神撃!!究極の竜 緑谷出久のヒーローアカデミア 作:ジャック・オー・ワンタン
ヘドロヴィランとの奮闘を終えた僕はゴミが散乱している海兵公園に降り立った。
「ふぅ……。」
一息ついてベンチに腰掛けると夕日とそれに照らされる海を眺めてだらんと身体から力を抜かせる。しかし、聞こえてきた怒号に休ませていた身体に緊張が走った。
「おい!」
「うわっ!?か、かっちゃん!?」
僕の前には鞄を担いでいかにも不機嫌そうな顔をするかっちゃんの姿があった。
「てめぇ……その個性使うとダラけんのかよ?」
「かっちゃんに関係無いでしょ。」
「答えろや!ぶっ殺すぞ!」
脅しまがいのその言葉に僕はため息を使いながらも渋々答える。
「そうだよ……威力は凄いけどその膨大な力が身体に負荷を与えているんだ。」
「けっ、見掛け倒しか。」
「それを言うためにここに来たの?」
「んなわけねーだろ!クソナードが!」
「じゃあなんなんだよ!!今まで僕を無個性って虐めてきて個性が発現したから掌返しでもしに来たの?」
僕は怒るかっちゃんに逆に食いついた。その勢いにかっちゃんは目を見開いて驚いた。
「悪ぃ……そんなつもりはねぇ。」
珍しくかっちゃんは食い下がると後ずさりする。
「おめぇがあの時……俺を助けたのが気に食わなかった。」
「あのままだったらかっちゃん死んでたよ?」
「わーっとるわ!だから悔しんじゃねぇか!お前が俺より前に進んでんのがよ!」
わなわな震わせた拳を震わせそう怒鳴りつける。かっちゃんは最初から僕を虐めたくて虐めていた訳じゃなかったようだ。無個性でも尚、前を向いて進んでいた……そんな僕に負けていると思い……悔しがっていたのだ。そう感じ取った僕はベンチから立ち上がると思い切って声を掛けた。
「一緒に……強くならない?同じ雄英志望なんだからさ……。」
「ちっ、気に食わねぇな……だが!」
かっちゃんは手をコキコキ鳴らすとニヤりと笑みを浮かべた。
「てめぇとやり合えんのは好都合だ……!俺がてめぇより上だって事を見せてやる!」
「かっちゃんらしいね。」
「うっせーわ!とっとと帰んぞクソが」
背中を押したかっちゃんに僕は微笑むと一緒に並んで歩いた。こうしてと和解した僕とかっちゃんは共に雄英を目指すべく特訓を始めるのだった。この出来事が僕とかっちゃんの距離を徐々に縮み始めた切っ掛けになろうとしていた。
◇◇◇
翌日……約束通り海兵公園に来た僕はゴミだらけの広場でかっちゃんと相対した。
「ちゃんと来たんだな。」
「当たり前だよ、約束したんだし。」
「律儀かてめぇは……だったら!」
かっちゃんは笑みを浮かべると両手を爆破させて身構える。
「その得体の知れねぇ個性に勝ってやる!あと前みてぇにクソ見てぇな手を使うんじゃねーぞ?」
「それはしないよ。」
僕も笑みを浮かべて身構える。かっちゃんのいうクソ見てぇな手とはおそらくラグナロク・フィールドの事だろう。これを使うとお互いに個性を使って特訓出来ないため当然だが使うつもりは微塵もない。
「行くぞゴラァァァァ!!」
先に仕掛けて来たのは爆破で加速しこちらに向かってくるかっちゃんだ。
「喰らえぇ!!」
僕の前までやってくるとすぐさま右腕を僕に振り上げた。
「はっ!」
しかし、それを左腕で受け止めて爆破攻撃を相殺する。
「甘いんだよぉ!クソナードが!」
しかし、かっちゃんはすぐに左手で僕に攻撃を仕掛けてきた。
「ぐおっ!」
腹部に爆破が直撃した僕はそのまま飛ばされるも、倒れることなくなんとか踏みとどまった。今のは油断したな。でも……かっちゃんの動きは学習している。次は避けてみせる!
