中二病でも青春がしたい!   作:アッシュクフォルダー

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第二十八話 穂波先生の料理教室

ある日、陽菜がこんなことを言いだす。

 

「私はカレーを作りたい」

 

「わ、私も作りたい!」

 

「陽菜ちゃん!夢葉ちゃん!きっと、美味しいカレーが作れるよ!

あっ、あたしの家でやらない?

料理の先生を呼ぶから!」

 

「それは、心強い相手!」

 

「料理の先生…?誰なんだ?」

 

その後、陽菜、夢葉、よつばが、鳳家のキッチンで待っていた。

 

「料理の先生って、誰なんだろう…?」

 

「えむ曰く、よく知っている方とは言っているが…」

 

「わからん!」

 

「あれっ?寧々は?」

 

「寧々は、今日は忙しいだってな!」

 

「そっか…寂しい…」

 

と、そうこうしている内に…

 

「おーい!料理の先生を連れてきたよー!」

 

「あ、その…よろしくお願いします…」

 

料理の先生とは、望月穂波のことだった。

 

「穂波。料理が出来るのか?」

 

「一通りは…はい…」

 

「じゃあ、カレーを作るんだな!」

 

「まぁ、そういう事になっていますね…」

 

「じゃあ、作ろう!」

 

と、陽菜がやたら目ったら、張り切っていた。

 

役決めをした。穂波が書いたメモ用紙、

レトルトカレーとカレールーを間違えないようにと、

注意書きが書かれていた。

 

陽菜と夢葉とよつばとで、スーパーや商店街で買い物をする様だ。

 

「商店街で、ジャガイモ、ニンジン、タマネギ…牛肉と豚肉のミックスと…」

 

「早く食べたいな…」

 

「よーし!そのために商店街のレッツゴー!」

 

「おーっ!」

 

と、夢葉と陽菜が言いだす。

 

「三人共、大丈夫かな…?」

 

「陽菜ちゃん!夢葉ちゃん!よつばちゃん!フレー!フレー!フレー!」

 

 

その後、商店街で、買い揃えた後…

 

「カレールーだな…」

 

「横長のパッケージがカレールーだぞ!」

 

「よし、確かにそう書かれてある」

 

無事にカレールーを買った。

 

鳳家の、キッチンにて…

 

「カレールー、ちゃんと買えたね!わんだほーい!」

 

「あぁ、この前と同じことは繰り返さなかった…」

 

「よーし!じゃあ、穂波先生!よろしくお願いしますっ!」

 

と、よつばが穂波に言いだす。

 

「カレーを作るのは、初めてだけど…

腕によりをかけて、頑張るね」

 

と、夢葉と陽菜が野菜を切ることになった。

 

「堕天使の涙が流れる…」

 

「ここまで、目が染みるとは…」

 

にんじんはよつばが切るが、

じゃがいもの芽を取り除くのに、かなり時間を費やした。

 

「三人共、ありがとう。じゃあ次は…」

 

豚肉と牛肉を、夢葉が炒めていた…

夢葉自身は、火の加減を穂波から言われつつ、

調整していった。

 

「業火の炎…」

 

「夢葉ちゃん…表現が独特…」

 

鍋でカレーを5人分作り、アクを取ったり、

盛り付ける量を考えて…完成させた。

 

「出来たー!」

 

「わんだほーいだね!」

 

その後、いただきますをした。

 

「なるほど、これが、カレーなんだな…

レトルトもだが、これも良い…美味しい…!」

 

と、陽菜が瞳をキラキラとさせながら、食べていた。

 

「何と心を奪う味…!これが、カレー!」

 

「みんな、そんな…大袈裟だよ…」

 

「でも、わんだほーい!だよ!」

 

「そうだな!」

 

「そうかな…?」

 

と、穂波は思っていた。

 

 

 

 

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