じゃあ俺、IS触って帰れないから   作:Izayoisigu

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気分は何時でも初投稿です。


第3話

「Oh〜織斑君の機体はまだですかきた機体〜まだまだですか〜」

 

適当にリズムに乗りながら呟いてみる。

待機室で未だに来てない一夏君のISを待ってるが、一向に来ない。此処って俺が先に出た方が良い?

 

「先に俺出た方が良いですかね?」

「そっちの方がありがたい、アリーナの使用時間も限られてるからな。」

「へい」

 

ヘッドホンを付けて、自分の好きな音楽を掛ける。結局、俺は打鉄にした。日本刀擬きを使いたかったんや、剣にチェーンを付けて振り回せる様に小細工をした。ISに乗ってカタパルトに合わせて出撃する。

 

「ア○ロ!いっきまーす!」

 

 

 

 

 

-

 

 

 

綺麗に待機室から飛び出たかと思いきや、バランスが取れなくて放り出される。観客に笑われるが仕方ない。ダサい登場だからね。ヘッドホンが擦れたから直して、オルコットに通信する。

 

「準備良いぞー」

「大丈夫ですの?」

「大丈夫だって安心しろよ」

「なら良いのですが気を取り直して。んん。最後のチャンスをあげますわ」

「此処が俺の墓場かー」

「そう言う事ではありません!」

 

試合開始のブザーとともにライフルを構えて俺の事を狙って撃って来る。

横に付いてる盾を自分で持って、防ぐ。結構反動凄いな、ダメージも思ったよりデカい。これは普通に避けた方が良いな。

 

身体全体を使って避けようとするが、ラグで避けれず何度も被弾する。もう少し考えないと不味い、でないと速攻で落とされる。だったらイメージをしよう某ゲームみたいに、真似てみよう。イメージは後ろにスラスターが付いてる感じで、横にステップして躱す感じだ。モロVSガン○ムだな?接近武器の葵を取り出して、躱せないと判断したから手を回転させて弾く。弾いてから思ったけど、チェーンが若干邪魔だ。

 

接近戦したいが、中々近付かせて貰えない。マジで厳しいってコレどうやって勝てば良いんだよ。取り敢えず一夏君のISが来るまで、時間稼がないとなぁ。にしても、行動を先読みしないと。

 

「良く躱しますわね。褒めて差し上げますわ」

「あっぶね!」

 

避ける事に集中しないと行けないから返す言葉も無い。IS同士の戦闘ってこんなに厳しいのか、少し舐めてた。後空中戦出来ねぇって地上ならまだギリギリ戦えると思うけど。そろそろ反撃したいから、AR(アサルトライフル)と手榴弾で、適当にばら撒いて近づく。

 

左手に持ってた盾をオルコットに向かって蹴っ飛ばすと同時に、回転させてた手を止めて後ろを切る・・・が、何も無い。後ろを切ったのは次の動作を進める為だ。クソラグがあるから。それを引き金とし、被弾したとしてもオルコットに詰める。焔備の残弾が空になるまでオルコットにばら撒く。少しぐらい当たるだろう、まぐれでも良い。当たる事に意味があるのだから。だが、此処で一つ思い出して欲しい。オルコットはまだBT兵器を使ってない事を。だから俺は4個しかない手榴弾を使うか迷う。画面に映ってる4個を。いや使えても2個が限界だな。そろそろカードを切らないと。

 

宙返りしたり、身体を捻って躱す。ヘッドホンから流れる音楽に合わせてリズムを取る。そろそろエンジンが掛かってきたな、大分遅いが一個目のカードを切る。手榴弾の秒数を数えてオルコットに投げる。

 

「ポケモン!ゲットだぜ!」

「甘いですわ!」

 

投げた手榴弾がオルコットのビームライフルで射抜かれる。爆発のおかげで煙が立ち、煙の中に突っ込んで一気に詰める。ブレードを滑らす様にオルコットに横に切ると見せかけて、チェーンの部分を持って身体をおもっきり捻り、横に防御体制を取ったオルコットに上から叩き付けて地面に吹っ飛ばす。

 

「っぐ!!」

 

落ちてる最中に手榴弾を呼び出して、オルコットに投げる。投げたと同時に体制を元に戻したオルコットに避けられる。これでもダメージレース負けてるんだよな、悲しい事に。

 

「無茶苦茶な動きをしますわね。ですが、此処でワルツは終了しますので退場をお願いしますわ。行きなさいブルーティアーズ!」

「はい、クソー」

 

