神の鎧をオルタに突っ込む話   作:レベルアップ

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あらすじ
ソ連軍と共闘した主人公


なぜこの世界に来たのかの説明

凄まじい爆発音が後ろでドカドカ鳴る。俺はとりあえずマントを伸ばしに伸ばしてドーム状にし先程から共闘(?)していた人達を覆って吹き飛んだ岩やBEATの肉片を防ぐ。バラバラとマントに色々と当たる音が聞こえる。

 

「……………………………………!!」

 

「¥€%÷=々〆^|○*♪☆」

 

「1234567891011!?!?」

 

……何を言ってるのかわからない?俺の近くに来てからロボットのパイロット達が何か俺に言ってるようだけど何言ってるのか分からん。俺は英語、じゃなくてロシア語?……いやこの世界じゃソ連語?………何語だろう?外国の言葉は分かりません。一応この人達が何を考えているかは頭の中を探る、探ると考えていたらそのお陰で何をしたいのかや何をして欲しいのかが何となくイメージで分かったけど。

外が少し静かになってきたのでマントを畳んで行き自分の中に収納していく。周りを見ると、うわぁ、山のようにいたべーたーが吹き飛んでいるよ。大半が吹き飛んで残っているのは割と後少しくらいのようだ。周囲から血と肉が焼けた臭いが鼻につき色々と吐きそうなのを堪えて周りを見渡すとまだ生き残っているべーたー達が目についたので腰に刺した刀を握る。しかし、べーたー達が回れ右をしてさっきとは逆の方向に向かって移動し始めた。どうやら逃げるらしい、向こう側からロボット達が追撃を初め始めた。まあ後はあの人達がなんとかするだろう。それはそうと白銀君を回収しないと、俺は地面から浮かび上がり白銀君のいる場所に飛んでいき白銀君の目の前に降りた。白銀君がうずくまって耳を押さえてる。

 

「怪我はない?一応シールド貼ってみたんだけど……大丈夫だった?」

 

「えっ野上、か……ああ……何とかというか……その……耳が…キーンってするんだけど……。」

 

ヤバい音とかあんまり考えてなかった。どうしよ!!ホイミとか使えるかな、いやベホマの方がいいかな!というか使えるの!?とりあえず考えて無いで白銀君の上に手を添えて、ベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマベホマ!!!!

 

「あれ?なんか調子良くなってきたな……ってなんか体の調子がどんどん良くなってきてる感じがするな」

 

よーし効いたみたいだ!!よしとガッツポーズをして白銀君を拾い上げ手に乗せる。

 

「おい、野上。お前、何をする気……」

 

「横浜に行きたいって言ってたから連れて行ってあげる」

 

「はい?えっちょっとおまっ……」

 

無限の彼方に向かって……さあ!!行くぞー!!白銀君の絶叫と共に俺は某おもちゃの話に出るキャラの宇宙飛行士の台詞を心の中で言いながらとりあえず飛び立つのだった。

 

 

ソ連軍モニタールームサイド

 

モニターにBEATが退却を始めたのが映され、それを見た、退避させたがひっそりと戻ってきた数人のオペレーターたちが歓声を上げる。

 

「司令、やりました。イワノフ大尉とその部隊そして、あの未確認機のお陰で我々の勝利です」

 

副司令が喜びの声を上げる。それを聞きながら司令も同じく内心では喜んでいたがひとまずそれを心の片隅に押し込め指示を出した。

 

「馬鹿者、まだ数はかなり減ったとはいえまだBETAの生き残りはまだいるぞ、残りの戦術機部隊に追撃を命じろ、今までのお礼をしてやれと伝えてやれ」

 

「「「「「了解っ!!」」」」」

 

オペレーター達が各部隊に指示を出す。これからやる事は山程あるが何とか乗り切れた。司令は自分の席に背を倒し一息つき目の前に置いてあるG弾のスイッチを見、そして再びロックをかけ収納する。正直な話このボタンを押さなくてよかったと思っているとイワノフ大尉から通信がきたので再びモニターに意識を向けた。

 

「大尉どうした、何か問題があったのか?」

 

『司令、未確認機が飛び立った。一度、着陸し何かを拾って6時の方向に飛び立ったぞ。追跡をしたいが残念ながらこちらも消耗が激しい。指示を請う』

 

