魔法少女リリカルなのは 時空を超えた鋼の騎士軍と探偵 作:水岸薫
例のジェルシードから数日後…勇樹たちはメカの修理をしていた、その理由は簡単。
「ホー・ワームが断面されて時間かかりますか勇樹くん?」
「きれいに切れている…本当に一刀両断だな」
この前の少女、フェイト・テスタロッサとアリシア・テスタロッサによってメカは真っ二つになっていまったホー・ワームを修理していた。
「壊れたとはいえ、助けてもらっただけでもうれしいな…」
「そうですね、ですけど後30分で行きますよ?」
百合子の言葉に彼は「本当ですか!?」と反応すると工具を出して「早く終わらせます!」と言いながら修理をしていく。
それを見た百合子は「あらら」と苦笑いするのであった。
扉の向こうでは、福音と麻子が2人の話を聞いていた。
「麻子ちゃん、なんだかおもしろいことなってきたね」
「うんうん」
それを聞いた麻子は答えると、伊江は「そうだなぁ」と苦笑いするのであった。
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「てことで、今回はオレと百合子さん、麻子と真莉愛さん。太田と伊江と一緒になのはが行く温泉に行くことになった」
「ジェルシードはこの街にありましたが、その1つがなのはさんたちが向かう例の温泉にあることがわかりました」
「しばらく間は少しインスタントか冷蔵庫の中にある作り置きになかもしれませんが、ちゃんと食べてねくださいね」
勇樹と百合子、真莉愛はそう言うと桜は「わかったわ」と答える。なぜ勇樹たちがキャリーケースを持っているかと言うと、なのは曰「年に1度の温泉に行く」というのを利用してジェルシードを回収の手伝いをするためだ。
ただし、勇樹たちは回収するために行くだけではなくある行動をするため、理由は…。
「調べてみたが、あの敵もどうやらこの温泉の方にいることがこの道具でわかった。万が一のことを考えてオレたちは先に行って調べてくる…かも」
「もし先ほどの鳥とか鉄のロボットとかありえますからね」
「念には念ですけど、一応メカを1体持っていきます」
勇樹にづついて百合子はそう言うとカバンからタブレットを出して説明していく、真莉愛はメカが入っていると思われるケースを持つとみんなは「わかりました」と答える。
「それじゃあ、勇樹君行きましょうか」
「そうだな、それじゃあ行ってくる」
太田の言葉に勇樹は答え、テントから出るとみんなは「行ってらっしゃーい」と答えるのであった。
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「ここが温泉、いや旅館か」
伊江はそう言いながら旅館を見ると、太田も「思った以上にすごいね」と感心するように答える。
なのは曰、連休になると喫茶店は店員に任せて家族旅行として『旅館山の宿』という旅館へと行き、日ごろの疲れを取るのが日ごろの行事、となっているようだ。
「それじゃあ、ここはいつも使っているといってもいいのか?」
「うん、今回は勇樹さんたちと一緒に行くのは初めてだけど。多い方が少し楽しいと思ったんだ」
「なるほど…ま、なのはの言う通り。多ければ楽しい時があるからな」
なのはの言葉に勇樹は微笑みながら答えると、彼女は「にゃははは…」と照れながら答える。
だが、彼は少し違和感を感じていた。その違和感は…。
「ふぅ…(この建物の中にあの時の敵はいたが、初めて見る人を感じたな…誰だ?)」
旅館から感じる何かに彼は察知したが、初めて感じる何かに違和感を感じていた。
そうしていると百合子が「勇樹くーん、なのはちゃーん」と2人を呼ぶ声がしたため振り向くと、百合子の手にカメラが手にしていた。
「せっかくですから写真撮りましょうよー!」
それを聞いた彼は「げっ!」と顔を青ざめるが、なのはは「記念撮影ですか、いいですね」と答える。
「お、オレは後でもいいぞ…何なら明日で」
「え、どうしてですか? せっかくなのに」
後ろに引く勇樹になのはは質問すると、伊江がやってきて「なのはぁ」とにやにやとした表情で彼女に答える。
「実はあいつ女性恐怖症でな、慣れている人物ならともかく、初対面や少しアレの女性は超が付くほど苦手なんだ…わかる?」
「え、ええ!?」
伊江の言葉になのはは驚くと、彼は「わー! それだけは言わないでー!!」と顔を赤くしていると、太田が「ごめん」と謝罪しながら彼を捕まえる。
「え、太田?!」
「これも勇樹君のため、基女性恐怖症克服するためだから我慢して」
「う、裏切者おおおおっ!!」
太田の言葉に勇樹は半泣きで訴えるが、百合子は「あきらめてください」とジト目で答えるのであった。
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写真を撮り終えた勇樹たちは、荷物を部屋へと置いていき温泉に入ろうと行くと、百合子が「あ、そうだ」と何か思い出したのか腰にしているポーチから眼鏡を出して勇樹に渡す。
「百合子さん、そのメガネは?」
「防水加工した特殊眼鏡です、いつも勇樹君、眼鏡を外していつから動きが鈍いですし…あと近眼」
「う…使います」
百合子の指摘に彼はジト目で答えながら受け取ると、彼女は「それじゃあ入って来まーす」と言いながら『婦人の間』に入っていく。
「相変わらずすごい元気だな…」
勇樹は彼女を見なあら答え、自分も風呂に入ろうとした。その時。
「おい」
後ろから誰かの声がしたため何かと振り向くと、自分と同じ身長をした白色のロングツインテールをした少女が立っていた。
「えっと…すみませんが私女性苦手なのですぐに逃げます」
勇樹はそう言いながら逃げようとした…が、彼女が「逃がすか」と彼の襟首をつかむ。その影響で彼は「ぐえっ!!」と引っ張られる感触がすると同時に手にしていた道具を落としてしまう。
ガラガラッ! ドシンッ!