「やあっ!」
僕は光の球を展開するとそれをかっちゃん目掛けて放った。
「ちっ!遠距離も出来んのか……!」
かっちゃんは見事に僕の攻撃を避けると再び加速して攻めてくる。
「だったら!これはどう?」
僕は左手の鉤爪をまるで剣のように振り落とす……。
「アルカディア!」
大気を引き裂いた鉤爪から斬撃が放たれ、かっちゃんへと迫った。
「ぐほっ!」
高速で移動ていたかっちゃんにそれが直撃し、そのまま転がって倒れてしまう。
「くそっ!舐めやがって!」
ゆっくり立ち上がり僕を睨みつけ、闘志を燃やす。それに応えるかの様にこちらも左手を翳して臨戦態勢を取る。
「オラオラオラァ!!」
かっちゃんは再び爆破を巧みに扱い、僕に迫る。
「はぁぁぁあああっ!」
仕掛ける前にこちらも鉤爪でクローを繰り出すがそれをかっちゃんは避けると僕の顔面に爆破を直撃させる。
「ぐぅああああっ!」
そのまま仰け反った僕を更に追撃していく。
「オラオラオラァ!」
身体中に爆破攻撃が全弾集中し、僕はよろめきながらも何とか持ちこたえる。
「今のを喰らっても倒れねぇのかよ……ムカつくぜ!だが……そうじゃねぇとな!」
イラついて居ながらもどこか楽しさを覚えるかっちゃんに僕の闘志も煽られた。
「だって……勝ちたいんじゃないか!」
カッと目を見開くとそのまま白い眼光を開かせる。そろそろ本気で行くよ……かっちゃん!
左腕を黒い稲妻が纏い、力が漲ってくる。
「これを耐えられるか!」
「あぁん?」
左手を翳す僕にかっちゃんは目を見開く。
「これが僕の必殺技……!力の真骨頂!」
翼を羽ばたかせ空へと舞い上がる。抑えきれないこの力……喰らってみたらいいさ!
身体から白い光放った僕は溢れる力に半ばもがきながらもそれを左手へと移していく……そして抑えられなくなった闇の炎が放たれた。
「大いなる破局(カタストロフィ)!!」
左手から強烈な紫色の光放出され、地上にいるかっちゃんに直撃した。
「ぐわぁぁぁぁあ!!!」
光に呑まれたかっちゃんはそのまま砂煙と轟音に瞬く間に包まれていった。
「ぐっ!ぐはっ!」
刹那、僕の左腕も限界を迎え、だらんとなり動かなくなってしまった。それとどうじに翼も浮力を失うとそのまま地面に叩きつけられる。
「ぐふっ……相打ち……かな?」
「馬鹿野郎…今のは反則だわクソが!」
お互い仰向けに倒れ力尽きた僕とかっちゃんはどこまでの青い空を見つめる。
「くっ!はっはっはっはっ!!」
すると突然、かっちゃんは狂ったように笑い始めた。
「どうしたの?」
「お前に負けんのは悔しいが……お前と戦うのはクソ面白ぇ……それだけだ。」
「かっちゃん……」
「勘違いすんなよ!俺はぁもっと強くなってんぞ!って意味だ。調子に乗るなよ。」
「はいはい」
照れ隠しの文句を軽く受け流した僕らはそのまま何も語ることなく空を見つめるのだった。
なんか爆豪のキャラが少し変わってますが本作の爆豪は決して無個性から個性(バハの力を)を得て強くなったデク君に掌返しをした訳ではなく、得たばかりの力を早速自分の物にしたり、幼い頃に爆豪がデク君に対して抱いていた想い(詳細はネタバレ防止の為、原作をご覧下さい。)を遠回しに打ち明けて理想的なライバル関係を築いていくという展開になります。
バハ要素以外に追加して欲しいグラブルの要素
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六竜
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十天衆
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天司(ファーさん、バブさん含む)
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ゾーイ
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十賢者