お昼、ちょっと問題はあったけど普通に食事をした後、
騒動も収拾が付き、
「じゃあ車に気をつけてくださいね」
「「「さようなら~」」」
「さてと・・・」
「明久君」
「ん?なに?なのは。」
「アリサちゃん達と話してたんだけど一緒に帰ろう?」
「う~ん。いいよ」
「良いって~」
まぁ、お昼聞いた限り方向は同じみたいだし、いいか。
______
「今日のすずか、ドッチボールすごかったよね」
「うん。かっこよかったよね~」
「そんなことないよ~」
「男子はマラソンだったからね。見てみたかったかも」
「もう!!恥ずかしいからやめてよ!(赤面」
そう話していると
「あぁ、こっちこっち。ここを通ると塾に行く近道になるんだ~」
「そうなの?」
「ちょっと道悪いけどね」
僕達はアリサについていくことにした。
「へ~結構木が生い茂ってるけど人が通れるくらいには・・・
どうしたの、なのは?」
なのはは立ち止まり何かに気づいたような雰囲気をしていたが、
「え、ううん、なんでもない」
「大丈夫?」
「うん」
「じゃあ行こう」
まぁ、何もないなら・・・
『(た、すけて、誰かこの声が聞こえるなら。)』
「「!?」」
なんだ!?今の声。それに・・・
なのはを見ると彼女も回りを見ている。
「どうかしたの?」
「うん、なんか声が・・・」
「声?」
すずか達は聞こえてないのか・・・ならこれは・・・
『(おねがい!!たすけて!!)』
「!!」
また声がするとなのはは走り出した。
「「なのは(ちゃん)!?」」
僕たちは後を追うと、
なのはは動物を抱えており、
「この子怪我してるみたい・・・」
「うん、どうしよう・・・」
「ここら辺に動物病院ってある?」
「うん。こっち」
僕達は見つけた彼を連れて行くことにした。
しかし・・・あれは・・・変身魔法か?疑問はあるけど今はどうでも良いね。
________
「怪我はそんなにひどくないわね」
「「「ほっ・・・」」」
「えっと・・・この子は?」
「フェレット・・・なのかな?見たことない子ね」
まぁ、いないだろうね・・・
「それに・・コレは宝石かな?」
彼の首にかかっている赤い玉。
すると彼は目を覚まし、周囲を見た後、なのはを見つめた。
「なのは、見られてる・・・」
「え、えっと・・・」
なのはは手を近づけると、フェレットはそれを見た後、指を舐めた。
そしてまた横になる。
「しばらく安静にしたほうが良いから・・・
明日までは預かっとくわね」
なのは達は互いに見た後、
「「「お願いします!!」」」
「お願いします」
「でも・・・」
「どうしたの?すずか」
「その・・・治療費・・・」
「「あ・・・」」
まぁ・・・それはね・・・
「問題ないよ」
「「「え?」」」
「うん、その子がもう払っちゃったからね」
「いいの?明久君」
「うん。僕も心配してたし」
そこまで高くなかったしね。
いや、この先生が半額以下にしてくれたのだろう・・・
あとで紫に頼んで差額払ってもらおう。
「じゃあまた明日見に来てもらえるかな?」
「「「はい」」」
「あ、やばい。塾の時間」
「本当だ」
「じゃあおねがいしますね。院長さん」
なのは達は急いで塾に向かい・・・
「院長さん」
「何かな?」
「あとで・・・保護者の人に頼んで差額、支払いますね?」
「!!別にいいのよ?」
「いえ、もう伝えて許可もらってますから」
「そう、いい子ね」
「じゃあ、お願いします」
「えぇ」
僕は急いで家に帰った。
これから忙しくなりそうだ。