魔法少女リリカルなのは 時空を超えた鋼の騎士軍と探偵   作:水岸薫

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第6話『ジェルシード封印と仲間…?』

 ドガアアッ!!

 

『ロボーッ!!』

 

 森の中で機械音が鳴り響く中、巨大メカはドリルを出してホー・ワームに攻撃するが。ホー・ワームの背中に付いているのこぎりの歯で攻撃を防ぎ、メカの胴体に体当たりする。

 

「奈々さん! 情報を詳しく!!」

「はい、操縦士ながらは難しいですので出来る限りでいいですか?!」

「かまいません!」

 

 勇樹の言葉に彼女は「わかりました!」と答えると画面に映し出されている情報を勇樹に伝える。

 

「情報詳細不明組織、この敵は国際時空管理局でも初めてで詳しい内容がありません!」

「だが、あのメカは資料に乗っていたが『ジャイアントメタルメカ』の可能性が高いな!」

「はい! ジェルシードをどうして狙うかは置いといて…なのはさんを!」

「わかった!」

 

 奈々の言葉に勇樹はレバーを動かすとコントローラーの一部が動くと長い舌が出てきた。そしてメカの口が開くと舌は伸びていきメカの足に絡ませて進んでいる方向とは逆方向に動く。

 

「レベルを上げて動きを! なのはは?!」

「なのはさんは今ジェルシードを…封印しています!」

 

 奈々はそう言っていると、操縦機に付いている画面にはジェルシードを封印して元の大きさに戻した猫が映っていた。

 

「どうやら、成功したようですね!」

「そうだな…って、あれ?」

 

 操縦している勇樹は何かに気づいたのか、画面を見つめていた。

 

「どうしたんですか勇樹さん?」

「いや、おかしいんだけど…天女さんに連絡できる?」

「へ? 電話なら…できますけど?」

 

 奈々はそう言いながら電話を出して天女に連絡すると、「勇樹さんから連絡です」と言いながら受話器を渡す。

 

「ありがと。天女さん質問ですけど、現在メカの動きはどうなっていますか?」

『例の機械はどうやら動きが止まっていますね。起動音は多少しますから動いていますけど…それが?』

「起動音はするけど動かない…しまった、これは罠だ!」

 

 勇樹は何かに気づいたのか奈々に「戦闘中止、急いで逃げるよ!」と言いながら操縦機を動かすと、彼女も「は、はい!」と慌てて操縦機を動かしてホー・ワームをメカから離していく。

 

「もしかして、ジェルシードを奪うためにワザとこれを?!」

「いや、ジェルシードはもうなのはが封印したからあきらめた。だとしたら」

「…はっ! 操縦者はどこ消えてメカ事爆発する?!」

 

 何かに気づいたのか奈々がそう言った瞬間、突然メカの胴体から眩い光があふれてきてひびが入ってきた、その時。

 

 

 

 ドガアアアアアアアッ!!!!

 

 

 

 突然大爆発が発生し爆風は木々を大きく揺らしたため爆発の威力は強く、ホー・ワームも突然の爆風で前に飛んでしまい地面にめり込んでしまった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「す、すごい威力ですね…」

「ここまでは予想外…あ、天女さんは!?」

『私は大丈夫です、急いで岩陰に隠れたため問題はありません』

 

 天女の応答に奈々は「あ、安心しました」と安心するように答えた…が。

 

「あ、なのはさんが!!」

 

 勇樹に言葉に奈々は「あ!」と反応すると、天女が『爆風の影響で意識を失っている可能性があります!』と答える。

 奈々は「急いでいきましょう!」とレバーを動かすが、地面にめり込んでいるため動くことが出来ない。

 

「あれ、どうして?!」

「先ほどの爆風で地面にめり込んで動きが取れないんだ! 装甲を壊せば行けるけど、武器は必要ないと思ってすずかのところに置いてきた…奈々は」

「わたくしは電池切れで…ドウシマショウ!」

 

 慌てる奈々に勇樹は「口だけでも動けばいいが…」と言いながらレバーやスイッチをいじるがメカは動くどころが口が動くことが出来ない状態になっていた。

 すると奈々は「上なら!」と思い出しいそいで椅子から立とうとした。その時。

 

 シュッ!! バガアアアン!!!

