中二病でも青春がしたい!   作:アッシュクフォルダー

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第十九話 夢葉の友情

富樫夢葉は二代目・邪王真眼の使い手で、

宮益坂女子学園の高等部の一年生である。

 

(初代・邪王真眼)と(ダークフレイムマスター)から受け継いだ、

魔力を受け継ぐ存在として、日々を送っている。

 

今日は夢葉が友達に会う日である。

 

夢葉は、この前出会った、兄の勇太のことを話した。

 

「夢葉ちゃんにお兄ちゃんとお姉ちゃんがいるんだね!

あたしは、お兄ちゃんが二人いて、お姉ちゃんがいるんだ!」

 

と、えむが言う。

 

「わらわの兄上は、偉大な魔導士だったぞ!」

 

「夢葉ちゃんのお兄さんって、そんなに凄い人なの?」

 

「わらわの兄上は魔力を自在に操れるぞ!」

 

「そんな訳無いでしょう」

 

と、寧々がツッコむ。

 

「夢葉のお兄ちゃんはスゲーな!」

 

と、よつばが関心を持った。

 

「わらわの兄上は、かつて戦場を駆け巡った、偉大な魔導士!

そして…その…炎の使い手!ダークフレイムマスターだぞ!」

 

「夢葉ちゃんのお兄さんは、炎をボォーッって、操れるの?」

 

「えむ。違うから」

 

「人は炎を操れるのか?」

 

と、陽菜まで関心を持った。

 

「ふっふっふっ…わらわは兄上から受け継いだ、

この魔力で、他者を操れるぞ!」

 

「じっさいに、よつば!あやつられた!」

 

「そんな訳無いでしょう?だいたい、炎を出したり、

人を操ったりとか、魔法とか、フィクションでしかないからね」

 

「えっ?そうなの?寧々ちゃん!」

 

「今まで知らなかったの…」

 

夢葉が魔導書を取り出した。

 

「ほえ?これは?」

 

「兄上から受け継ぐ、魔導書…グリモワールだ!」

 

夢葉は兄の勇太から受け継いだ、グリモワールを取り出して、

えむと寧々、よつばと陽菜に見せるのだった。

 

「すごい!夢葉ちゃんのお兄ちゃんって、

こんなに、凄い力が使えるの!?」

 

「中二病満開の設定じゃん…」

 

「中二病って、言わないでよ…魔術はあるんだから!」

 

「そうだよ!夢葉ちゃん、不思議な力が使えるんだよ!

実際に、マジックを披露したから!」

 

「う、うん…」

 

寧々は困惑するのだった。

 

「夢葉はなーマジックが得意でなー手品師でもあるんだー」

 

「そうだったのか」

 

夢葉は手品やマジックを嗜んでおり、これを魔法と言い切っているらしい。

 

「夢葉ちゃんは、フクロウが飼いたいって言っていたね?」

 

「そうだけど…あっ、猫でもいいと思うな~」

 

(素も根も優しい子って、やっぱり、夢葉って、

そう言う部分も含めて、純粋無垢だなって、感じる)

 

と、寧々は思った。

 

「寧々ちゃんは、ハリネズミかな?」

 

「よく言われる。星乃さんと、どうぶつ占いの診断した時に、

ハリネズミって、よくそうなっていたな…」

 

「よつばはトンボだ!」

 

「陽菜ちゃんは?」

 

「わ、私?そうだな…動物…私を動物に例えるとか…

モンシロチョウ?」

 

「蝶々?まぁ…いっか」

 

と、女子トークのネタは、絶えなかった。

 

 

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