車イスユーザーとカリスマ   作:紅の龍

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今回はしのぶちゃんの家にお邪魔する話です
それでばどうぞ


しのぶ宅訪問

みんなと別れたあと僕としのちゃんはしのちゃんの家に向かっていた その道中少し雑談をしていた。

 

「しのちゃん改めてただいま」

「お帰り あんたのその呼び方変わらないね」

「しのちゃんは話し方ずいぶん変わったね」

「もとからこんなだろ。それと小学生の時なんで急に強くなるなんて言い出したの?」

「僕が強くなろうと思ったのは君に迷惑をかけたくなかったからね」

そうすべては君に迷惑をかけたくなかったからなんだ。

 

「昔のことまだ気にしてんの」

「うん…ごめんね」

「良いって」

「ありがとう…」

「しょげなくて良いって」

「久しぶりに君の家にお邪魔するね」

「兄貴もじいちゃんもきっと喜ぶよ

私はもう嬉しいけどね。」

「それは嬉しいな」

「そうかっていうか

タツ今日泊まってけ」

「え?良いの?」

「おうどうせなら久々にいろんな話をしたいしさ」

「父さんにお願いして着替えも持ってきてもらわないと 制服は着てるけど私服はないし」

「ならすぐ連絡しろ」

「はい…」

なんと幼馴染みか急にお泊まりを提案されました 本日はドッキリ番組の収録の日ですか? そんな疑問を抱かずにはいられず、考える仕草をする。そして父さんにはパジャマを送ってほしいという連絡をした。

 

「ムムム…」

「なにその怪訝(けげん)そうな顔」

「え?ごめん」

「特に今日はドッキリもなにもないよそんなことするのはうちでは絵空くらいだよ」

「あれ?思考読まれてる?僕」

「ムムムなんて声に出しながら考えるポーズするんだから思考読む云々(うんぬん)じゃないよ。」

「あはは」

「ゆっくり歩くからあんたのペースで黒いやつ回せば良い」

「ありがとう しのぶ 好きだよ」

「え?何んて、言った?」

「さあねそろそろ着くよしのちゃん」

「おいちょっと待て」

 

しのちゃんに玄関を開けてもらい入室する。

 

「じいちゃん 兄貴ー帰ったぞーついでにタツを連れてきたぞー」

「お邪魔しまーす」

 

少しすると奥から少し若そうな男性と渋い顔の男性がでてきた。名前は犬寄零さんと犬寄傅之丞(でんのじょう)さん 二人はしのぶちゃんのお兄さんとおじいさんだ。二人はDJというのをやっている零さんの方はもうやめてしまったらしいけど。

「久しぶりだなタツ」

「久しぶりだな長宮くん君は小学六年の時にこの土地を離れたから会うのは四年ぶりか」

「お二人ともお久しぶりです」

「かたい挨拶はその辺にして。タツ あんたは私とじいちゃんの土蔵にこもる」

「え?」

「何?嫌なの?」

「嫌じゃないけど」

「じゃあ決定」

「何するの?」

 

「教えない」

「えー教えてよー」

「私を何年も待たせたんだそのツケは払ってもらうぞ」

「しのぶー夕飯までには出てこいよー」

「分かったよ兄貴」

「傅之丞さん土蔵にもお邪魔します」

「おういいぞ」

「すみません」

 

ー土蔵ー

しのぶちゃんに言われ土蔵の中に入った(半ば強制的に)おそらく初めて中に入るだろう 中にはDJの演奏のための器具や曲を繋げるリミックスという作業をするためのPC等が置かれていた。そこで僕は先ほどまでの会話で発生した疑問を口にした。

 

「ねぇ何年も待たせたツケってなんなの?」

「頭撫でろ」

「え?」

「私が満足するまで頭撫でろ」

「左様でございますか」

「早くやれ、夕飯の時間になっても来なかったら兄貴が様子を見に来ちまうから」

「分かりましたお嬢様 仰せの通りに」

「いつも優しく撫でてくれるしお前のは寝ちゃいそうになるな」

「寝ないでね 夕飯食べるんでしょ」

「うん タツは優しいからそのままでいてくれて良いんだよ」

「それはどうも」

そのあとつい癖になって頭をなで続けたら零さんに見られて恥ずかしい思いをしたのは別の話。そしてしのぶちゃんの家にほんとに泊まりました。

明日は一緒に登校すると考えるとわくわくしてしまう

まるで昔に戻ったかのように。




しのぶは素直になればこんな感じなのかなーと思って書きました。次回はハピアラの人たちと雑談します。
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