寧々とえむのチーム、
冬弥と彰人のチーム。
そして、もう一つの煙幕を投げた、
チームの片割れと…
残っているのは、5人だけ。
すると、煙幕を投げたチームの、プレイヤーが、
キノコを使った!
「みんな!離れて!」
だが、何故かおかしい…
「あ、あれ?何で?
あたし、撃たれていないのに、
死んじゃったことになっている!」
えむもだが、彰人もだった。
「何!?オ、オレもだ!どうなってやがる!」
「えむと東雲くんは、間に合わなかったみたい。
特定の条件で、あのキノコを使うと、
近くにいる、プレイヤーが強制的に戦闘不能になる、
バグ技があるんだ。
つい、最近見つかって、今、修正対応中だから、
意図的な使用は、禁止行為にするって、
アナウンスがあったのに…」
「バグ技というのは、本来のプレイでは、
使用が禁止されているのか?」
「本当に、勝つためなら、何でもありって感じだな。
アイツ等」
「…わざとやった癖に、アイツ等」
と、寧々がキノコを使ったプレイヤーに対して、
怒りを露にした。
「俺もさすがに、見過ごす訳にはいかない。
草薙、提案があるが」
「考えていることは一緒みたい」
「あぁ、共闘しよう」
(どうやら、面倒なのが残ったみたいだな…
あの技を知っていたか…もういい!)
キノコを使った、プレイヤーは、
自棄になっているようだ…
(負ける訳には、いかねーんだよ!)
と、再び煙幕を投げる!
だが、すぐに、煙幕は消える…
「何!?またバグ技!?コイツ、バグ技、
いくつ、知っているの!?」
冬弥が、煙幕を投げたプレイヤーに対して、
鍋の蓋と、鍋本体を、投げつけた!
だが、煙幕を投げた、プレイヤーは、
再び、煙幕を投げた!
(青柳くんは、わたしを助けた。
だから、今度は、わたしの番!)
「青柳くん!アイツは、今どこ!」
「草薙!ここだ!俺と接近戦を繰り広げている!」
「なら、頭は、そこっ!」
(うわっ!この俺が、こんなやられ方とは…!)
「やったな。草薙、見事な一撃だった」
「うん。これで、全滅かな…」
「短い共闘だったが、楽しかった。
それに、草薙の強さも、実感できた。
だから…ここからは、手加減はしない」
「わたしも、負けない」
勝利の女神は、寧々と冬弥、どっちに微笑む!?
「頑張れー!寧々ちゃーん!」
「寧々には、わらわたちがいるぞ!」
「冬弥、勝ってこい!」
(わたしの手に、チケットがかかっている。
えむと夢葉と一緒に、ショーを観に行くんだ。
その為に、ここまで、来たんだから!)
「いくよ!青柳くん!」
そして…終わった。
何だかんだと言って、すごくいい、大会だった。
と、寧々は感じていた。
だが、
「不正を働いてまで、景品が欲しいとは…」
「それに、一人でもズルをしたら、
みんなが悲しくなっちゃう!」
「皆が楽しくなくなるぞ!」
そして、冬弥は
「最後のゲームは楽しかった。
草薙との一騎打ちもだが、その前の、貴方達と、
戦っていたこともだ」
「自分で勝った方が、最高に面白いでしょ?」
「うんっ!」
「うん…」
と、えむと夢葉が頷く。
店長と、その不正を働いていたチームは和解した。
いつでも、大歓迎だと。
そして、その不正を働いたチームは、
反省の言葉を述べて、ゲームの楽しさを忘れていたのに、
気が付くのであった。
不正を働いたチームは、どういう訳か、泣いていた。
結局のところ、優勝は、ピコピコわんだほい。
つまり、寧々とえむと夢葉の三人のチームが優勝した!
「ありがとうございます」
「えへへ、よかった~!すごいよ!
寧々ちゃん!夢葉ちゃん!」
「これで、ショーが観れられるね…
そ、その…わらわは、私は嬉しい!」
「楽しかった」
「わ、私も!」
「やったね!寧々ちゃん!夢葉ちゃん!」
こうして、三人は、優勝賞品の、ショーのチケットを貰えた。
そして、彰人と冬弥は、三人に対して、祝福の言葉述べるのだった。