「…なんだと!?確認を急げ!!」

 

「はい確認します。未確認機凄い速さです。速度、マッハ5、マッハ10…マッハ20で飛行しています、あ、未確認機停止しました…えっ、消えた?未確認機突然消滅しました。」

 

「消滅しただと、何処に消えた?」

 

司令がオペレーターに聞く。

 

「分かりません、突然停止し、突然消えたとしか…どうします、消えたのは我々の領土内ですが、こちらから捜索隊を出しますか?」

 

ふむと司令が顎に手を当てて少し考える。そして、しばらくして口を開いた。

 

「いや、こちらもこちらで手一杯だ。別の部隊に捜索させろ、連絡は…そうだなBETAの追撃戦が終わってからな」

 

「よろしいのですか?後、あの残ったBETAの規模でしたら追撃と撃破に数時間かかりますよあの未確認機を逃したと上がうるさく言ってくるのでは」

 

副司令が聞いてくる。確かに早く連絡していればあの未確認機を鹵獲出来たと責められるだろう。まあ、発見出来るかや鹵獲を出来るかは別の話だが。

 

「…仮にあの未確認機が鹵獲されたら中の衛士はどうなると思う?たった単機で数万規模のBETAを相手に圧倒するほどの力を持った戦術機を我が祖国が手に入れればG弾に変わる兵器として利用するだろう。」

 

自分は第5計画を支持しておりG弾の仕様はやむ終えないと考えてもいる。何せたった1回使用するだけで数万のBETAを一掃できる環境への悪影響を無視すれば強力な兵器だ。だが、祖国の大半はG弾は不要だと思っており第5計画に反対している上層部はあの未確認機を手に入れれば高らかにG弾は不要だと宣言ができるだろう。そしてハイヴ攻略に繋がると踏み第5計画は最終的に頓挫。もしアレを量産に成功し戦争をソ連が収束に導けばソ連が世界の頂点に立てるだろうなと考える。

 

「あの戦術機が鹵獲されその機体の秘密を知っているだろうあの機体の衛士の扱いはどうなると思う。下手をすれば一生牢の中か、薬漬けにされいいように使われるそのような可能性が否定できるか?」

 

「それは…まあ確かに否定は出来ませんね。成程つまり司令は、わざと…」

 

「それ以上は言うな、まあ、しかしこの危機を救ってくれたのだ感謝せねばならない。我々だけではない、我々の背後にある何万という命を守ってくれたのだからな」

 

副司令を制し、立ち上がる司令は静かに敬礼をしたのだった。

 

ソ連軍モニタールームサイドアウト

 

 

 

 

空をかけるのは気持ちいいなーとどんどん速度を上げていると白銀君が何か叫んでいるのが聞こえる。どうしたのと思い停止する。

 

「どうしたの?ひょっとしてトイレ?」

 

「違うわ!!ちょっと降ろせ、色々と説明が必要だろ!!」

 

白銀君が叫ぶ。取り敢えず降りる辺りは一応先ほどの殺風景な大地と比べ多少はマシだ。と言っても人影はないけど。白銀君を降ろして俺は鎧を外すと白銀君が寄ってくる地味に迫力があったので後ろに思わず下がる。

 

「えっと、どうしたの?」

 

「どうしたの?じゃねえよ本当お前何者だよ、BETAの群れをたった1機で殲滅するとか普通じゃねえよ!第一、明らかにこの世界には絶対に存在しなそうな武装をいくつも持っているなんて普通じゃねえよ!!」

 

白銀君が色々言ってくる。結構興奮している、怒っているというより、割と歓喜してる感じだ。

 

「……そんなに凄いの?あのべーたーを沢山倒したのって?」

 

「いや、普通に凄いって!本来あの規模だったら戦術機やら戦車やら戦艦やら色々な人材も含めてなんて山のように必要だぞ、それでやっとこさ戦っていたんだぞ。たった1機で戦って慌て圧倒するなんて…本当に凄ぇよ」

 

白銀君がそういうならそうなんだろうなと考える。実際、彼前の世界で経験していたらしいからアレとの戦いは俺より良く知っているんだろうし。でも圧倒か〜俺的には割と数面倒臭かったけどね、別に負けはしないとは思うけど俺は次第に嫌になりそうだあんなにワラワラ来られると。