そのままBT兵器出さないでくれてたら良かったのに。

でも、俺もエンジンが掛かってんだぜ?簡単には後退場はしないぞ。

 

 

 

 

-

 

 

 

「凄いですねー田中君」

「初の戦闘で上出来だな」

 

大回りして、BT兵器のレーザーを避けるが時折被弾する。それでもまだ、シールドエネルギーは残っている。セシリアがBT兵器を出されてからさらに押される田中。ライフル一本でもあんなに押されてるのに、BT兵器を出されたら田中に勝ち目はほぼ無いと言って良いだろう。だが、勝負事に絶対はない。どんなに小さなチャンスでも田中が取り逃がさなければ、勝ち筋はある。

 

観戦していた4人だが、突然田中の動きが変になったのを感じた。

 

「田中さんの動き何か、踊ってる風に見えるけど、箒はどうだ?」

「一夏が言った通り、そう見えるな。何を考えてあんな動きを?」

「秘策があるんじゃないか?それにしても良く避けれるな」

 

時折、何かを言っているが声が小さすぎて聞こえない。少し気になるから山田先生にあげれないか聞く。

 

「山田先生。田中さんの声ってもう少し大きく出来ないですか?」

「分かりましたもう少し上げますね」

 

山田先生にお礼を言って、画面を見つめる。また、何かを言ってるが聞こえない。口パク何だろうか?突然待機室のスピーカーから、音が響き渡る。

 

「let's go!ジャスティン!」

「うわ!」

「ーーー!?」

 

爆音で田中の声が待機室に響き、急いで音量を下げる山田先生。

耳が凄いキーンとする...段々と田中の声が小さくなって、丁度良い感じに調整される。

 

「アイツは何をやってるんだ、真面目にやらんか」

「ん?...あ!田中君イヤホン付けてますよ!駄目って言ったのに...」

 

ノリノリで踊ってBT兵器を躱す田中と、イライラしてるセシリアがディスプレイに映る。模擬戦何て最初から無かったかの様に、自分のステージを作り出して舞っていた。

 

「次、俺が戦うんだけどなぁ」

「せんせー俺降参しまスゥ^〜」

「え?」

 

待機室に田中が負けを宣言した声が響く。観戦席の方でも困惑した顔が見えてISの体力ゲージを見るがまだ、田中のシールドエネルギーは残ってる。

 

「しょ、勝者!セシリア・オルコット!」

 

アナウンスが全体に渡る。なんとも言えない勝負の結果だった。

 

 

 

 

 

-

 

 

 

 

「いやークソゲーだった」

 

シャワーを浴びつつ先程の戦闘を思い返す。

 

あのまま続けても負けは確定してたし、降参して正解だわ。一夏君との試合もあるから、体力少し残さんとしんどい。でも頑張った方だと思うよ?後半やりたい放題して試合を投げたけど。1発叩き込めただけでも上出来でしょう、代表補生に。自分へのご褒美に、今日は動画編集をお休みして一杯寝よう。戦ってて思ったけど手榴弾4個じゃ足りねぇ、10個ぐらい持ってボンバーマンした方が戦えそう。チェーンも改良しないとダメだし直す所が一杯でやる気が無くなる。着替えて待機室に再び戻る。

 

 

「お疲れ様でーす」

「お帰りなさい田中君」

 

山田先生に返事を返しながら椅子に座り、オルコットと戦ってる一夏君を見る。一夏君って初心者だよね?俺より普通に動けてるんだが、俺の頑張りは?箒さんに問いかけられる。

 

「何故、自分から降参などしたのですか?」

「何でってそりゃベテランに初心者が勝てる訳ないでしょ。考えてみ?初心者が織斑先生を倒せって言ってる様なもんだぞ。勝てねぇよ、普通に考えて。後アリーナの使用時間もあるからねぇ」

「そう・・ですか」

 

何処か納得がいってない箒さんだが、勝てる可能性は多分あったと思うけど無理。BT兵器を処理出来てない時点で終わり。はい、貴方の負けですお疲れ様でした。....やめとこう。

横目に一夏君の試合を見る。あら?簡単にBT兵器壊してるし、何か弱点とか見破ってる。しゅごい、彼。剣一本だけど他にないのか?ブレードオンリーなら俺もブレードと手榴弾だけでやろうかな、そっちの方が面白そうだし試合展開早くて良いだろう。ARはばら撒いたら使い捨てそうだし、無くて良いや。何か一夏君が決めセリフみたいな事言ってる。此処の学園は決め台詞言わないと駄目なの?俺も考えなきゃ(使命感)

