皆様にご報告がございます。
厳正な審議の結果、弊ワットにおいて最ママの称号を与えるに最も相応しい女性キャラクターは、彼女に決定致しました。
ご報告は以上となります。
風と蒲公英、そして牧歌を愛する都モンド。
自由の都とも称されるこの地において、その自由を守る規律はとても重要なものだ。
もしそれが無ければたちまち自由は無法へと姿を変え、民は混沌と不安に呑まれることになる。
モンドが誇る
つまり騎士団はモンドの民を、国を護る剣と盾であると言えよう。
そしてそれを先頭に立って指揮するのが、現在騎士団の代理団長を務めるジン・グンヒルドだ。
彼女はこれまで、常に謹厳であるべきと自分を一番厳しくしてきた。その加減たるや筆舌に尽くしがたく、もし彼女のように卓越した精神力を持ち合わせていなければ三日と経たずに逃げ出してしまうだろう。
ある時ジンに『無理をしすぎるな』と窘められた
だが、それ程の努力の果てに得る結果さえも彼女は良しとしない。もっともっとと、彼女は貪欲に救いの対象を広げるのだ。
幾ら一人を確実に助ける力を得ようとも、限りある時間という制約が己の邪魔をする。それならばと彼女は寝食を惜しんで一人でも多く助けの手を伸ばすが、どれほど努力しようとも、たった一人の手では雫がこぼれることを止められる筈がない。
――そして彼女はいつも自分でも気付かないうちに、月初めにその月に割り当てられたコーヒーを全部飲んでしまう。
それ程までに、彼女が頼もしい人であり続けるための努力は想像を絶するものなのだ。
さて。
そんなジンの有り様は、騎士団の団員誰もが知るところである。
だから己に誰より厳しく、そして他人に誰より真摯であろうと邁進する彼女のハードワークぶりに頭を悩ませていた団員も多かった。
だが当の本人は何処吹く風。
――皆を先導する私が、皆より努力しないということはあってはならないだろう。
頭を抱える周囲をよそに、ジンはあっけらかんとそう言い放った。
その強情さは彼女の生来の性格によるものか、はたまた何代も続く騎士団の血がそうさせているのか。
詳細は分からないが、そうしてジンは最近までこの無茶なライフサイクルを見逃され、送ってきた。
しかし彼女が人間である以上、そのような無茶がいつまでも続くはずがない。
モンドを襲った風魔龍の脅威が一段落して暫く。
これまでの過酷な事務作業に加え、龍災の後始末までもを一挙に引き受けていたジンであったが、ある時執務室で倒れてしまう。
その場に居合わせた栄誉騎士、そして教会のシスターバーバラらのお陰で大事には至らなかったものの、この事件は騎士団全体における大きな問題として取り上げられることになる。
――我々はジン団長に頼りすぎている。だからといって、常に彼女から全ての仕事を奪うわけにもいかない。
――我々団員と団長、どちらもが納得できる良案はないだろうか。
――聞くところによれば、隣国の璃月には要人の側付きとして秘書を付ける制度があるらしい。
――成る程。では我らが団長にも監視役兼補佐役として秘書を付けるのは如何だろうか。
一度決まれば、それからはトントン拍子に話が進んでいく。
最初こそ反対していたジンだったが、実際に秘書を付けてからというもの、仕事の効率、そして結果が軒並み向上しているという事実からは逃れられなかった。
それに団員達は満足し、その秘書となった男にこれからもよろしくと任せた後、また各々自分の業務に戻っていく。