 

「と、いうか説明しろ今すぐ。多分その彫像が何かしらの関係があるんだろ?」

 

白銀君が自分が抱えている彫像を指差す。OK説明ね、話すところでべーたーがやってきて中断されたからね。まあ、こんな場所でいいなら説明してあげようと考え白銀を近くの岩に座らせこれまでの俺の経緯を説明し始めた。

 

〜説明中〜(知りたい人は最初の話を読もう)

 

「と、まあこんな感じ。解かった?」

 

簡潔に自分がこの世界に来た経緯を説明し白銀君に解ったか聞くと何というか分かっているような分かっていないような顔だ。

 

「ああ〜ええと…そのへんな白い空間にいたと思ったら立派なお髭のお爺さんがソレをくれてこの世界に送ったって事でOK?」

 

「OK」

 

「マジかよ」

 

白銀君何とも言えない表情で頭を抱える。大丈夫かと聞くと大丈夫と答える。よかった。

 

「いや、そんな凄いの貰ってからこんな世界に来たとか…俺、初めてこの世界に来た時そんなの貰ってねえよ、畜生」

 

白銀君がぶつくさと言う。まあ、言いたい事は分かる白銀君はお爺さんみたいな人には会わずにこの世界に来たみたいだしね。こんなチートなもの貰ってこんな世界に来た俺にまあ、色々言いたいことあるんだろうな…別に俺の意志でこの世界に来たわけじゃないんですけど。

 

「あの、白銀君。一応言っとくけど…」

 

「ああ、分かってる…別にお前は悪くねえよ普通に不平等だとは思うけどな…」

 

ハハッとなんか乾いた笑いを浮かべる白銀君。そして俺の近くに置いてある彫像を興味深そうに見る。

 

「しかし、それを被るだけであの姿になれて、BETAを圧倒できるなんて凄いな……なあ、もしかしてそれを被れば俺も!!」

 

「被る?」

 

「いいのかよ!?じゃあちょっとだけ…」

 

おお、やはり男の子だね。やっぱり変身には憧れるとは。そう思い白銀君に彫像を渡す。白銀君が恭しく彫像を受け取り恐る恐る被る……が、全く反応がない、やっぱり原作通り最初に被った人しかZになれないんだなと思う。白銀君がアレっ?としていたのでその事を説明するとガッカリした感じで返してくる。

ごめんね最初から説明すれば良かった。

 

「まあ、その。なれなかったのは残念だったけど。本当に凄かったよお前がBETAを殲滅してるのは、ハッキリ言って結構爽快だったよ」

 

白銀君が言ってくるのでそれはよかったと思う。俺もこの鎧の力を多少は実感出来たし白銀君もスッキリしたのでよかったなと思う。後は、取り敢えず白銀君を横浜まで送って。その後は……。

 

「なあ、野上話しがあるんだが」

 

「何、お腹空いたの?そうだねお腹ぺこぺこで」

 

「いや、ご飯の話じゃねえから」

 

白銀君にツッコミを入れられる。白銀君、かなり真面目な表情なので思わずシャキッとと体を整える。

 

「野上、お前にも…一緒にBETAと戦ってほしい。俺と一緒に横浜基地に来てくれないか?」

 

「…………………うん?一緒に戦って?」

 

白銀君が言葉を続ける。曰く、俺のZの力が有ればべーたーとの戦いが必ず人類の力になり、それと横浜にいる先生がやっているオルタネイティヴ4と合わされば必ず今度こそ人類は負けないからとの事。そうそう、オルタなんちゃらじゃなくて、オルタネイティヴ4だ。うんうんと頷いていると白銀君が話のキモを話そうとしていたので真面目に聞く体勢にする。

 

「だから、頼む野上!!お前のZの力が必要なんだ!!」

 

白銀君が頭を下げる。そんな白銀君を見て俺は…。

 

「ごめんなさい、無理です」

 

こう答えたのだった。




主人公が使った技
ベホマ
ドラクエの回復呪文です。正確にいえばこの小説ではエネルギーを武ちゃんに送っていただけですのでベホマっぽい何かを使っていただけです。
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