早速本編をどうぞ!
「あ、あったあった!」
「ここは……喫茶店……ですか?」
Roseliaが練習後に夜ご飯としてやってきたのは街の中にある一見普通の喫茶店である。
「ここ前から気になってたんだよね。」
「あこもうお腹ぺこぺこだよぉ〜。」
「とりあえず、入るわよ。」
「は、はい……。」
ということでRoseliaはお店の中に入っていった。
しかしお店に入った瞬間……思いも寄らぬ出来事が起こった。
「いらっしゃいませ!……ってあれ?」
「え?優真!?」
そう……その入ってすぐに来た店員がなんと優真だった。
「こ、こんなところで何やってるの!?」
「な、何って……ここ俺の家なんだけど……。」
「そうだったのね。」
「リサ姉?この人って」
「うん……さっき友希那が話してた黒崎優真って言うのはこの人のことだよ。」
「この人が!?」
あこは黒崎優真がこの人だと分かると驚いていた。
「と、とりあえず……席に案内するよ。」
優真も少し驚いていたが……とりあえずみんなを席に案内した。
「はい、お冷とお品書きだよ。」
「ありがとね!」
「それにしても……まさか家のお店に来るとは……。」
「こっちこそまさかここが優真の家だったなんてね笑」
まぁそうなりますよそりゃ……。
「とりあえず決まったら教えてね。」
「おっけー。」
そう言ってその場を離れようとすると……1人の男性がやってくる。
「おや?友達か?」
「あ、おじさん。」
「「「「「こんにちは!」」」」」
「はーいこんにちは。」
今やってきたのはここの喫茶店のマスター黒崎守である。
「あなたが優真のお父さんですか?」
「え?ま、まぁ……そんなところだ。」
「……ねぇ話は後でいいからさ。」
「あぁーわりぃわりぃ笑ところでお嬢ちゃん達は何にする?なんならこいつが作るけど?」
「え?ちょっ……おじさん?」
「ゆ、優真も作れるの!?」
リサは驚きながら聞いた。
「優真の作る料理は美味いぞぉー?なんてったってここの常連さんにも評判なんだからな!」
「お、おじさん……。」
「ほら、期待してるぞ?」
「……わ、わかったよ……(汗)」
「おすすめはなんですか?」
リサは早速おすすめを聞く。
「色々あるが、優真が作るものの中で1番のおすすめはオムライスかな?」
「オムライスかぁーじゃあみんなでそれにする?」
「大丈夫よ。」
「私も大丈夫です。」
「あこも!」
「大丈夫……です。」
「おっけーじゃあそれでお願いします!」
「了解!じゃあ俺こっちやるから、優真厨房入れるか?」
「わかった。」
そうすると優真はリサ達のオムライスを作りに厨房に向かった。
「君たち?よかったら優真の料理の姿見てみるか?」
「え?いいんですか?」
「心配ないよ、ほらおいで。」
そしてリサ達はおじさんに厨房まで案内された。
「危ないから、少し遠くから見ていいよ。」
「は、はい……おぉー。」
「す、凄い!」
するとその光景はまるでプロの料理人のような手さばきでオムライスを作っていた。
「これでもまだ1年しかだってないのにな笑」
「1年!?」
「い、1年でここまで……。」
すると優真はリサ達がこっちを見ていたことに気づいたようで。
「……はぁ……俺の料理してるところ見せて何か面白い?」
「まぁいいじゃないか、それに沢山の女の子にそういう姿を見られるなんて滅多にないぞ?笑」
「おじさん……俺をなんだと思ってる?」
おじさんがいじるせいで優真は少し機嫌が悪かった。
「とにかく戻ってていいよ出来たらリサ達のオムライスは俺が持っていくから。」
「はいよ笑……さ、みんな戻ろうか。」
優真の機嫌がさらに悪くなる前にリサ達は席に戻っていった。
数分後……
「お腹空いたぁ〜。」
「あこ我慢だよぉ〜。」
「みんなおまたせ。」
「来た!」
すると優真は全員のオムライスと何故かフライドポテトを持ってやってきた。
「美味しそー!」
「ゆ、優真?フライドポテトなんて頼んでないけど……。」
「いや、サービスだよ、うち特有の。」
「そ、そうなの?」
「始めて来たお客さんや偶にだけどこうやってフライドポテトとかをサービスしてるんだよ、まぁ詳しいことはおじさんに。」
「あ、ありがとう。」
「それでは頂きましょうか。」
「それじゃあ……」
「「「「「いただきまーす!」」」」」
そしてみんなはオムライスを1口食べる……すると。
「美味しー!」
「優真!このオムライス凄く美味しいよ!」
「このフライドポテトも中々ですね。」
「お、おう……じゃあ俺仕事に戻るから……ごゆっくり。」
「うん!ありがとね!」
「(……そんなに美味しかったのか……)」
