燐子「……どうしよう。」
ある日の事、彼女は悩みながらどこかに向かっていた。
燐子「本当に人違いかもしれないし……顔が似てるだけかもしれないって可能性も……。」
燐子はどうやら、あの黒崎優真が
数年前に出会った人と同じ人なんじゃないかと悩んでいた。
しかし自分で人見知りだということがわかっているのもあり、踏み出す勇気がなかった。
そう考え事をしている時だった。
???「ちょっとそこのお嬢さん?」
燐子「は、はい?!」
燐子は後ろから変な人に声をかけられた。
変な人「君1人?」
燐子「は、はい。」
変な人「ちょうどよかった♪実は今色んな高校生にインタビューをしていまして♪」
燐子「い、インタビュー?」
変な人「今お時間いいですかな?」
そういうと燐子は言う。
燐子「わ、私これから行こうとしてるところがあるので……「すぐ終わるので大丈夫ですよ♪」」
と変な人は言うと、燐子はその変な人が段々怖くなって来ていた。
燐子「ほ、本当に……急いでるんです!」
そう言い燐子は立ち去ろうとすると。
ガシッ!
燐子「っ!?」
変な人「すぐ終わりますから……ね?」
燐子はその一言で怖くなり動けなくなってしまった……。
変な人「さ、行きましょう?」
???「あの……。」
燐子・変な人「っ!?」
すると突然横から少年が声をかけてきた。
その人物とは……。
優真「何してるんすか?」
燐子「く、黒崎さん……?」
黒崎優真だった。
変な人「何って……い、今高校生にインタビューしてるんですよ!(汗)」
優真「思いっきり彼女の腕掴んでるじゃないですか。」
変な人「は!こ、これは!」
すると変な人はこんなことを思っていた。
変な人「(こ、こいつ……いつから俺らの近くに居がった……全然気配がしなかったぞ……。)」
優真「もしかして……変質者かなんかですか?」
変な人「なっ!お、お前!大人に向かって失礼だろ!」
優真「人の体に触れておいてよくそんなこと言えますね?」
変な人「っ!……このやろ……。」
すると男は……。
変な人「後悔するなよ!」
燐子「っ!?」
変な人は突然優真に襲いかかる。
しかし優真は……。
フンッ……
変な人「っ!?」
燐子「え?」
優真は相手の拳を冷静に避ける。
そして相手は体制を崩してしまう。
燐子「す、凄い……。」
優真「君!ちょっとごめん!」
燐子「え?きゃっ!?」
優真は燐子をお姫様抱っこし、
優真は猛ダッシュで逃げた。
数分後……
変な人から逃げた優真と燐子は
なんとか逃げ、その数分後男が追ってくる様子はなかった。
優真「大丈夫だった?」
燐子「は、はい……あ、ありがとう……ございます。」
優真「あ、ごめん今おろすね。」
優真は燐子をおろす。
優真「えっと……君って。」
燐子「あ、白金……燐子……です。この前……友希那さん達といた……。」
優真「あぁ!あの時の!なんかあって間もないのにお見舞いとか来てもらっちゃってなんかごめんね(汗)」
燐子「い、いえ!大丈夫……です(やっぱり前と変わらない……。)」
すると燐子はこんなことを聞く。
燐子「そ、そういえば……黒崎さんは……何をされてたんですか?」
優真「え?……あ!」
すると優真は何かを思い出したかのように声をあげる。
燐子「っ!?」
優真「そうだ……おじさんからおつかい頼まれてたんだった……。」
燐子「そ、そうなんですか?」
優真「う、うん(汗)」
すると燐子は言う。
燐子「あの……もし良ければ……そのおつかい、お手伝い……させてください。」
優真「え?」
燐子「さっき……助けてもらったので……そのお礼として……。」
優真「で、でもそんなないし大丈夫だよ。」
燐子「だ、ダメですか?」
優真「うーん……。」
優真は少し考える……そして。
優真「じゃあ……お願いしてもいいかな?」
燐子「っ!あ、ありがとうございます!」
優真「じゃあスーパーにレッツゴー♪」
そして2人でスーパーに向かった。
数十分後……
カランカラン……
守「お、おかえり優真。」
優真「ただいま。」
守「ん?」
燐子「こ、こんにちは。」
しばらくして2人はスーパーで買い出しが終わり店に戻ってきた。
守「その子は確か。」
燐子「あ、し、白金……燐子です……この前黒崎さんのお見舞いに来てた……Roseliaのキーボードです。」
守「あー燐子ちゃんか、いらっしゃい。でもなんで一緒に来たんだ?」
と守が聞くと。
優真「あぁ、さっきこの子が変な人に絡まれててさそれで俺が助けた。それでお礼で買い出しを手伝ってもらってた。」
守「そうか、すまないね燐子ちゃん。」
燐子「は、はい/////」
守「じゃあ買ったやつは厨房に置いといていいよ。おじさんがしまっておくから。」
優真「わかった。」
そう言われ優真と燐子は厨房に入っていった。
優真「ここでいいよ。」
燐子「わ、わかりました。」
燐子は優真の指示で買ったものを指定された場所に置く……すると……。
ポロッ……
優真「ん?白金?なんか落ちたぞ?」
優真は燐子のポケットから本に挟むしおりのようなものが落ちたのに気がつき、腰を下ろしそれを拾う。
燐子「あ、ありがとうございます。」
優真「……え。」
燐子「?……黒崎さん?」
すると優真はしおりを見てずっと固まっていた……すると優真は燐子の顔を少し見る……そして優真はこんな事を言う。
優真「……このしおり。」
燐子「え?」
優真「……まさか……」
りんちゃん……?
