草薙寧々は、舞台女優を目指していた。
その演技の練習に、富樫夢葉と小岩井よつば、花海陽菜と…
馴染みの友人たちを相手に、演技の練習をするのだった。
「えむがいないぞ?」
「えむは、別件で今回は来ないみたい。
運営の勉強をしていて…」
「そっかー」
「だが、具体的に何をすればいい?」
と、陽菜が言いだす。
「そうだね…台本があるから、役になり切って欲しいけど…」
と、寧々が台本を用意していた。
「これが台本かー」
と、よつばが興味津々に読んでいた。
演技の内容に合わせて、台本を読みながら、練習をする様だ。
そして、夢葉、よつば、陽菜は、寧々、えむの5人は、
森ノ宮歌劇団という場所にやって来た。
なお、夢葉、よつば、陽菜は付いてきただけである。
「すげー!」
「異世界の宮殿だな…!」
「こういう風な建物は、あまり見なれないが…」
「すっごく、キレイな劇場だね~!」
「司と類は、別行動になっているし…」
「そっかー」
「うん」
「寧々ちゃん。ピリピリピシーンってしているけど、大丈夫?」
「うん。結構、緊張しているかな…
森ノ宮は役者や俳優になりたい!
って思う人たちの集まりだからね。
憧れの場所なんだ」
寧々は演技女優を目指している様だ。
「多くの人々の魂を奪い取る洗練された演技力!」
「?」
と、夢葉の発言に陽菜は疑問符を頭に浮かべた。
「えっと…洗練されたショーで、多くの人々を魅了するってことかな?」
と、えむが言いだす。
「う、うん!」
「そうなのか?」
「うん!夢葉ちゃんは、そう言っていると思うよ!」
後、森ノ宮はミュージカル界の頂点の一つだって、言われているよ!」
「そうだったのか」
と、陽菜は理解した表情をする。
「後は…稽古は非常にハードだって言われているし」
「私には想像できないな…」
すると、5人の前に、ある人物が声を掛ける。
「失礼します。草薙寧々さんと鳳えむさんですね?」
「この人は…?」
「だれだ?」
「あ、はい!草薙寧々です!」
「鳳えむです!」
「初めまして。案内役を務める者です。
それでは、みなさんには、ここの説明を受けて貰います」
「はいっ!よろしくお願いします!」
「どうぞ、みなさん。こちらへ」
と、案内役に5人は案内された。
そして…
「レッスンルーム、初めて見たぞ!」
「あたし、運営の勉強!いっぱいしたいな!」
「友の為なら、どこまでも…助けたい!支えたい!」
と、夢葉はえむにそう言いだした。
「うんっ!夢葉ちゃん!ありがとう!」
「あ、ありがとう…わ、わらわ…私の方こそ…!」
運営については、えむの兄からの要望もあってか、
それに沿った勉強をする様だ。
5人の森ノ宮歌劇団の見学は始まったばかりだ。