鏡面のシャングリラ~クソゲーストリーマー、神ゲーに挑まんとす~ 作:岩木伊吹
配信は和やかな雰囲気で続いていた。
「……という感じでここ
「コマンドゲーなら近いうちに結論構成が出来る奴じゃん……」
『また別ゲーの話してる……』『大丈夫?運要素絡んでない?』『草』『脳のカートリッジ変えろ』『80%を10回引けば勝てるゲームの話してる?』『草』『草』『1%……必殺……』『ガブガルゲンバシャケボルトスイクン?』『バイキルトスタンか?』『バスター殴り楽しいなぁ!?』『2Dゲームでハメ技されてそう』『古代ゲーマーわらわらで草』『テーブルゲームか何か?』
先ほどから時は進み、今私たちがいるのはセカンディルの
「シャンフロは実際に体を動かす分スキルでの行動補正が良くも悪くも大きく働くので、補正が少なく、簡単にマニュアル起動が出来るシンプルな自然所得特技を長く使い続けるのも良いかと思います」
れいちゃんが妙に機械的な説明をしているのを片手に、ベールを纏った女性が店主を勤める
「とはいっても、今は弾いて被弾を避けるのが最優先……っと。じゃあこの組み合わせで!」
「おや、決まったかい呪い付きのお嬢ちゃん。じゃあこれを飲みな。一気にだよ」
そう言われ渡されたのは一杯の湯飲み。中身は……うわぁ。
『うわ』『ヘドロ?』『底なし沼(一杯)』『うへ』『やだなぁ』『くさそう』『薬草がゆ?』『濃すぎる緑茶じゃん』『一面のクソミドリ』『うわぁ』『なんか覗いてね?』『これまじでゴミ』『シャンフロのクソ要素:無駄なリアリティ』『ドロッとしてる』『抹茶スムージー』
どうやら複数種類の薬草のようなものを混ぜ合わせて煎じたもののようだが……見た目は苔の生えた泥沼の水って感じだ。量が少ないのは救いだが、もう少しましな見た目にできなかったのだろうか?
「これもう少しましな見た目の店無いのかな0ちゃん?」
「……そして同じスキルを使い続けることでも進化をすることがあり……ぴえ!?は、はい!こちらの最後にスキルを固定するために接種する方法はそれぞれの街で違うので見た目だけなら千差万別でございます!ですが個人的には一番摂取量が少なくてすむここがオススメでしゅ!」
「そ、そうなんだ……」
ええい、今までどれだけの毒を飲み干してきたと思ってるんだ!この間やったクソゲーだと効果が反転するせいで常にヘドロをすすってたしこんなの今更だろう!女は度胸!
「い、いただきます!」
意を決して湯飲みを煽る。
うぼぁ
抹茶味のローカロリーエナドリの味がした。
月2投稿維持いけるか……?
あと文の違和感が抜けないので後で直すと思います。
あなたのシャンフロはどこまで?
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