――これはその秘書と、彼が補佐する西風騎士団長代理との、
・・・
やあみんな。
早速だけど助けてくれ。いや助けて欲しいのでお願いするッス。
「どうした? 恥ずかしがずに、遠慮なく甘えても良いんだぞ・・・?」
「イヤイヤマズいッスよ、早く正気に戻ってください団長」
――目線を外さず、また一歩後ろに下がる。
俺の居る執務室は個室としては広い方だけど、だからといって大人二人が追いかけっこを出来るほどのものでもなし。後数歩も退けば限界が訪れる程度のものでしかない。
目の前には焦点の合っていない目で此方を見つめ、徐々ににじり寄ってくる美女が一人。
モンドが誇る西風騎士団団長代理、ジン・グンヒルドとは彼女の事だ。
凜とした立ち姿、その美貌たるや、並の芸者が裸足で逃げ出すレベル。
すらりと通った鼻筋に潤った桜色の唇、ややアップに結ばれた後ろ髪はさながら金糸を束ねたよう。長い睫毛に包まれたその瞳の中がギラついていなきゃ絵画の題材にもなり得るだろうに。
・・・実に勿体ない。
また一歩、ジン団長から距離を取る。アホほど頼りない間合いだけど、下手に距離を詰められて心に余裕が持てなくなるよりマシ――と信じたい。
「また団長などと他人行儀な――私と君の仲だろう。気軽に呼び捨てて・・・いや、い、いっそ私のことを、は、母だと思って」
「スキありィ――!!」
何かこれ以上は本格的にヤバい気がしたので、すかさず油断しきったジン団長の頭に縦に丸めた書類を全力で叩きつける。
こうなってしまった彼女を止めるためには何かしらのショックを与える位しか思いつかなかった。
――癪だけど、俺が多少強く叩いたところで俺と彼女の力量差なら問題ない扱いされるんスよね。
ぱこーん、と小気味よい音と共に彼女の動きが止まる。目の光が正常に戻ったあたり、どうやら我に帰れたみたいだ。
正気に戻って直ぐ、しばらくは呆気にとられた顔をしてたジン団長だけど、やがて自分の所業を思い出したらしく、たちまち顔がトマトみたいに赤くなったていく。
「・・・ぁ、ああ、あああああああ!」
「――目が覚めたッスか、団長」
そのまま両手で顔を隠してその場にしゃがみ込むジン団長。そりゃ寝ぼけてやらかすの延長線上みたいな状態を他人に見られたんだから、恥ずかしがるのも無理ない。
俺なら見た奴の記憶が物理的に無くなるまでショック療法をかましてやるところだ。
――いや、まさか。
天下のジン団長ともあろう者が。イヤ、流石にしない、ッスよね?
「――見たな?」
「ひぃ」
――みんな。
これから彼女からのショック療法を躱す方法を募集する・・・します。出来るだけ早い方が良いです。助けて下さい。
「コホン。――いや、勿論悪いのは私だ。それでも許せないものがあるというか、よりによって君にそういう一面を見せてしまったことがだな・・・」
「ふぁい」
五分後。
左頬に真っ赤な紅葉を付けた状態で、俺は正座させられていた。
普段の凜々しさは何処へやら、年頃の少女のようなしおらしさでデスクに寄りかかっている団長。相変わらず顔は赤いけど、最初に比べりゃ随分落ち着いたらしい。
――ホント、あの豹変ぶりは一体何だったのやら。
「――とにかく。今日見たことは忘れてくれ。でなければもう一発くれてやる。・・・いいな?」
「ふぁい、リョーカイっふ」
仮にこの事を吹聴したところで皆信じるか怪しい所だけど、生憎俺にそんな下卑たことする意思はない。団長も冗談半分だったみたいで、俺と偶然目線が合った時には「――なんてな」と茶化したように笑っていた。
