「時間割があるみたい」
「おーう!キレイ!」
「みんな。頑張ろうね」
「皆さん!」
「?」
(この人…凄く姿勢が良いな…!)
「ウットリするな…」
「よつば!」
と、寧々がよつばの背中を叩く。
「あっ、ごめんなさい!」
「レッスン前に失礼。新しい学友たちの挨拶をかわしたくてね。
私は白虎町。このクラスの級長だ」
「級長…学級委員長みたいだな!」
「そうみたい」
「あぁ。その認識で問題ないよ」
どうやら、白虎町さんの評価は非常に高い様だ。
「そんな人と話せるなんて、光栄です」
「よつばもだ!有名人だぞ!」
「よつばちゃん!」
と、夢葉がよつばの背中を叩いた。
「まぁ、同い年だし、タメ口でもいいよ?」
「わかった」
「でも、そういう風に思われると照れるな。
ともかく、級長として、同じクラスとして、
4人をサポートしたいと思っているよ。
今日のレッスンが終わったら、レクリエーションルームや、
更衣室の案内をしよう」
「あ…ありがとうございます。助かります」
「いや、級長して当然のことだよ、
あっ、そろそろ、レッスンに行かないとな…!」
「レッスンの時間か…」
「みんなに伝えておくよ」
「えっ?」
「ここでは、何だろうが、この学園の生徒として扱われる。
そして、同時に、自分の意思で行動できるかを求められる。
厳しいと思うが、気を抜かずに頑張って欲しい」
4人は理解した。
4人…陽菜、よつば、夢葉は、
30日間、三日月組からの猛特訓に、
どうにか耐えて、ある程度体力と能力を付けたが、
役者やステージ経験のある、寧々も限界に感じていた。
よつば以外は体力の限界が近づきかねなかった。
だが、それでも必死に耐えるのだった。
これも友のためにと思って、必死で耐えるのだった。
よつばも、少しふらつきつつあったが、耐えた。
4人は休憩をしていた。
そして、白虎町級長のバレエ姿を観て、
4人はウットリの連続だった。
その踊り姿に、白虎町級長の言及が絶えなかった。
「そこまで、凄いのか?」
「うん!白虎町さんは、世界を狙える人材だよ!」
「そうだったのか…」
と、陽菜は感心する。
4人は歌唱のレッスンを受けていた。
寧々の得意分野の為、積極的に歌っていた!
寧々以外の三人も、特訓の成果を見せるのだった!
(三人共、歌声が非常に上達している!
想像以上に上手になっている!)
と、寧々は感じた。
次の時間。オーディションがあるようだが…!
「今回のオーディションは、草薙さん、富樫さん、
小岩井さん、花海さんも参加してもらいます」
「えっ?」
「?」
「え?」
一番驚いたのは、寧々だった。
だが、個別にオーディションの説明をする様だ。
定期公演で三カ月に一度の内部公演の様だが…?
草薙さんの声楽の事。
富樫さんと、小岩井さんと、花海さんの根気が、
認められた様だ。