鏡面のシャングリラ~クソゲーストリーマー、神ゲーに挑まんとす~ 作:岩木伊吹
世界の丸さを知ったところで出来ることが変わるわけでもなく、落下ダメージで体力が全壊して宿にリスポンしたわけだが。
「どうするかなぁ~」
現状打てる手段は大きく分けて3つ。野良パーティーを組む。れいちゃんを始めとした知り合いを喚ぶ。そしてレベルを上げる。なんにせよ土竜の下からの攻撃を耐えるか迎撃出来る何かが必要なわけだ。
昨日リュカオーンと戦った際の最後。私は食われて叩きつけられた
配信的にはコラボはメインコンテンツに成り得るから二番目の案を煮詰めていくとして、れいちゃんはトップクランだからフレンドもそれなりのレベルだろうし、師匠は縛りプレイは出来るだろうけど最後の部分で信用出来ない。初心者に付き合わせて視聴者的に面白くて罪悪感が無い手加減も出来る奴と言えば……あ、いるじゃん。私をシャンフロに誘ったそもそもの元凶が。
『セカンディル入口。10分以内』
『唐突すぎない?行けるけど』
外部ツールを開いてダイレクトメッセージを送った。れいちゃんにももう少し穏やかな文面を送った。これで三人集まることになるし文殊の知恵くらいなら出せるだろう。
とりあえず配信活動とシャンフロの先輩として五種類くらいは案を出してもらおうかな?
DMを送って三分ほど時間を潰してセカンディルの入口に。そこには直立不動で騎士の置物になっているれいちゃんがいた。早くない?
「あっ!サササンラクさん!すみません待たせてしまって!」
「うん、それ多分私が言うべきセリフだね」
こちらに体を向ける
あらためて見てみると「でかいなぁ……」
「ふぇっ!?」
『ド直球さん!?』『草』『セクハラで草』『炎サンラク炎』『もっとあるだろ』『でっっっ』『まずいですよ!』『草』『セクハラクさん!?』『f(^^;)』『失望しましたサイガー0のチャンネル登録します』『草』『草原メラメラで草』『草』『草』
「……?あ!いやちがくて!違うから!アバターの背が大きいって話!」
流石にクラスメイトとはいえ初コラボでハラスメントはまずい。一旦話を本筋に戻さなくては。
「ウウン!とにかく!
「あっ、ハイ。でももう一人が来ていないようですが進めてて良いのでしょうか?」
「しばらくしたら来ると思うから大丈夫……と、アレじゃないかな?」
街の入り口に歩いてくる、背中に二本の剣を背負った男性アバターを見つけ顔を向ける。
「
そう呼びかけると露骨に嫌そうな顔をして小走りでこちらに寄ってくるそのプレイヤーは、私に一昨日DMを送ってきた張本人であり、国内でも有名なプロゲーマー兼配信者。以前行われた
「お兄さんだサンラク。はぁ。というわけで皆さんこんにちは。カイ速特急チャンネルのカイソクです。最近シャンフロにドはまりしてノリでサンラクを誘ったら即決されてビビってました。今日はサンラクにアイテムを売りつけるか貸しを売りつけるかして今後の配信に活かせていければなぁと考えてます。よろしくねー」
「というわけでリビルドしすぎて器用貧乏に近づいてると噂のカイソクおじさんなら手加減できるかなぁという甘い期待の上で呼んじゃいました!大会呼ばれなくて暇そうだったのもあります!」
「暇じゃないが!?時間は空いてたけども!」
『プロゲーマーさん!?』『カイソクじゃん』『おじさんやっほー』『器用貧乏も否定しろ』『草』『馬でサンラクに負けてから配信頻度あがったおじさんじゃん』『草』『草』『苦労人おじさん』『おっちゃん』『カイソクシャンフロ以外もやれー』『草』
「というわけで!この3人で文殊の知恵を出せれば出します!多分縛りプレイみたいになるけどそこのところはサンラク個人のツテってことで批判は私だけにね!」
結論から言うと会議は踊ったし私は借りを買い取ることになった。どうして?
ポケモンやりたいので12/1の投稿楽しても良いですか?良いよあり
というわけで鏡面の鰹枠ことカイソクおじさんです。本編開始前に
ちなみにミラシャンのプロットにカイソクが出てきたのが2021年の11月とかなのでこの時にはまだおじさんのプライド(笑)回が更新される前でした。解釈一致だなぁと思いながら読んだ記憶があるしツイートしてた気もする。
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