プロローグ
ふう・・・お茶がおいしい・・・
博麗神社の縁に座りながら僕は思う。
今回の異変いろいろとあった・・・まさか異世界とはね・・・
まぁ交友も出来たしよしとしよう。
「明久、御代わりいる?」
「あ、ありがとう。霊夢」
「しかし不思議な事件だったわね」
「まぁね・・・」
「明久が無事ならそれで良いじゃない」
「それもそうね」
「紫も霊夢も心配しすぎだよ」
「「じゃあ心配させないで」」
おう・・・結構響く・・・
『・・・けて』
「ん?」
「どうかしたの?」
「いや・・・なんていうか・・・」
今のは・・・
『お願い、助けて』
《明久、今のは!!》
そうだ、あの時と同じ!!
そう思っていると足元に穴が開き、
「へ?」
落ちていった。
side霊夢
それは一瞬だった。
「明久!?」
穴は明久を吸い込むと小さくなっていき、
「くっ!?紫!!後のことは頼んだわ!!」
「霊夢!?」
私は明久を追いかけて穴へと飛び込んだ。
side明久
「・・・ここは・・・」
『・・・助けて・・・』
暗い空間・・・そしてうずくまる少女?がいた。
《明久・・・多分・・・》
「君が、僕を呼んだのかい?」
声をかけると少女は顔を上げ、
『・・・うん。お願い助けて・・・』
「・・・話を聞いても大丈夫かい?」
『何かの問題で死ぬはずのない人が死んでしまう・・・』
「・・・」
『その子達はこの
「・・・だから僕を・・・」
『私は干渉できない・・・だから貴方を・・・
ごめんなさい。無理やり連れて来て・・・』
うつむく少女に僕は手をかざし、
「任せて」
『!!』
頭を撫でた。
「いきなり落とされたのは驚いたけど、そういうことなら任せてよ」
『・・・怒ってないの?』
「怒ってないよ?」
『・・・出来る限りの手助けはしておく・・・でも干渉できるのは一回だけ・・・』
「わかった」
『ありがとう・・・創造主に認められた人よ・・・』
体の感覚が薄れていく・・・多分世界におちようとしてるのだろう。
『さっき貴方の後を追ってきた人も一緒に送るね』
「うん。霊夢かな?」
『みんなを・・・私の子をお願い・・・優しい殺戮貴さん・・・』
僕は闇に沈んでいった。