原因は単純に書けなかったからです。書いては消して書いては消してでかけなくなりました。
だって、この話の前のアンデッドの話がどう考えてもワタルの出番がないんですもの。
だもんでばっさりカットしました。
というか、ずっと書けなかったのに、ふと思いついたら1時間でかけるってどういう……まあいいや
では、続きをどうぞ
「あれえ――――っ?」
「ほらほらどうした――痛いっ! 何するのよ、カズマ!」
「いや、なんで抵抗してんだよ! スキルが発動しなきゃ、覚えらんねえだろが!」
俺は今、ウィズの店に来ている。
せっかく友好的なリッチと知り合いになれたんだ。
なので何かいいスキルを教えてもらおうと思ったんだが……
「ええと、さすがに完全に抵抗されるとスキルは覚えられないと思うんですけど……」
「ほらみろ。わざわざウィズが手加減してドレインタッチを使おうとしてくれているのに、なんでお前は抵抗するかね」
「うっさいわね、このヒキニート! これは女神とリッチの戦いなのよ! そうやすやすと吸われてたまるもんですか!」
「いや、吸われろよ! じゃないと覚えらんないだろ!」
「むむむ……わかったわよ」
はぁ……やっとかよ。
アクアが抵抗をやめるとウィズの手が少し光る。
どうやらあれがドレインタッチらしい。
「ふむ……おお、冒険者カードにドレインタッチが出た。ウィズ、ありがとう」
「いえ、それはいいんですが……あの、アクア様? 手がピリピリするのでそろそろ話してもらえると助かるんですけど?」
「…………」
「あの、アクア様っ!? 手が熱く……痛いっ! 痛いです、アクア様!? なんか浄化使ってません? 消える、消えちゃう、消えちゃう――!」
「離せや、アホンダラ!」
「痛いっ!」
アクアの頭をひっぱたいて手を離させる。
ああ、ウィズが薄くなっとる。
「ごめんください――」
おや? 誰か来たようだ。
*** このすばワタルっ! ***☆彡
「で、屋敷の除霊退治の依頼を受けたわけだ」
「アクアの浄化で動けなくなったウィズの代わりですか……」
めぐみんの言葉に、アクアがふいっと目をそらす。
全部お前のせいだよ、このやろう!
「依頼人の話じゃ、この屋敷の除霊をしてくれれば、この屋敷を無料で住んでもいいとのこと。どうやら悪評が相当らしい」
「だろうな。私も聞いたことがあるくらいだからな」
「ダクネスが言うぐらいならよほどだな」
「祓っても祓っても悪霊が住み着く幽霊屋敷って話だ。本当に除霊できるのか?」
「私も聞きました。けどここの悪霊騒ぎは最近ですよね? その割には長く人が住んでないようなんですが……」
めぐみんが不安げに屋敷を見上げる。
元は貴族の別荘だったらしくて相当でかい家だ。
正直、俺たちは少し尻込みをするぐらいなのだが――
「悪くない、ええ、悪くないわね! 私が住むにはふさわし――あいたっ!?」
「元々はお前が原因ってわかってらっしゃるんですかねえ!?」
「いったいわね、ヒキニート! 私が何したってのよ!」
「お前がウィズのことを浄化させかけたせいだってわかってんのか!?」
「そのおかげでしょー!?」
こぅいつぅ! 原因の仕業を結果の恩恵で有耶無耶にする気かーっ!?
「ふっふーん! 見てなさい……見える、見えるわ! この屋敷には……」
『ねえ、ねえ、カズマ』
ん? ワタル?
『多分だけど、ここ本当に幽霊いると思うよ?』
「なんだよ。救世主としてのカンか?」
『いや、さっき幽霊っぽいのが屋根から覗いてた』
「マジか」
ワタルが言うんじゃ信じるしかないなぁ。
「どうしたんだ、カズマ? ワタルが何か言ったのか?」
「ああ。どうやら本当に幽霊がいるらしい。ワタルが見たんだと」
「やっぱりそうかあ――まあアクアがいるしな」
ダクネスはそう言いつつ、ブツブツとつぶやくアクアを見る。
「この霊は悪い子じゃないわね。おっと、でもちょっぴり――」
「とりあえず、中に入るか」
目を閉じながら呟くアクアを置き去りに、俺たちは屋敷の中に入っていったのである。
ちと短め