魔法少女か…え?僕? (休載?   作:只今更新凍結中

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真実・・・狂気の奥底の秘密

 

アースラに帰還した僕達は今はアースラのブリッジにいる。あの転送魔法でプレシアさんの居場所を突き止めたらしく、武装局員たちを突入させたそうだ。

 

「母さん・・・」

 

「・・・」

 

『プレシア・テスタロッサ、貴方を時空管理局法違反の疑いと公務執行妨害で逮捕します。武装を解除し、ご同行を願います』

 

プレシアさんを発見したようだ。

局員の人達が迅速にプレシアを取り囲む。

 

『おい、こっちに何かあるぞ!』

 

そんな中、一人の局員がの研究室を見つけた。局員が部屋へと入り、そこにある少女を発見した。

生体ポッドの中で胎児のように眠るアリシアの姿が映し出された。

 

「えっ!?」

 

「う、うそ?」

 

「わ、わたし・・・?」

 

「な、なんで・・・フェイトが?」

 

なのはとユーノ、フェイトとアルフまでもが驚きの声を上げる。

 

『こ、これは・・・・』

 

局員がアリシアに近付こうとしたとき、

プレシアさんの表情に怒りの形相を浮かべる。

 

『私のアリシアに近寄らないでっ!!!』

 

プレシアさんが近づいた局員を魔法で弾き飛ばした。

 

『ぐわぁっ!』

 

悲鳴を上げて吹っ飛ばされる局員。他の局員達はすぐさま臨戦態勢に入り、

 

『う、撃てーーッ!!』

 

多数の魔力弾がプレシアへと殺到するがプレシアは慌てた様子もなく障壁を張り、局員の攻撃を防ぐ。

プレシアの張った障壁は何発の弾が当たっても揺るぎもしなかった。

 

『煩いわ・・・』

 

スッとプレシアが手を前に出す。

 

「あぶない!防いで!!」

 

何かをするつもりだと察したリンディさんが現場の局員たちに警告するが、

一歩遅く、凄まじい紫電が局員の皆を襲う。

 

『ぐわぁあああああああああ!!』

 

『フフフ・・・はははは・・・』

 

次々とその場に倒れる局員達。どうやら全員死んではいないようだが、あれだけの数の局員たちをたった一人で、しかも病魔に侵された体でものの数分で全滅させてしまうとは・・・パチュリーと言い、やはり大魔導師の名は伊達じゃないね・・・

 

「いけない!局員達を送還して!!」

 

リンディさんが焦った声で指示を出す。一人残らず倒れ伏した局員達それぞれを魔方陣が包み、姿を消す。

 

「アリ・・シア?」

 

『もう駄目ね。時間がないわ。たった半分以下のロストロギアでは、アルハザードに辿り着けるかかどうかわからないけど・・・でも、もういいわ。終わりにする。この子を亡くしてからの暗鬱な時間を・・・この子の身代わりの人形を娘扱いするのも・・・聞いていて?貴女のことよ、フェイト・・・』

 

唐突に向けられた言葉にフェイトはビクッと体を強張らせる。

 

『折角アリシアの記憶をあげたのに、そっくりなのは見た目だけ。役立たずでちっとも使えない私のお人形・・・』

 

「ど、どういうこと・・・?」

 

「以前、事故の事を話したよね?その時、プレシア・テスタロッサは実の娘アリシア・テスタロッサを亡くしているの。そして、彼女が最後に行っていた研究は使い魔とは異なる・・・使い魔を超える人造生命の生成。死者蘇生の秘術。その時の研究につけられた開発コードが・・・」

 

『そう、フェイト。プロジェクトFateよ。よく調べたわね。私の目的は、アリシアの蘇生、ただそれだけよ』

 

エイミィの言葉にプレシアさんが続く。

 

『だけどダメね・・・ちっとも上手くいかなかった。所詮作り物は作り物。アリシアの代わりにはならない。ただの偽物、贋作でしかないわ・・・』

 

プレシアさんはフェイトに視線を向け、

 

『失ったモノの代わりにはならないわ。アリシアはもっと優しく笑ってくれた。アリシアは時々ワガママも言ったけど、私の言うことをとてもよく聞いてくれた』

 

「・・・やめて・・・」

 

なのはが呟く。

 

『アリシアは、いつも私に優しかった。フェイト、やっぱり貴女はアリシアの偽物よ。折角あげたアリシアの記憶も貴女じゃダメだった・・・』

 

プレシアさんは哂い・・・

 

『フェイト・・・貴方はアリシアを蘇らせるまでの間、私が慰みに使うだけのお人形・・・』

 

「やめて・・・やめてよ!」

 

なのはは叫ぶ。そう、それは10にも行かない少女達にはあまりにも・・・

 

『ふふふ、最後にいいことを教えてあげるわ、フェイト。貴女を作った時からずっと思っていたの。私は・・・貴女が・・・』

 

『大ッ嫌いだったのよ!!』

 

「あっ・・・」

 

「フェイト!?」

 

崩れ落ちたフェイトをアルフが受け止めると、

 

「艦長!!」

 

「どうしたの!?」

 

「庭園内に魔力反応を複数確認、いずれもAクラス、数は・・・な、何これ!?百、百五十、どんどん増えていきます!!」

 

画面を見ると確かに反応が次々と・・・

 

「ジュエルシードの発動を確認!!」

 

「しょ、小規模ながら次元震の発生を確認しました。徐々にですが規模が大きくなっています!!」

 

『そうよ・・・行くの・・・アリシアを蘇らせるために、アルハザードへ!!』

 

 

 

 

 

聞き様、見ようによっては・・・狂っている・・・

でも、僕は・・・視て(・・)いた・・・

 

狂ったように言いながら・・・フェイトを拒絶しながら・・・

ただ泣く・・・表に出さず、心で泣く・・・プレシアを・・・

 

「・・・やらせるか・・・こんな、悲しい終わり方をさせてたまるか・・!!」

 

プレシア、貴方が何を思ってこうすると決断したかは知らない・・・

だけど・・・

 

「こんな終わりを・・・僕は認めない・・・!!」

 

 

 

 

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