年末年始ということもあり書く時間があまりなかったので、少しずつ取り戻せていけたらなと思います。
長話をすると多分俺は止まらなくなるので早速本編をどうぞ。
2人の生徒に案内してもらい職員玄関に入ると、そこには1人の職員が立っていた。
「あの……すいません。」
「はい?」
「今日からこの学校でお世話になる、黒崎優真というものなのですが。」
「黒崎優真……あ!あなたがそうでしたか、お待ちしておりました!」
「は、はい……初めまして!(よかった……。)」
どうやらこの職員にも話が通っていたようだ。
「それではご案内しますね。」
「は、はい……お願いします。」
すると優真はそのまま職員に着いて行った。
数十分後……
優真は一度校長と理事長先生に挨拶に行き、数十分後担任の先生が迎えに来て、そのまま先生とクラスに向かった。
「じゃあ少しここで待っててくれるか?」
「わ、わかりました。」
そういうと先生だけ教室の中に入っていくとHRが始まった。
「よーし!HR始めるからみんな席に着け!」
先生の声でみんなが席に着いた。
「HRを始める前に、今日は転校生を紹介する。入ってきていいぞ!」
すると優真は教室の中に入ってきた。
「今日からみんなと一緒に勉強する新しい仲間だ、優真……簡単に自己紹介出来るか?」
「はい、初めまして……黒崎優真といいます、よろしくお願いします。」
優真が自己紹介すると、クラスのみんなは拍手で出迎えてくれた。
「それじゃあ優真は奥の空いてる席に座ってくれ。」
「わかりました。」
そして優真は先生に言われた通り奥の席に着いた。
すると……。
「君……またあったね♪」
「……え?」
声が聞こえた方を向くとそこには朝職員室まで案内してくれた人だった。
「あなたって確か……さっきの?」
「良かったぁ〜覚えててくれてぇ〜。」
「(逆に忘れてると思われてたの……。)」
「おいそこの2人、喋るのはHRが終わってからにしてくれ。」
「す、すいません……。」
「他のみんなも優真に聞きたいことがあれば休み時間に聞いてくれ、それじゃあHR始めるぞー。」
数十分後……
休み時間が終わるとクラスの人から好きな食べ物や趣味・彼女はいるかなど10分ぐらい質問攻めだった。
「はぁ〜疲れた……。」
「お疲れ様だね。」
「あ、こんにちは。」
すると声をかけてきたのは先程の人だった。
「あ!自己紹介がまだだったね、私今井リサっていうんだ!よろしくね♪」
「よ、よろしく……お願いします……今井さん……。」
「あははっ笑私達同い年なんだしそんな固くならなくて大丈夫だよ!あと私の事はリサでいいよ!」
「わ、わかった。」
こんな感じでリサと会話が盛り上がっていると(?)優真の元にもう1人の人物が近づいてきた。
「リサ……もう友達になったの?」
「あ、友希那だ!やっほー。」
「こんにちは、俺黒崎優真っていいます。よろしくお願いします。」
「っ!黒崎……優真……?」
すると友希那は驚いた顔をしていた。
「ゆ、友希那?どうしたの?そんなに驚いて。」
「あ……ごめんなさい、なんでもないわ。」
「そ、そう?」
「私は湊友希那よ、よろしく。」
「よろしく、湊さん。」
「友希那で大丈夫よ。」
「そ、そう……。」
すると何故か重い空気になってしまった。
「ゆ、優真ごめんね(汗)友希那結構こんな感じだからさ笑」
「な、なるほど。」
「……ごめんなさい……ところで優真?1つ聞きたいことがあるんだけど……いいかしら?」
「いいけど。」
「……優真って……過去に何か音楽をやっていたりしないかしら?」
と友希那が質問する。
「う、うん……やってたけど……それがどうしたの?」
「そ、そう……ごめんなさい、それだけよ。」
「そ、そう……(ど、どうしたんだろう……?)」
「……と、とにかく!そろそろ次の授業始まるし、用意だけでもしようか!」
するとリサがこれ以上空気を重くするまいと、この会話を止め3人は次の授業の準備をした。
数時間後……優真side
友希那とリサという人と知り合って数時間経ってからの事だった……俺は学校も終わり家まで帰ってきた。
「ただいまー。」
「お、優真おかえりー。今日学校どうだった?」
「まぁ……普通かな?」
「普通って……もっとなんかあっただろ……。」
「何かあったといえば……クラスの人に色々質問されたり……2人の人と知り合ったぐらい……かな?」
「それを聞きたかったんだよ笑ていうか知り合ったって男の子か?」
「いや、女の子だよ?」
「お、転校初日に女の子と話すとはやるじゃんか。」
「あ、ありがとう(?)」
2人はそんな感じで話していた。すると優真は友希那という人が言っていたことを思い出す。
「それでさ……。」
「ん?どうした?」
「その……1人の女子が「優真は過去に何か音楽とかやっていたりしないかしら?」って聞かれたんだ。」
「?……それで……なんて答えたんだ?」
「「やってたよ」って答えたけど……それだけで終わったよ。」
「……なぁ優真……その子もしかしたらさ……優真の正体を知ってるんじゃないのか?」