と心の中で思いつつ優真は仕事に戻った。
そして食べ始めてから数分後のことなのだが、サービスでもらったフライドポテトが何故かいつの間にか無くなっていたという……まぁ犯人は……察してください。
数十分後……
「はぁ〜美味しかった〜!」
「とても……美味しかったです……。」
「紗夜笑フライドポテトに食らいついてたしね笑」
「く、食らいついてません!///」
「ん?お前ら食べ終わったのか?」
すると仕事中の優真が話しかけてきた。
「あ、優真!うん、食べ終わったよ。」
「とても美味しかったです、ごちそうさまでした。」
「お粗末さま、じゃあその皿下げちゃうからちょうだい。」
「おっけー。」
優真がリサ達の皿を持っていこうとすると。
「優真ちゃん!そういえば今日も何かひいてくれるのかい?」
と……1人の老人客が言ってきた。
「今日も?笑」
「お?今日も優真の演奏が聞けるのか!」
するとその言葉に他のお客さんも食いついてきた。
「え!?何何!?」
「おや?君達は初めてだから知らないか?」
するとそこにおじさんがやってきた。
「ど、どういうことですか?」
「まぁ……この店の名物……と言ってもいいくらいこの喫茶店にはこんだけお客が来る……まぁここら辺に住んでる人達だけど……いっぱいお客が来る理由があるんだ。」
「ん?それって……。」
「まぁ見てろって。」
そう言われリサ達はその様子を見ていることにした。
「優真ちゃん今日も何かひいてくれよぉ〜弾いてくれれば飯がもっと上手くなるからよぉ〜。」
「(どんな理由だよ……)わ、わかったよ……。」
「おぉ!待ってました!」
「優真?片付けは俺がやっとくから行ってこい。」
「あ、ありがとう。」
優真はおじさんに皿の片付けを任せ、お店のステージに立った。
「あそこってステージだったんだ。」
「一体何が始まるんだろう……。」
「……何かリクエストは?」
「そうだな……じゃあ今日は優真ちゃんのおまかせで!」
「おっけー。」
すると優真はステージに置いてあったギターを持ち、弾く構えに入った……。
そして優真が構えると、お客さんは静かになった。
「……っ!」
ジャアアアアアアアアアーン!
そして優真の最初の弾き始めと共に演奏が始まった。
「っ!嘘っ!?」
「これは!?」
「わぁ〜。」
「……。」
「……やはり……。」
そんな中リサ達は優真のギターの演奏に驚いていた。
そして数分後……優真の演奏は終わると……。
「「「うぉー!!!!!」」」
「今日もかっこいいぞ!優真ちゃん!!!」
「す、凄い……。」
お客さんからは凄い歓声があがった。
「優真ちゃん!もう一曲!」
「も、もう一曲!?」
「アンコール!」
「……しょうがないな……。」
そしてこの優真の演奏はもう数十分続いた……。
数時間後……
「じゃあまた来るわ!」
「おうまたよろしくな。」
「ありがとうございました!」
優真の演奏も終わり、先程いたお客さんもどんどん帰って行った。
しかし……あの演奏を聞いたせいか、あのあの彼女達はまだ残っていた。
「ゆ、優真!」
「うぇ!?」
「さっきの演奏!凄かったよ!!!」
「あこもそう思いました!なんかドーンとなって(?)ドカァーン!って感じで!(?)」
「そ、そう……?」
するとギターの紗夜も近づいてきた。
「はい、私もとてもよかったと思います。」
「はっはっはっ笑優真はモテモテだな笑」
「なんでそうなるの……。」
そんな感じで話していると友希那も近づいてくる。
「優真?あなたは噂通りの実力……いい演奏だったわ。」
「お、おう……ありがとう。」
「突然なんだけど……実は私達はバンドをやっているの。」
「え?そうなの?」
「あぁーまだ優真に言ってなかったね笑私達は「Roselia」っていうガールズバンドなんだ。」
「あぁ、聞いたことあるよそれ。」
するとおじさんの言葉にリサは反応する。
「本当ですか!?」
「うんうん!前来た君達と同じぐらいの女子高校生の子だったかな?なんかその子たちもRoseliaが好きみたいでよ。ほれ、優真。」
「ん?」
するとおじさんが見せてきたのはRoseliaのライブ映像だった。
「そうだったんだ……。」
「そこでなんだけど……。」
すると友希那は突然、あることを言い出す。
「もし優真が良ければなんだけど……」
Roseliaのマネージャーになる気はないかしら?
「……え?」
「「「「えええぇぇ!!!???」」」」
つづく
今回もありがとうございます!
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m