中二病でも青春がしたい!   作:アッシュクフォルダー

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第十二話 みんなで楽しむには

ゲーム大会で、あるトラブルの匂いがする…

 

(おい、今、ぶつけただろ?

汚いぞ!スポーツマンシップに反するだろ!)

 

(あいつら、対戦中に体をぶつけたんだよ!

反則じゃねーのか!?)

 

(いやいや、証拠あるの?)

 

(んだと…!?)

 

どうやら、向こうの対戦で、揉めている様だ。

 

だが、不正行為があったとしても、

どっちが正しいのか、わからない…!

 

店長さんが防犯カメラで確認したところ、

確認が出来ない様だ…

 

(何で、俺らの負けになるんだ!?)

 

(納得しねー…!)

 

本当に不正があったどうか、わからないが…

次は、決勝、青柳冬弥と東雲彰人のチームだ。

 

気を付けておこうと、冬弥も彰人も、

そう思った。

 

(さて、白熱のパズルゲーム対決も、最終決戦になりました~!)

 

動画や写真を撮っている人が多い中での、

最終決戦だった…!

 

だからこそ、何も起きなければいいのだが…

 

(では、両チームの代表者は、準備をお願いします!)

 

(俺の相手は、コイツか、

初心者が相手で良かったぜ)

 

「…好き放題言いやがって…」

 

と、彰人が闘志を燃やす。

 

「大丈夫だ。落ち着けば問題ない」

 

「あぁ、わかってる」

 

(それでは、対戦スタート!)

 

と、司会の合図の元、パズルゲームを開始した。

 

相手のチームも、それなりの実力者だった。

本当に不正を働いたとは思えない位の、腕前だった。

 

そのせいか、彰人が苦戦を強いられていた。

だが…彰人が巻き返した!

 

「さっきより、上手になっている。

彰人は、すぐに上手になりそうだな」

 

「…それはねぇな。単なる運だ」

 

(チッ…いい気になるなよ!

だが、これで終わりだ!)

 

「な…!?」

 

逆転の逆転だった。

 

「ここで、巻き返しが無かったら!」

 

「出来るか!ダメだ…間に合わねぇ!」

 

相手チームの先制だった!

 

彰人も、非常に健闘していた。

 

「すまねぇ、冬弥」

 

「いや、彰人も頑張ったし、健闘した。

ありがとう。後は俺が何とかする」

 

(あぶねぇな、ヒヤッとしたよ~)

 

(だが、問題は次の野郎だ)

 

青柳冬弥の出番だった。

 

「冬弥、気を付けろよ」

 

「あぁ、わかっている」

 

(それでは、いよいよ!クライマックス!

勝者を決める、二戦目になります!

泣いても笑っても、最期の対決!

レディ…ファイト!)

 

冬弥は、パズルを次々と消していく。迷い無く。

 

調子が良いが、このまま、何事も無ければ、

冬弥が勝つが…だが、問題は…

 

やはり、動き出した。

 

そして、不正を働いた。

 

「テメェっ!」

 

(ご、ごめん!つい、熱中しすぎて…)

 

「彰人、大丈夫だ。もう終わる」

 

「え?終わるって…」

 

不正を受けても、冬弥は、勝つのだった。

 

勝者は、紛れもなく、冬弥と彰人のチームだった!

 

だが…相手チームの、

不正を働いた事が、バレてしまい…

 

(君達、ちょっといいかな?

さすがに、今の行動は…)

 

(ちょっと、待ってくださいよ!

わざとじゃないですから!)

 

(そうですよ!結局、負けっちゃったし、

勝つなら、派手に邪魔していますって!)

 

(そういう問題じゃなくてね…!)

 

「いや、俺は勝ったし、大丈夫です。

そのまま、大会を続行させてください」

 

「冬弥!?」

 

(いいのかい?)

 

「はい。せっかくの大会を、

台無しにする訳には、いきませんから。

だが、次は無いと思って欲しい」

 

(被害者がああ言うなら良いけど…

疑うような真似だけは、しないで欲しい)

 

(わかりました)

 

その後、最終種目へと向かった。

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