「え?」
するとおじさんは一旦手を止め優真のところまで行き、また話し始めた。
「いいか優真?お前は前まで音楽の世界では「天才」と呼ばれたぐらいだ。だから音楽をやっているやつがお前の事を知らんやつはいない……わかるか?」
「う、うん……。」
「……今優真は音楽の世界から消えたことになっている……だから、お前がまたどこかで弾くか歌うかすれば……音楽業界も黙ってはいないだろうな……。」
「……確かに。」
そう……優真が天才と呼ばれていたのはあくまで昔の話。今は音楽の世界から姿を消したため今は天才でもなんでもない……しかしおじさんが言うに、優真がまたどこかで歌う……もしくは楽器を弾くかすれば、動くのは間違いなく音楽業界の人達だろう。
「ちなみにその優真に質問した子は何かやっているとか言っていたか?」
「いや……あの時は言ってなかったけど。」
「そ、そうか……まぁその子が何かやっているかは別として、お前はまだ完全に歌や楽器が出来なくなった訳ではないのだし……またそういうのに足を踏み入れてみてもいいんじゃないか?」
「……考えとく。」
「はいはい笑じゃあそろそろお客さん来るから、準備手伝ってくれい。」
こうしておじさんに色々言われたまま仕事の手伝いに入り、優真の今日の出来事は終わった……。
友希那side
「……今日はここまでにしましょう。」
「はぁー!疲れたぁー!」
「あこちゃん……お疲れ様。」
「みんなお疲れー。」
一方その頃……友希那はとある場所である人達とある練習を終えたところである……それはバンド練習だ。
友希那は「Roselia」というバンドを組んでいてそのバンドのメンバーに先程の会話の中にいたリサもRoseliaのメンバーの1人である。
「……やはりあの人は……。」
「湊さん?何か考え事ですか?」
「え?あぁごめんなさい、まぁそんなところかしら。」
「友希那が音楽以外で考え事なんて珍しいねぇ〜。」
「わ、私だって考え事くらいするわよ///」
ちゃっかり馬鹿にするリサである。
「はぁ……それで?その考え事というのはどういったことで?」
「……みんなは……黒崎優真という人物を知っているかしら?」
「「!?!?」」
「黒崎優真?それって今日の転校生だよね?」
「そうなの?」
「え?あぁそっかあこは知らなかったか。実は今日転校生が来たんだけどそれがさっき友希那が言ってた黒崎優真って人だよ。」
「えぇ!?今井さん!それどういうことですか!?」
すると何故かRoseliaのギター氷川紗夜が驚いてリサに聞いた。
「ど、どうも何も……今日転校してきたんだって……私のクラスに。」
「リサ姉?りんりんも驚いた顔してるよ?」
「え?……ほんとだ。」
「……どうやら2人には説明しておいた方が良さそうね。」
「え?何を?」
「優真は……黒崎優真は……昔音楽の世界で天才と言われた凄い人なのよ。」
「「えぇ!!!???」」
するとリサとRoseliaのドラム宇田川あこが驚いていた。
「音楽の天才!?あの優真が!?」
「えぇ、しかし……まさか羽丘に転校してくるとは思わなかったわ。」
「ねぇりんりん?その黒崎優真ってそんなに凄い人なの?」
とあこはりんりんに聞く……あ、りんりんとはRoseliaのキーボード白金燐子の事です。
「う、うん……黒崎優真さんは……小学生で歌やいくつもの楽器をマスターし、その若さでいくつものコンクールで高成績を残した「天才」と呼ばれるくらいでプロにも認められた凄い人なんだよ……。」
「「しょ!小学生で!?」」
「ただ凄いだけではありません……彼は「絶対音感」という能力を持っています。」
「絶対音感って!どんな音でも認識できちゃうってやつですよね!」
「そんなところよ、その絶対音感という能力を武器に彼は色んなステージで歌や演奏をして来そうよ……でも……。」
「でも?」
「……彼は突然……音楽の世界から姿を消したの……。」
「えぇ!?なんで!?」
「それは他の誰もわかってないのよ。はっきりいえば謎に相応しいぐらいよ。」
「そ、そうなんだ……。」
するとスタジオのドアが開いた。
「すいません、そろそろお時間ですか、延長なされますか?」
「え?もうそんな時間!?あぁいえ!大丈夫です!すぐ片付けますので!」
「それじゃあ話の続きはどこかでご飯でも食べながら話しましょうか。」
「おっけー♪」
そしてRoseliaはスタジオを片付けスタジオを後にした。
しかし優真とRoseliaが出会うのが近づいてきていることを……この時はまだ知らなかった……。
つづく
今回もありがとうございます。
変わる前の「青薔薇の天才と呼ばれた少年」を見てくれていた方はおそらく気づいてるんじゃないかなと思いますが昔の1話と今回の1話大分内容が変わっていると思います。なのでこれからも前のと比べて変わっているところが多いと思うのでよろしくお願いします。
ということで次回もよろしくお願いします。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m