こちら龍門近衛局!   作:ユイノ

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 エセ質問コーナー形式の番外編です。あんまり好きじゃないのですが、このコーナーは分かりやすさ重視で台本形式で進めて行きます。
 本編とはあまりにもノリが違いますので予めご了承ください。
 大した事も書いてないので、無理して読む必要がないチラシ裏程度の情報量です。


番外編① エセ質問コーナー

 

Q1 ルブルム君スペック高すぎ案件

 

チェン:

「これはそう思われるかも知れないな。確かに盛り過ぎ感は否めない気はするが……」

ルブルム:

「作者的には取りあえず優秀で強くしとけばいいやぐらいの感覚でやっているみたいですね。その方が何かと都合がいいようで……」

 

 この場で話題にしていいか微妙な話題で恐縮なのですが、二次創作の用語で『メアリー・スー』と言われる物があります。これを厳格に判断するのは少々難しいところですが、この言葉が指す意味としては二次創作物に於いて、優遇されたオリジナルキャラクターを指します。この言葉が持つ、広く知られた定義ではルブルム君はかなり該当しています。若いのに地位が有ったり、能力自体は優秀だったり。それに加えて取って付けた様なマイナス要素があったり……例えばルブルム君だと容姿に関してはそこら辺に居る兄ちゃんと大差ないレベルなので、笑えないぐらい定義に当てはまります。

 しかし残念ながら本作はコメディですし、そもそもキャラクターの設定をいくら盛ったところで作者の賢さ以上のことはさせてあげれないのであまり設定が意味を成しません。

 アークナイツ本編を追う(つまり、アークナイツ本編にルブルム君を追加する)作品ならば、メアリー・スーそのものになりかねませんが、バトルシーンは今後も一切無い作品なのでルブルム君のスペックをフルで活かす事は無く、つまるところは大人しくて優しい兄ちゃんでしかないのです。カタログスペックだけ無駄にたけーな、おい!みたいな感じに思って貰えれば大丈夫です。作者的には一応能力的にはチェンさんの横に並べても全然見劣りしないよ!みたいなイメージ。

 

Q2 時系列意味不明すぎ案件

 

チェン:

「こちらも難しい問題だな。原作の方を見てみると思ったより時間は経って居ない。そもそも開催されたシエスタイベントも原作の時系列的にはレユニオンのいざこざが終わった後なんじゃないかと言う見方もある。そうでなくても、原作の作中の過密スケジュールを考えると一週間単位の休暇なんて取れそうではないな」

ルブルム:

「原作でもイベント開催順=時系列順と言う訳でも無いみたいですからね。作者が見落としてるだけの可能性も充分ありますが、見ている限り本編でも無い限りは時系列が明確にされてない印象を受けます。少なくとも作者の脳みそでは全てを把握するのは不可能に近いので本作では、原作のストーリーの最中にシエスタに訪れた物としています。実際には違う確率の方が高いですし、あの過密さでシエスタ行く暇ないとは思いますが、本作ではとこうなっているとだけ理解して貰えたらなと思います」

 

 実際問題、原作でもドクター救出から8話終了まで1カ月経ってるか経ってないかぐらいなんでしたっけ?

 各イベントの時系列も軽く調べた限りでは恐らくこうだろうぐらいが精々でした。詳しい方居ましたら是非ご教授願います……。すみません。

 本作のフィナーレに関しては本作を執筆しだした段階で決まっていて、その話を書く為には時系列的にチェンさんがある行動を取る前では無くてはなりません。なのではっきりと把握している方にはヤキモキさせて申し訳ないのですが、こちらに都合のよい時間軸で書かせて貰っています。

 

Q3 まさかの特殊オペレーター

 

チェン:

「実際に頂いたコメントだな。前衛の私が戦う時も結構な割合で同じラインで戦って居るから忘れがちだが、君は拳銃も使えるんだったな。腕もかなりの物と聞いているが」

ルブルム:

「そうなんですよ。高い金出して買った割にはあんまり使ってないんですよね。同じような拳銃使ってる本職以上に命中させるの得意なのになぁ……」

 

 ただし、狙撃オペレーター達みたいにアーツを生かした銃撃は出来ない。弾丸自体が銃から発射される以上は彼のアーツは上手く適用出来ないし、弾丸そのものを素手で保持して飛ばすと言う某大佐みたいな事したら普通に腕が吹っ飛ぶのでやらない。

 とは言えども、生身の人間に正確に銃弾が飛んでくる時点で結構厄介であることは間違いないので脅威だと思われます。

 ゲーム的に言えば高台に配置すると狙撃みたいに銃で攻撃して、平地に配置すると武器とアーツで攻撃するみたいなイメージ。野球で言うところのスーパーサブ。

 だがこれらの設定はあんまり関係ない。くどいが何故なら本作はバトルシーンを書く予定が一切無いからである。

 

Q4 この作品を始めたきっかけ

 

 元々ゲームをなんとなく始めて、0章か1章でドクターの危機に颯爽と現れるニアールさんに心を乙女にされるも手に入らず、いつぞやのピックアップでリスカムを引いてからずっとリスカムにゾッコンでした。ちなみにうちのロドスにニアールさんが来たのはそれから一年以上経った後でした。(一周年記念の後だった記憶)

 一番好きなのはリスカムと言いつつも、アークナイツには魅力的なキャラクターが沢山居ます。ノーマークと思いきや自分の性癖にぶっ刺さりまくるとか意外とありがちです。チェンさんもノーマークだったんですが気付いたら性癖に刺さり空前のマイブームが訪れて居ました。なので自然と久しぶりに二次創作やるしかないなとなりました。

 仕事ではスマートでクールだけどちょっと石頭、プライベートは素直クールかクーデレなイメージがあります。素直クールもクーデレも死語な気します。

 

Q5 タイトルの割には近衛局が舞台でない、また関係者が少ない

 

 ……君のような勘のいいガキは嫌いだよ。

 と言う冗談は置いといて、某少年雑誌で連載されていた漫画みたいなノリの名前を付けたかっただけです。近衛局どころか龍門自体が遠くにありますので深く考えないのが吉です。

 


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