そのまま頷いて立ち上がろうとしたところで、俺は本来此処に訪れた目的を思い出す。
「そうだ。団長」
「ん、何だ?」
振り返るジン団長。先程のやらかしが響いているからか、少々口調が強張っているように感じる。
――特に大事な用というわけでもないけど。
朝、この挨拶がなければ何とも締まりが無い。
「おはようございます、ジン団長。――今日も秘書として、よろしくお願いするッス」
「・・・ああ。此方こそよろしく頼む」
――嗚呼。
やっぱりこの人には、笑顔が一番良く似合う。
――さてと。
今更だが自己紹介をさせて貰おう。
俺はモンドの平和を守る西風騎士団の一人。
そしてその中でも何の星の巡り合わせか、ジン団長の秘書官というちょっと変わった役職を貰っている。
これはジン団長が働きすぎてぶっ倒れたのを受けて、騎士団が一度大会議を開いた末生まれた新しい役職だ。
仕事の内容は彼女のスケジュール管理や書類の諸々整理、彼女の業務に必要な資料を集めたりと、結構沢山あって中々にしんどい。
一人を補佐するだけでもこれだけの仕事量があるのに、璃月には一人で同時に何人もの秘書として働いている人が居るんだとか。一体どれだけ頭の切れる人なのだろうか。
まあそれはさておき。
俺がこの役職に就いたのは、偏に事務処理能力が騎士団の中で一番高かったからだ。それは誇りでもあるし、何なら書類捌きに関しては一家言あるレベルである。
女性の側に男を就かせるということで周囲から不安がられもしたが、直ぐにその声も消えた。
ジン団長は強い。モンドで誰が最も強いかと言われれば、俺はファルカ大団長の次に彼女を推すだろう。だから周囲からすれば、そんな彼女が俺のような下っ端に負けるビジョンが湧かなかったというわけだ。
――疑いは晴れたのに無性にイラッとして、面と向かって俺にそんなことを言いやがったガイアの酒にスライムの液体をぶち込んだのは、男のプライドということで許して欲しい。
「――よし。ありがとう、お陰で今日の業務も時間通り終わらせることが出来たよ」
そんなこんな取り留めのないことを考えていたら、いつの間にか今日の分の業務は終わってしまっていたようだ。
どうやら脳死で手とペンだけ動かしていたらしい。――無心で仕事を消化する、まさか自分にそんな特技があったとは。
「そうッスか。――じゃあ団長、お疲れでなければ、今日も」
「ああ、君ならそういうと思っていたよ――いつもの場所で待っている」
そう言うといつものきびきびとした立ち姿のまま、執務室を後にするジン団長。
――いくら慣れているとは言え多少は疲れているだろうに、毎回俺の申し出を事もなげに受ける団長には頭が上がらない。
仕事終わり、夕焼けが出ている間の短い時間ではあるが、俺の我が儘を毎度聞いて貰ってるのだ。どこかでお礼の一つや二つしておかないとな。
――後出しのようになってしまうが、秘書として働く勤務時間以外にもう一つ、俺と団長が一緒に居る場面がある。
それは、俺が彼女の元で剣術の指南を受けている時間だ。
「――シッ!」
「うぉっ・・・!?」
一拍の後、風を伴う突きが脇腹を
完全に躱したと思ったが、刀身に纏った風の間合いまでは考えていなかった。そのまま平手で叩かれたような衝撃と共に吹っ飛ぶものの、すんでの所で体制を整える。
「ちくしょう、ミスったな」
「ああ、全く――ッだ!!」