 

 突然メカの操縦席に亀裂が入るや否やメカは縦に割れて左右に動き外に出れる状態になった。

 その光景を見た勇樹と奈々は「あわわわわ!?」と言いながら顔を青ざめ、落ちないように椅子にしがみついている。

 

「な、なんだこれは?!」

「分厚い装甲をいい、いったい誰が」

 

 2人が驚いているとどこからか「大丈夫ですか」と少女の声がしたため、勇樹は何かと思いあたりを見渡すと今度は「こっちだよ、こっちこっち」と上から声がしたため、2人は「もしかして」と上へと向く。

 そこにいたのは、黒いマントをした金色のツインテールの少女と同じ少女だが白色のマントをした子が空中に浮かんでいた。

 

「…えっと」

「どちら様ですの…?」

 

 それを見た2人は目を丸くして言うと、少女は「あ、ごめんね」と申し訳なさそうに答える。

 

「ジェルシードが反応したから急いできたんだけど、それがあって中から声がしたからつい」

「あ、それは別にいいよ…それよりも茶髪のツインテールをした白い服を着た少女は?!」

 

 勇樹は2人に向けて言うと、今度は「それなら」と背が小さな少女が元気よく答える。

 

「メイドさんとフェレットが助けてくれたみたいだよ。危ない所だったから心配したよもぅ」

「あ、天女さんですね」

 

 少女の言葉に奈々は安心したのか「ふぅ」とため息をすると、大人しい少女は「それよりも」とある事を言う。

 

「あなたたちは大丈夫? ケガしているような気が…」

「日常茶判事だ、これくらい平気だ…それよりも、お前たちはなのはと同じ魔法使いか?」

 

 勇樹の質問に2人は「うーん」と悩んだ末、小さな少女は「それに、近いかな」と答える。そして。

 

「それじゃあ私たち少し用事があるからここまで、あなたたちの名前は?」

「名前か…確かに分かれる前に名前は必要だな」

 

 勇樹の言葉に奈々は「確かにそうですね」と答えると。2人は自分の名前を言う。

 

「オレは石川勇樹、これを作った少し変な発明家」

「わたくしは七ツ星奈々です、あまり知られていませんがちょっとした令嬢さんですの」

「へぇ…あ、私はアリシア。アリシア・テスタロッサだよ。そして」

「私はフェイト、フェイト・テスタロッサです」

 

 2人の名前を聞いて勇樹は「フェイトとアリシアっと」とメモに記録すると、彼は「わかった」と答える。

 

「少しだけだけど助けてくれてありがとう、今度どこかで会うかもしれない」

「それではまた、ごきげんよう」

 

 勇樹と奈々はそう言ってメカをカバンに入れると、奈々が「天女さんはこっちです」と言って走ったため勇樹は「ま、待ってくれ!」と追いかけていく。

 それを見たフェイトとアリシアは「ほけー」と2人を見て戸惑うのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「なのはさんは大丈夫でしたか?」

 

 ジェルシードを封印した後、勇樹たちはすずかのところへと戻り何事もなかったかのようにしていった…が、百合子の鋭い艦に勇樹は白状した。

 真莉愛の心配に勇樹は「幸いけがはしていないよ」と答える。

 

「それに爆発は幸い残骸が少なかったからケガの可能性は低いし、仮に飛んできたとしてもこの方へとが受け止めてくれたかもしれないよ」

 

 勇樹はそう言って自分がしているカバンを見て言うと、百合子はムスッとした表情で「気を付けてくださいね」と言うのであった。

 

「それよりも、そのアリシアちゃんとフェイトちゃんって。どんな人だったの?」

「そうね…あたしも気なるわ」

 

 すずかとアリサの質問に奈々は「そうですね」と思い出しながら、2人の姿を答える。

 

「フェイトさんは少し大人しく、優しいお姉さんですね。アリシアさんは元気がよく、明るい妹ですね」

 

 奈々の言葉にみんなは「へぇー」と目を丸くして言うと、文は「一度見てみたいな」と興味があるように答える。

 

「それよりも…メカの修理もしないと」

 

 勇樹の言葉に天女は「はい、そうですね」と小声で答えるのであった。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

『謎の鋼の虫? データーには載っていないが』

「しかしあの時にあったのは、確かに魔導士でしたよ」

 

 赤毛のショートヘアーをした少女は画面に向けて言うと、スピーカーから『初めて見るな…』と考え込む声がする、そして。

 

『帰り次第メカの修理をしてくれ』

「わかりました!」

 

 赤毛の少女はそう言うと、カバンからハンググライダーを出すとある方向へと飛んでいった。

 

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