 

「取り敢えず、千冬姉の名前は守るさ」

「あ、貴方何を言ってますの?」

「織斑先生、俺もあれ言った方がいいですか?」

「言わんで良い」

 

言わなくていいらしい。良かったわーオルコットも一夏君も言うから、俺も言わないといけない流れるだと思った。何か一夏君の剣からビーム出てるんだけど、もしかしてビームサーベル?俺も欲しいんだけど先生に言ったら貰えるかな?一夏君がオルコットに向かって切ろうとするが試合終了のブザーが鳴る。何が起こったか分からないからディスプレイをよーく見たら、一夏君のシールドエネルギーが0に成ってた。攻撃とか食らってないし、何で0になった。今だったらポルナレフの気持ちが分かる気がする。

 

 

 

 

-

 

 

「あ、カッコいいセリフ吐いて自爆した人だ!」

「ちょっとやめて下さいよ!」

「事実だから、現実逃避出来ねぇから」

「あああ......」

 

一地面にへたり込む一夏と、田中はそれを煽る。が、直ぐに辞めて一夏を褒める。

 

「一夏君は良いところまで持ってけて凄いね、俺じゃあ無理だわ」

「田中さんの方が凄いですよ!俺攻撃当ててないですから」

「でもオルコットと接近戦してただろ、俺にもやらせてくれ」

「お前達、休憩が終わったら直ぐに準備する様に」

 

傷の舐め合いをしてると織斑先生に急かされる。次やるの俺らなんだけどもう疲れたから帰って寝たいんだけど、どうっすか?駄目っすか。どう一夏君もう疲れたよね?ちょっと箒さん連れてラブコメしながら帰って良いから。

 

「おねんねしたいのらぁwww」

「そんなに寝たいなら寝かせてやろうか?」

「ちょっとキルミー○○○ーの放送があるんでやっぱ大丈夫です」

「そうか残念だな」

「だから婚期逃すんすよじゃあ俺、ギャラ貰って向こうの待機室行くから」

 

爆弾発言を残して、皆が固まってる間に俺は走って逃げる。何者かに追われてる様に、走る。後ろの方からバコン!っと鳴っては行けない音が聞こえるが振り向いたら死が待ってるに違いない。俺のダイスはファンブル引いた様だな、何ダメージ行くんだろう。怖いなぁ。

 

 

 

 

 

 

 

-

 

 

 

 

「やあやあ一夏君元気してた?お兄さんはね、今日死ぬと思うけど仲良く一緒に死んでね」

「嫌だよ!何で俺まで巻き込まれなきゃいけないんだよ!田中さんに勝てば見逃してくれるから、俺は絶対に負けられねぇ!」

 

一人の男は、自業自得から始まり。もう一人の男は巻き込まれて、姉に命乞いをする。これは悲しい悲しい戦いが今から始まる。

 

 

「お前も道連れだ!」

「絶対に嫌だ!」

 

互いにブレードをぶつけ合い、絶対に引くものかと鍔迫り合う。ものの数秒、一夏から仕掛ける。剣と同時に身体を横にズラして、ブレードを去なす。思い切り力を入れてた田中のブレードが地面に刺さり、大きな隙が出来る。それに合わせて零落白夜を起動させ切りつけようとするが、ニヤリと笑ったのを見逃さす咄嗟に後ろに下がる。先程居た位置に爆発が起き、一夏の額に汗が出る。

 

「結構良い作戦だと思ったんだけど駄目だったかー」

 

打鉄の両肩に有った盾は無残な姿に変わり果てたが、それでも自爆したせいでシールドエネルギーは減っている。低空飛行で詰めてくる田中に対して、真正面から仕掛ける。

 

「うぉおおおお!!」

「学習しろって」

 

先程と同じ様に手榴弾を仕込んだ田中に対して、それでも突っ込む。絶対に自分は受けたくないダメージだろうから、何処かにタイミングがある筈だ。そこに合わせれば!

 

「そこだ!零落白夜!」

「うっそだろおい!?」

 

擦り当てだが、一気にシールドエネルギーを削る。田中は身体を捻り、一夏を蹴飛ばす。なんとか擦り当てに持ってくがエネルギーはもう残り僅か。幾ら何でもダメージ可笑しいだろおい、調整ミスってませんかー?