縦、横、袈裟懸け、突き――。
のんびり苦言を呈する暇すら与えず繰り出される連撃を捌きながら、懸命に突破口を探す。
無論全て捌けるほど俺は手練れでもない。最低限致命的なものだけを何とか弾きながら、前の反省を活かして、敵が攻勢に出た一瞬の隙を――。
「! 此処ッ」
「甘い」
――付けるはずがなく、あっけなく叩き落とされる渾身の一撃。
衝撃で腕から木刀がこぼれ落ちたのを感じ、即座に俺は不格好に尻餅をついた。
何度目になるかも解らぬ完敗だ。
「や、や、降参ッス。俺の負けッス」
たまらず両手を挙げて降参のポーズを取ると、先程まで鬼気迫る勢いだった団長の剣気が霧散する。顔の張り詰めたような緊張も何処へやら、此方を少々困ったように見つめている彼女には、ケガはおろか一切の汚れすらない。
「・・・全く、君という奴は。敵に降参する騎士団など聞いたことがないぞ」
「や、すいません。これ以上剣が握れそうに無かったもので」
「・・・はあ」
俺がそう言うと、団長は頭を抑えて溜息をつきつつ俺の所に近づき、側に先程まで打ち合っていた木剣を置く。
そして彼女が俺の脇腹に手をかざすと、それを中心に爽やかな風が吹き始めた。
『蒲公英の風』。
彼女が持つ神の目によって齎される癒しの風だ。
もともと広く円形のフィールドを展開し、広範囲の味方を治癒するための奥義なのだが、俺がこういった模擬戦でしょっちゅうケガをするものだから見かねて応用技を編み出したらしい。
その効果は凄まじく、先程まで鈍く痛みを訴えていた腹がみるみる楽になっていくのを感じる。
「――ふう、いつもありがとうございます。団長」
「気にしてないさ。それに、元はといえば私が与えたダメージだ」
おかげですっかり元気になったので勢いよく立ち上がると、団長は驚いたように一瞬目を見開いた。
脇腹以外のケガも治すつもりだったのだろうか。だがこの程度の傷であれば、一日二日もあれば治るし問題ない。
「さて、もう一戦しましょう! 団長」
「待て。まだ全ての傷が――」
「こんなんヘーキですって! ささ、日が暮れないうちにもう一回」
そこまで言ったところで、突如何かが勢いよく俺の頭にぶつかった。
そこそこ衝撃こそあったが痛みはない、見るとそれは酒のコルクで――つまりは。
「何処だガイアッ!」
「・・・お前の上にずっと居たぞ」
「マジか団長!? それを早く言って下さいよ!」
哀しいかな、この稽古の様子をよりによってガイアに見られてしまった。
俺の上、つまり近くの街路樹を見上げると、確かにガイアの奴が笑顔で此方に手を振っている。片手に酒瓶を持っていたところから、大方俺とジン団長の勝負を肴に高見の見物を決め込んでいたのだろう。
「いやあ、すまない、すまない。あまりに白熱した試合だったから、声が掛けづらかったんだ」
「うっせぇイケメン高身長!! さっさと降りて来やがれ!」
「・・・ガイア。あまりこの子をからかうのは止めてくれ」
俺はこいつが嫌いだ。性格とかも気に入らないこともあるが、ある一点において俺とは一切相容れない所が有る。
――即ち、身長。
コイツはとんでもなく背が高い。だから嫌いだ。
モンドの中で、コイツとエンジェルズシェアの酒蔵のオーナーの二人は普通の男性と比べても頭一つ飛び抜けている。
それが俺はうらy・・・憎たらしくて仕方ないのだ。もし叶うならこいつらと俺の身長差の半分を分捕ってやりたい。
・・・というか、何か団長の俺の呼び名変じゃなかったか?