「痛てぇ!! 何すんだ!?」
「こっちこそ何すんだと言いたいぜ、この前とその前の事件。よくも邪魔したな…」
彼女はい軌道るように答えると、手から長剣を出して先端を彼に向ける。
長剣を見て彼は「なのはと同じか」と真剣に答え、彼女を睨みつける。
「目的はなんだ? 答える内容にオレは変わるが」
「ふん、答える内容か…目的は言いはしないがこれだけは言っておく…邪魔するな」
彼女はそう言うと同時に長剣をしまうとその場から去っていく。それを見た彼は「待て!」と追いかける…が。
ツルッ! ドシンッ!
「いだっ!」
落ちていた道具を踏んずけてしまい彼はそのまま転んで気絶するのであった。
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「ううー、気持ちよかったー」
「本当に気持ちよかったですね」
伊江と真莉愛はそう言いながら着物に着替えていると、麻子も「麻子、きもちよかー!」と笑顔で答える。
「屋敷にいたとき、共同風呂に使っているのもいいが。この旅館の風呂も悪くなかったな」
「もう一度入りたいですね」
「あら、百合子ちゃんわかるわね」
「ウガウガ!」
4人の女性は和気藹々と微笑みながら答えていると、向こうから『ギョエッ!!』と太田の声がした。
「太田? どうしたんだいきなり?」
「何かいたのでしょうか…蛇とか?」
「蛇? 麻子スキー!」
「本物で設楽怖いですが、さすがにこの山までは…」
伊江たちはそう言っていると、太田が『勇樹君、大丈夫ー!?』と声がしたため、百合子は「勇樹君!?」と反応すると、急いで浴衣に着替えて服などをカバンに入れ、外に出て声がしたほうへと向かっていく。
すれ違うようになのはたちが出ると、呆然とする真莉愛たちにすずかは「あの、何かありましたか」と言うと、伊江は「まぁ…少しだな」と答えるのであった。
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「う、うーん…」
頭がガンガンと頭痛がする、勇樹は目を覚ました。
一体何があったのか目を開けてあたりを見渡すと、百合子が「あ、勇樹君!」と反応する。
「大丈夫ですか!? 廊下で倒れていたから心配しました!」
「百合子さん…オレは大丈夫です」
勇樹はそう言いながら起き上がると、百合子は「よかったぁ」と言いながら肩の荷が下りる。
「それよりも、どうして廊下で倒れたのですか? 道具が落ちていたのならわかりますが…」
「廊下で倒れた…そうだ、思い出した! あの時の鳥やロボットなどを操っていた組織の1名と出くわした!」
「え、本当ですか!?」
百合子の言葉に勇樹は「ああ、本当だ!」と答えると、カバンからスケッチブックとペンを出す。
「浴衣を着ているから何日か前に来た可能性が高い、敵意むき出しだが今のところ襲うことはないよ。でも」
「いつか襲う可能性があるですね」
「ああ」
百合子の言葉に勇樹は答えると、彼女は「それで、目的は」と言うと彼は「それがわからないんだ」と答えながら何かを描いていく。
「ジェルシードを狙っているのは確かだが、その理由を聞いていないんだ」
「ジェルシードは確か願いをかなえると言いますから…世界征服ですか?」
「オレも思っていたが、それ以外に何か目的が…出来た」
勇樹はそう言いながらスケッチブックに先ほどの女性の顔を百合子に見せる。
「始めてみますね…なのはちゃんに見せますか?」
「そうだな、一応『スケッチブックに挟まっていた』と言えばなんとなくわかるだろう」
「それじゃあ聞いてきます、あと先頭に入って下さいね」
百合子はそう言いながら部屋から出ると、それを聞いた勇樹は「はいはい」と苦笑いで答えるのであった。
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「ふぅ、先ほどは入れなかったが…今度こそはいるか」
勇樹はそう言いながら着替えを持ち、廊下を歩いて言う。先ほどとは、例の女性によって邪魔したからだ。
今度は風呂に入ろうと、勇樹はそう言った…その時。
「ちょっとちょっと」
再び女性の声がしたため彼は「またか」とジト目であたりを見渡していると、桃色のロングヘアーをした女性が彼を見つめていた。
「オレ、ですか?」
「そうそう、アンタさんだよアンタさん」
「じょ、女難の災い…ああオレはどうしてここまで」
「何言ってんのよ」
黒いオーラ―が出てうなだれる彼に女性はジト目で言うが、「ちょっと聞きなさいよ」と彼の頭を掴む。
「びゃっ! あ、頭を掴むな!!」
「ごめんごめん、まぁ小さいしちょうどいいかなと思ってね」
「小さい言うな! これは元々だからな!!」
「ふーん…まぁそれは置いといて、警告を言うよ」
女性はそう言って鋭い目つきで彼を睨みつける、それを見た彼は「け、警告」と言うと彼女は「ああ」と答える。
「これ以上私たちに突っ込むことを気を付けろ、それを破ったら…頭を壊すからな」
脅すように彼女は言うが、彼は「それは、どうだろうな」と言う。
「どういう意味だ、警告だと言っているぞ」
「警告と言っても…それを言う前にオレと同じ背丈をした少女がやってきたから聞いたぞ」
「なっ!
女性は菖蒲という少女のことを言うと、彼女は「それだったらすまなかった」と手を放して彼を地面に落とす。
「いでっ! いきなり落とすな」
「考えていたからだそれとだが、この話は絶対に誰にも話すな。いいな」
彼女はそう言うとその場から去っていくのを彼は見つめると「そっちが先に行ったじゃないか」とジト目でつぶやくのであった。