車イスユーザーとカリスマ   作:紅の龍

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今回の話はサブタイトルの通りです。そして学園内の描写もあります
それでばどうぞ



僕が君たちのマネージャー!?

「しのちゃん起きて学校遅れるよ」

 

「もうちょっと寝かして」

「ダメだよ。ほら朝御飯食べよサンドイッチ作ったからさ」

「タツが作ったの?なら食べる」

ん?意外とすんなり行きました。僕もうちょっとわがままを言われるかと思ったんですが

 

「じゃあ行こうか」

「タツどんなサンドイッチ作ったの?」

「玉子サンド」

「へーだから昨日少しのあいだタツ私の部屋からいないときがあったんだな」

「え?なんで分かったの?」

「少し物音がしたから起きちゃたんだよ」

「そっか少し工夫しないとね」

ゆで卵作るのに苦労しました。零兄に手伝ってもらったのは正解でしたが、物音をたてちゃったのは僕の落ち度なので反省しなければなりません。

 

「ごはん食べたしさっさと行こう タツ」

「うん そうだね」

「あんたはなに食べたの?」

「零兄に目玉焼きとか作ってもらってそれを食べたから」

「じゃあもう行くか」

「はーい」

 

久し振りにしのちゃんのお家でごはんを食べた気がする。当たり前か 四年もこの土地を離れたからなという風に考え事をしているとしのちゃんから話しかけられた。

「タツ あんたに話があるんだけど良い?」

「うん 何?」

「あんたにピキピキのマネージャーをやってほしい無理にとは言わないけど」

「え?僕が、ダメだよ!僕がマネージャーになったら観客に何て言われるか分かったもんじゃないよ。それに響子さんたちにも許可をとれる可能性は極めて低い。だからこの件は無しってことにしてくれるとありがたいんだけど」

至極真っ当だと思われるそれらしい理由を述べ、しのちゃんの提案を拒否する。するとしのちゃんは分かったと納得してくれた。ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間しのちゃんはまたもやとんでもないことを言い出した。

「じゃあウチらの練習毎日顔出せ。その上で決めてもらう」

「いや無理にとは言わないとは?」

「さっきのは撤回する。やっぱ学年の奴らにお前を認知してもらうためにお前には毎日顔を出してもらう」

「分かりました。お嬢様の仰せの通りに」

「ムッ」

「え?どうしたの?」

「私の友人の中でお嬢様って言葉が使えるのは絵空だけだよ」

「あ そういうこと」

「ほらさっさと行くよ」

「寝坊してた人に言われたくないなー」

「うっさい」

 

ー学校ー

「ふぅー今日はゆっくりできるな」

 

しのちゃんとはクラスが違うので誰一人いない教室でゆっくりしている。誰もいないので時々廊下にも出て、新鮮な空気を吸うことがある中庭に行けよと言う人もいるだろうが中庭は昼休みにしか使わないと決めている。

大半の人間が何かしらの用事があり学校に早く着くのだろう。しかし俺は一時間でも早く着き余裕を持ちたいから早く行くのだ。

そのように考え事をしていたら偶然茶髪のハイテンションガールに遭遇した。

 

「あれ?君どこかで会ったよねって あ!思い出した!絆創膏くれた子だ!」

「あ!あなたはあの時の!」

「はい、これあげる」

「かいがら?」

「うん!もしかして嫌いだった?」

「ううんそんなことないよありがとう」

「どういたしまして?で合ってる?」

「なんで疑問系なのかは置いといて大丈夫合ってますよ」

「ありがとう! 先に自己紹介するね!わたしりんくって言うんだ 愛本りんく!よろしくね」

「僕は長宮達人 よろしく愛本さん」

「わーい!真秀ちゃんのクラスの人とお友だちになれたー」

「明石さんと仲良いんだね」

「私 真秀ちゃんとDJユニット組むんだー」

「そうなんだ」

「長宮くんユニット組まないの?」

「組む人がいないからねー僕は良いかな実際にやるより見ていた方が好きだし…って!愛本さんそろそろHR始まるよ急いで」

「あー!忘れてたー!待たねー」

そういって愛本さんは自分の教室に向かった。とても楽しそう人だったああ言うのを愛されキャラというのだろう。

 

「あはは さて放課後まで頑張りますか」

彼女 自分のこと無視するとずっとムムッて顔するから放課後早めに行こう

 

ー放課後ーDJユニットの練習室

 

「よし!来たなタツ」

 

「そんな悪の帝王みたいな言い方しないで僕をなんだと思ってるんだよ」

 

ほんとに有名な某RPGのボス並みの覇気を放ってるからね。

「あははしのぶがいると面白い反応するね君」

「ひどいこと言わないでよ えっとごめん名字教えてもらっても良い?」

「山手だよ」

「ありがとうございます 山手さん」

「ううん こっちこそあの時は自己紹介ゆっくりできなくてごめんね 長宮君で良いのかな?」

「うん 良いよ」

「ありがとう」

「そういえば絵空さんたちは?」

「後で来るよ」

「そうなんですね」

 

少しのあいだそんなやり取りをしてると扉が開いた。

 

「ヤッホー」

「遅れちゃってごめんねしのぶちゃん」

「遅い!!今日はこいつにうちらの曲を聞いてもらってマネージャーになってもらうかどうかをテストしてもらうんだから」

「あれ?聞いてた話と違う」

「私たちはいましのぶが言った通りのことを聞いたよ」

「えー?」

「あんたたち行くよ」

「おーしのぶやる気だね」

「行くよ 響子」

「うん しのぶ 長宮君も気圧されないでね」

「はい頑張ります」

 

ー練習後ー

「すごかったですあのライブと同じくらい」

「気圧されるって言うより目が輝いてるよ長宮君」

 

笹子さんが少し引いているがきにせず話を続ける。

 

「で しのちゃんの言ってたマネージャーの話だけど

受けることにするよ よろしくおねがいしますピキピキの皆さん」

『よろしくね長宮君』

四人は同じく君づけなのだがしのちゃんだけは

「よろしく タツ」なのだ。

みんなとこれから過ごす毎日楽しくなりそうだ。




今回めちゃくちゃ長くなってしまって申し訳ございません
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