燐子「っ!」
優真「俺がりんちゃんと仲良くなって俺がりんちゃんの誕生日にあげた……だからこれは……このしおりを持っているのは……りんちゃんだけ……。」
燐子「……。」
優真「りんちゃん……なんでしょ?」
優真は改めて燐子に聞く……。
すると……。
燐子「やっぱり……ゆうくんだ……。」
優真「っ!」
燐子「本当に……ゆうくんだ……(泣)」
優真「……りんちゃん……?」
すると燐子は言う。
燐子「……そうだよ……私は……りんちゃんだよ……(泣)」
優真「っ!」
その時だった。
ギュッ!
優真「っ!?」
燐子は優真に泣きながら抱きついた。
優真「本当に……りんちゃんなの?」
燐子「……うん(泣)」
すると。
守「ど、どうした!大丈夫……って何してんだ2人は……。」
優真「あ、え?こ、これは!ち、違うから!(汗)」
守「まさか2人……そういう「だから違うってばぁー!!」」
数分後……
守「あははは!笑そうかそうか2人は友達だったのか笑」
優真「いつまで笑ってるの……(汗)」
なんとか守の誤解を解き、優真は2人の関係を話した。
優真「でもりんちゃんがバンドやってたなんて思わなかったよ。」
燐子「まぁ……あこちゃんに押されて……入ったようなものだったから……。」
優真「まぁ……りんちゃんが楽しそうでよかったよ。」
燐子「ゆうくん……。」
すると優真は話題を変える。
優真「それしても、まさかそのしおり大切に持っていてくれてたなんて思わなかったよ。」
燐子「だ、だって///ゆうくんからの誕生日プレゼントだったから///」
守「へぇーそうだったのか。」
燐子「まぁ……小学生の時からの付き合いだったけどね。」
と優真が言うと。
守「え?2人は小学校も一緒なのか?」
優真「そうじゃないけど音楽スクールが一緒だったっていうだけだよ。」
燐子「そう……です。」
守「そうかそうか。まぁでも良かったじゃないか笑また2人がこうして再会出来て。」
燐子「は、はい!」
優真「りんちゃんも元気そうで良かったよ。」
優真はそういう。
燐子「ゆうくんこそ……それこそ、もう会えないと思ってたから……。」
優真「りんちゃん……。」
守「じゃあせっかくの再会記念だし、何か作ってやるよ!」
優真「ほんと!?」
守「何食べたい?2人とも」
優真「じゃあ……。」
そして2人は感動の再会を果たしたのだった。
数日後……
友希那「少し休憩にしましょうか。」
数日が経過し、Roseliaはいつものように練習していた……すると。
燐子「あ、あの!」
友希那「?……どうしたの燐子。」
燐子「少しお話があるのですが……いいですか。」
紗夜「白金さんから話があるなんて珍しいですね。」
友希那「それで?話って?」
燐子「……ゆ、く、黒崎さんについての話なんですが。」
友希那「っ!」
リサ「も、もしかして……燐子も?!」
燐子「……は、はい……私も……気持ちが変わりました……だから……私も……黒崎さんがRoseliaの一員として入れることに……私も賛成します。」
と燐子は言う。
あこ「りんりん……。」
紗夜「でもどうして?」
燐子「実は……。」
すると燐子はメンバー全員に優真との関係を打ち明けた。
リサ「ゆ、優真と知り合い!?」
あこ「そうなの?!りんりん!」
燐子「う、うん……音楽スクールに通ってた時の1番仲が良かった人だったから……でも……デビューすると同時にやめちゃって……またこうして会えるなんて思ってなかったから……。」
紗夜「そうだったんですね……。」
友希那「じゃあ……燐子も優真をRoseliaに入れたいという気持ち……ということで捉えていいのかしら?」
燐子「……はい!」
友希那「わかったわ。」
リサ「これで全員揃ったね。」
あこ「うん!」
紗夜・燐子「はい!」
リサ「じゃああとは……」
優真だけ!
もはや……黒崎優真が……Roseliaに入るのも……そう長くはないようだ。
つづく……
自分の作品の中で第1章が短いんじゃないかというくらい
そろそろ第1章が完結します。
最後までお楽しみに。
感想お待ちしております。