンテナが付いた装置を地面に置きスイッチを押して何かを起動する。
「衝撃波はどれくらいか分からないが、この装置で鑑定できるレベルでやってみる。いつでもいいぞ」
アレンはそう言うとすずかは「わかりました!」と答える。そして。
「それじゃあ行こう、アリサちゃん」
「わかったわよ、すずか」
2人はそう言ってデバイスを手に平に乗せて起動させる。
「スノーホワイト、起動して!」
「フレイムアイズ、起動するわよ!」
『All right. Stand by ready. Setup!』
2人の言葉に合図するようにデバイスが反応すると、突然地面に空色とオレンジ色のミッド式の魔法陣が出てきて空色の光とオレンジ色の光に2人は包まれる。
すると衝撃波反応装置が反応し、メーターはわずかだが針が動いていた。
「これで反応するとは…少し驚いたな。そろそろ変身してもいいころだがどうだ?」
アレンはそう言うと光は収まると、魔法少女の姿へと変わった2人が出てきた。
アリサは動きを重視したスタイルで髪型は変わっていないが手にはフレイムアイズを手にしていた。逆にすずかは援護防御を重視したスタイルで、髪型は紙の一部をロングポニーテール風にし片手にはスノーホワイトのデバイスをしていた。
「ナニコレ、凄いじゃない! これ勇樹が作ったの!?」
「私たちらしい姿…なんだか気に入りそう」
驚くアリサに対しすずかは感心するように言うと、デバイスが起動し声がした。
『おう! お前が確かアリサか?』
『初めまして、スズカ。わたくしはスノーホワイトですわ』
「デバイスがしゃべった!? まさかこれって」
「勇樹さんの仕業、だね」
デバイスの言葉に2人はジト目で言うと、アレンは「ふむ、なかなかいいところだな」と感心するように答えた、その時。
『ビビビビビビビッ!』
「この警報音、もしかして!!」
突然鳴り響く警報音にアリサは反応すると、天井とデバイスから『警報! 警報!!』と声がする。
『ジェルシード反応アリ、ジェルシード反応アリ。このジェルシードは危険率が高いためすぐに封印を』
声と同時にデバイスから出てきた警告文を呼んだアリサは「き、危険率!?」と驚く。
「ちょっと何よこれ?!」
「初めてだ! 危険率が高いということは乱暴になる…と言う事か?!」
アリサの対応に彼女は驚いていると、すずかが「それよりも急いで止めないと!」と言うとなのはは「そうだね!」と答える。
「アレンさん、勇樹さんは確か外にいますよね!?」
「あ、ああ。確か書店に行くと…そうか彼に頼んで!」
アレンはなのはの言っていることがわかったのか、急いでカバンからドアが付いた鳥居を出しそれを付けて扉を勢い良く開けて入っていく。
「そうだ、アリサにすずか。今回の訓練はいったん中止だ、少し私はなのはと一緒に勇樹のところに行く。それじゃあ!」
彼女はそう言ってなのはと一緒に扉に入ると鳥居は消えて2人は茫然と立っていた。
「よいしょっと、あの…大丈夫ですか?」
茫然と立っている2人に百合子は心配するように言うと、すずかは「あ、私は大丈夫です」と言うとアリサも「あ、アタシも」とぎこちない言葉で答えるのであった。
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時はさかのぼること数分前、ビルの屋上では赤毛の少女と仁志が立っていた。彼らが見つめていた先は街中にいる人たち。
「ここであっているの? 何か嘘のような気が…」
「博士の装置では嘘が全くない、我も試してみた異常はなかった」
「実際に使ったの…ま、その方が安心するからいいけど。行くか」
少女はそう言うと、カバンから手のひらサイズのボールを出して上に投げた。すると。
ピッ! バシュウウウッ!!
ボールが縦に割れると同時に白い煙が放たれ、海鳴町を包ようにに煙は当たり散らばっていった。
「さ、博士の作戦通り。行くか?
「そうだな、急いでいくか…」
2人はそう言ってビルから飛びリルトそのままある場所へと走っていく。