 

いい加減に神風特攻はやめて、普通に戦わないと教師に殺される。

拡張子からチェーン単体をコールして、プレイスタイルを変更し一夏に仕掛ける。

 

チェーンを鞭の様に使い薙ぎ払う。避けられたらチェーンを使って詰めて、一夏のブレードが届かない様に一定の距離を保つ。

 

「負けてたまるか!」

「ほれ」

 

詰めて来た一夏にチェーンを当てて、チマチマとダメージを稼ぐ。クッソうざいだろこれ。俺もランクマで散々やられて発狂したからお前も味わいやがれ。ビュンビュンとチェーンを振りまわして牽制をするが田中の顔には焦りが出ていた。どんな攻撃でも食らったら終わりだからだ例え吹っ飛ばされてもダメージは入るだろうが、一夏が無理矢理来なければこのまま俺の勝ち。逆に突っ込まれたら負ける。ダメージレースに絶対に勝てないからだ。俺と一夏が同時に攻撃したとしてもあの胡散臭いチート武器で負ける。だからこのままでお願いします。

 

ホラ見たことか、立派なフラグを建てた所為で突っ込んで来たじゃないか。一か八かチェーンを今度はワイヤーフックみたいに使う。巻きついてくれれば儲けもん、出来なければ屑運。腕に目掛けて狙って見るが当然ブレードでいなされる。チェーンを使って牽制をしたいが間に合わないから剣で対応するしかない1、2、3とブレードの音がリズム良く響く。弾かれ、弾き返す。

 

乱暴にブレードを振る。今までブレード・・・いや、剣すらまともに使った事はない。使った事がないからこそ、自分の好きなゲームの真似をする。真似事をして対応出来てるのなら上出来だろう。だが所詮は真似事、元々握っていた奴に素人が勝てない。剣では一夏の方が一枚上手、立ち回りでは田中の方が上手。もう一回言うが勝負に絶対は無い。どちらかがミスをすれば終わる。

 

「あ」

「もらった!」

 

ずっと一夏の手を見て次来る攻撃を読むが、手を俺から見えない様に隠され、次の動作が読めなくなりヤケクソにブレードを別の方向に振ってしまった。田中の予想ではそこに当たる筈だったが、別の方からブレードが来てそこに一夏のブレードが田中に当たり、エネルギーが0に。

そうして試合終了のブザーが鳴る。

 

「勝者!織斑一夏!」

 

アナウンスが響き渡る。

 

 

 

 

 

-

 

 

あーあ二連敗だ。良いところまで行ったと思うんだけどなぁ。あんまり言い訳言いたく無いけどラグさえ無ければもっと、良い動き出来る筈なんだけど仕方ねぇよな。そんな事より先読み何てやるもんじゃない頭が滅茶苦茶痛い。後普通に対応出来る様にしないと駄目だな、最後の辺一夏君にバレたよな、ずっと手の動き見てたの。これからは剣の振り方とか勉強した方が良いかもしれない、独学でやるのも良いなー。今日は疲れた明日ISに曲を入れれるか試して今日は一杯寝よう。

 

 

 

-

 

 

 

「それではクラス代表を織斑一夏とする」

 

教室から一夏に向けて拍手されるが本人は困惑してた。何で俺が、と、言ったらセシリアが立ち、私が辞退したからとの事。俺あの後知らないんだよね試合終わって速攻で自分の部屋に戻って寝たからその他一切の事は分かりません。

 

さりげなくオルコットさん一夏君の事【一夏さん】って呼んでんな。まさかコレは....堕ちたな。即堕ち一週間やん何があったんやホンマに。え?お前はってか?全敗してる奴がクラス長になれるわけないやん。そもそもサレンダーしちゃった時点で駄目だろ。あ、コイツ試合捨てたなって印象がデカすぎる。でも良かったわ、動画編集出来るからな!

 

「だったら俺も辞退して田中さんに譲ります!」

「即効魔法発動!サレンダーをした奴がやる気あると思ってんのか、貴様は大人しくクラス代表をするが良い」

「そうだ織斑決まってしまった事はもう無効だ。諦めろ」

「クッ...」

「よっしゃ!ワイの勝ちや!」

「くだらない事やってないで授業するぞ、山田先生お願いします」

「はい!」




戦闘シーンの描写って難しい.....難しくない?書ける人尊敬するわ。後半面倒になって適当に書いてましたすんません。プロフに書いてある通り、適当にやっていきます。
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