「はいはい、団長サマがそう言うなら、俺も従うさ。・・・ああそれと、さっきお前をアルベドが探してたぜ。何でもお前に片付けて欲しい書類が溜まってきたとかでな」
「アルベド?――てことはまたアイツ、仕事もせずにほっつき歩いてやがったな」
――くそ、あれこれ考えるよりも前に面倒事が増えやがる。隣のジン団長を見ると、此方に不思議そうな目を向けていた。
「アルベド――君は私だけでなく、彼の手伝いもしているのか」
「手伝っているというか・・・アイツが出さないといけない書類を中々提出しないから、催促しに行ってるだけです。好きでやってるわけじゃないッスよ」
「そ、そうか。それなら良いんだが」
「そんなワケで、俺ちょっとアイツの所に行ってくるッス! ――っとそうだった。今日はホントありがとうございました、団長!」
何だか団長の様子に引っかかるものを感じるが、今はそれよりアルベドだ。挨拶もそこそこに俺は訓練場を飛び出す。
その時何かジン団長が言っていた気がするが、アルベドが未提出の書類については仕事中、俺も気になっていた事が何件かあった。俺の記憶が確かなら、確かそのうちの何枚かは期日が直ぐ其処まで来ていたはず。であればもたもたしている暇はない。
そういえばアルベドの場所について聞いていなかった。――まあ、錬金台のティマイオスかスクロースに聞けば何とかなるか。
さて、ここからはサービス残業だ。
――待ってろ天才ども。俺みたいな凡才でも、お前達に食らいつけるって事を証明してやる。
・・・
「待て、話はまだ・・・行ってしまった」
突風の如く走り去っていくアイツの後ろ姿を追いながら、やや寂しそうにする我らが団長。
――ジンの奴がアイツをいたく気に入っていることは知っていたが、まさかこれ程とはな。
「そう落ち込むなよジン。アイツだって子どもじゃない、俺達と同じ騎士団の一員なんだ。多少イレギュラーに巻き込まれることもあるさ」
「だが・・・はあ。そう、だな。すまないなガイア、取り乱した」
――仲間を助けることも、騎士団の務めの一つ、か。
誰に聞かせるわけでもなく、ジンはぽつりとそう言った。俺でなかったら聞き逃してしまうかも知れない僅かなものだったが、俺の耳は確と聞き取ることに成功する。
・・・何となくジンが彼を稽古してやる理由が分かった気がするぜ。
最近ジンの秘書となった愛すべきバk――アイツは、騎士団の中で見ればぶっちぎりで最弱だ。
水スライムに特攻しては容易く中に捕らえられ。
ヒルチャールを盾ごと吹っ飛ばそうとして、力が足りずに跳ね返され。
更には宝盗団のようにならず者の剣でも、馬鹿正直に受け止めようとしてたこ殴りにあう。
腕力や剣技の未熟さ、状況把握の不得手など、場面場面での課題は幾らでも挙げられるだろうが、それよりコイツにはもっと大事な事が抜けている。
駆け引きだ。
有り体に言うと、超が付くほど純粋なのだ、アイツは。単純でバカと言っても良い。
戦いになれば、アイツはとにかく何も考えずに突っ走る。
回避や間合いなどの読み合いなど不要と言わんばかりに、攻撃するかされるかの二択を手に持った獲物一つで解決しようとする。だから攻撃は単調だしフェイントもない。さらに敵の攻撃は全て受け止めようとするから、体勢を崩されて隙を見せる。
先の稽古の中では上手く戦えているようにも見えたが、アレは恐らくジンの稽古を通して彼女の動きを取り入れたからだろう。ジンもそれを解った上で剣を振るっていたようだし、応用の利かない彼の動きは実戦において何の役にも立たない。
――ハッキリ言おう。弱い、弱すぎる。
熱意は認めるが、そもそも真っ直ぐすぎるアイツに戦いは向いていないのは自明。
ジンもそれは解っている。それでも尚彼の稽古に付き合うのは彼の騎士団としての使命感を高く買っているからだろう。
――彼もまさか自分がジンの秘書に選ばれた主な理由が、能力の高さからではなく
残酷ではあるが、知らなくて良い事実だってある。この秘密だって、俺達騎士団の奴らが墓まで持っていけば済む話だ。
「アイツも大変だな」
思わず口をつく言葉。自分で言っておいて何と薄情な奴かと呆れてしまう。
こんな事をアイツの前で言えば、即座に頭から煙を吹き出して突貫してくるに違いない。何せアイツ自身には一切そういう気持ちはないのだから。
「そうだな。――だからこそ、私がしっかり護らねば」
――だがその時。
俺の言葉に同意していたジンの目に、僅かな陰りが見えたのは気のせいだろうか。