特に言うことはないのでこのまま本編に移ろうと思います。
それでは本編をどうぞ!
「Roseliaのマネージャーになる気はないかしら?」
……それは突然の誘いだった。
なんとこの湊友希那という人は俺にRoseliaのマネージャーになれというのだ。
「……マネージャー……俺が?」
「えぇ。」
「ちょっ!ちょっと待ってください!それはいきなり過ぎます!!」
「私は彼の才能をわかっていて言ってるのよ?」
友希那はそういう。
「……ですがたとえ友希那さんが彼の事を知っていたとしても、こういうところでは私達は初対面ですよ?私はそういう意味で言ったんです!」
「確かに初対面よ?でもみんなだって見たでしょ?あの優真の実力を。」
「……た、確かにそうですが……。」
すると黙っていた優真が言う。
「なぁ友希那?」
「ん?……どうしたの?」
「気持ちは嬉しいが、その……マネージャーになる件、断らせてもらうよ。」
「……それはなぜ?」
と友希那が聞く。
「確かに楽器の演奏や歌はかなり経験してるからみんなから驚かれるだろうけど、俺はあくまで好きでやっていた人間だからさ、俺が教えるとなると……俺には無理かな……。」
「そ、そう……。」
「それに……俺がお前たちの力になったとしても……俺はお前らに迷惑をかけるだけだから。」
「?……それはどういう……。」
「おじさん、俺厨房の後片付けやってくるからあとはよろしくね。」
「え?お、おう……。」
「じゃあみんな、気をつけて帰ってね。」
そういうと優真は厨房の方に行ってしまった。
「ちょっと優真!」
「……。」
「……行っちゃいましたね……。」
「……なぁ友希那ちゃん?」
するとおじさんが声をかけてきた。
「……は、はい……。」
「……どうして優真をRoseliaのマネージャーにしようと思ったんだ?」
「……それは……。」
「……友希那?」
「……それは、私達に足りないものを見つけてくれると思ったからです。」
「……足りないもの?」
「……私達RoseliaはFWFというコンテストに出場して私達の音楽を証明するためにこのバンドを組みました……ですが、1度コンテストに出ているのですが……落ちてしまって……。」
友希那は優真をマネージャーに入れたい理由をちゃんと説明した。
「……そうか……。」
「だから彼がRoseliaのマネージャーになってくれれば私達をあのステージに導いてくれると思ったんです!」
友希那はそう語った。
「……そこまで優真をRoseliaに?」
「……はい。」
「……まぁいいんじゃないか?」
「っ!ならっ!」
「ただ……。」
するとおじさんはこういう。
「今の優真は……輝いていた優真ではない……それだけは言える。」
「……つまり?」
「つまり……。」
君が……君達が知っている黒崎優真は……もういない……。
「え?……ど、どういうことですか?」
「さぁ!もう閉店時間だから、帰った帰った!」
「え?ちょっ!?おじさん!?」
そういうと優真のおじさんは友希那達を店の外に出した。
「お、おじさん!教えてください!今のはどういうことですか!?」
「……そのままの意味だ……。」ガチャン
そう言って店は閉まってしまった。
「……なんだったのでしょうか……。」
「君達の知っている黒崎優真はもういないって……。」
「……。」
訳がわからなくなっていた。
あのような事を言われて……Roseliaは困惑していた。
「ゆ、友希那?どうするの?……こんな状態になっても……優真を誘い続けるの?」
「……えぇ。」
「そっか……まぁ今日はもう遅いし、今日はもう帰ろうよ。」
「そうですね……このことはまた集まって考えましょう。」
「……わかったわ。」
そしてRoseliaはこのまま……訳のわからぬまま解散ということになった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
翌日……
「おはよぉー……ってあれ?」
次の日の朝……リサは1人で学校に来ると謎の光景が目の前にあった。
「ゆ、友希那……?」
「おはようリサ。」
「きょ、今日は早いね……ところで優真と何やってたの?」
「何って……尋問よ?」
そう朝教室に来ると友希那と優真が既に来ており、その友希那が優真尋問というものをやっていた……何を聞き出していたのかは知らないが……。
「じ、尋問?何を聞き出していたの?」
「どうしてRoseliaのマネージャーを引き受けてくれなかったのかよ。」
「り、リサ……た、助けてくれ……。」
「あはははは……(汗)」
どうやら昨日と全く同じ事を聞いているらしい。
「それで?どうしてなの?」
「だから昨日も言っただろ?俺じゃあお前らの力にはなれないって……。」
「どうしてそう言えるの?」
「ど、どうって……。」
友希那が尋問を続けていると……。
「あれ?友希那ちゃん何してるの?!」
「あ、日菜だ。」
「おはよー!……って君ってもしかして噂の転校生!?」
「え?そ、そう……だけど……。」
「やっぱり!私氷川日菜って言うんだ!君名前は?」
「え……く、黒崎……優真……。」
「優真かぁ……じゃあゆーくんだね♪」
「ゆ、ゆーくん!?」
ご存知の通り……彼女は氷川日菜である。
「日菜はこういう子だから……まぁ許してあげて?」
「わ、わかった……。」
「それでみんなで何をしていたの?」
「尋問よ?」
「尋問?なんか面白そう!私も尋問するっ!」
すると何故か日菜まで尋問をしようとした。
「ひ、氷川さんまで……。」
「じゃあねぇ……好きな食べ物は?」
「え?……ん、ん?」
氷川日菜よ……それは尋問ではなくただの質問である。
「ひ、日菜?……それはただ質問してるだけじゃ……。」
「えっとねぇ……。」
「真面目に答えなくていいから!(汗)」
すると友希那は少し不機嫌な表情をしながら机を両手で叩いた。
「優真?話を逸らさないでくれるかしら?」
「うっ……だ、だから……。」
キーンコーンカーンコーン
「……時間切れね、それじゃあまた昼休みに来るわ。」
「えっ!?ちょっと!」
そういい友希那は自分の教室に行ってしまった。
「……今日はゆっくり食えそうにないな……。」
「……優真?」
するとリサが声をかけてきた。
「な、なんすか……?」
「お昼さ……いい所があるんだけどさ
……。」
そういいリサはその場所に案内することにした。
つづく
今回もありがとうございます。
感想などもお待ちしておりますm(_ _)m